海外就職・勤務するなら|タイプ別・エリア別おすすめ転職エージェント13選

海外で働きたいとお考えですね。

仕事の探し方も楽になってきており、海外で働き始める人は年々増えてきています。

しかしながら、いざ自分で調べてみると体験談や口コミの情報を見ると、

「雇用契約書をよく読んでおらず、懲罰規定や競業禁止規定をよく読んでいなかった」

「現地に先に引っ越しをしてから仕事を探したけれども見つからず、資金が底を尽きた」

「まわりに日本人がいないので、誰にも相談できずに軽いうつ病になりかけた」

など思っている以上に、失敗事例が多いことに気づくでしょう。

 

こちらに挙げた内容はすべて実例であり、誰もが起こり得ることです。

しかしながら、海外移住された人で上手くいっている人の話を聞くと

「毎日が楽しい、家族との時間が増えた、プライベートが充実している!」

「環境が変わると視野が広がっているのを実感する!」

とかなり意見が分かれています。

 

その上手くいっている人の共通点は、海外で就職する前に十分な情報収集と準備をしているということです。

その情報収集をするためには、インターネット上の情報だけでは不十分だということです。もちろん人によっては、問題ないかもしれませんが現地に移住してから問題があったのでは遅いのです。

海外に移り住み、仕事をするということはたくさんの経験や人生観を変えてくれることでしょう。

  • 憧れの国の現地の人と普通の会話ができる
  • 数日、数週間旅行したぐらいでは分からないほど、その国、現地のことを知るようになる、そして日本を客観視できるようになる
  • 日本で働くという以外の選択肢ができたという柔軟な考え方と価値観の広がり
  • これからの人生のキャリアの広がりを感じる
  • 何より人間として成長できているという実感、話で聞いていた以上。

その他にもたくさんの経験をもたらしてくれます。

海外の転職で成功させるためには、正しい情報収集と十分な準備をするとお伝えしましたが、そのためには海外転職の専門家である転職エージェントの活用をおすすめしています。

求人サイトでも大丈夫じゃないの?本当に必要と考える人もいると思っている人もいるかもしれませんが、求人ということ以外にも住居や最低限の法律など知っておくべきポイントを教えてくれる転職エージェントに一度、相談してみることを推奨しています。

そうすると、自分で調べていた時に知り得なかった知識や失敗事例への対策が見つかるかもしれません。

※他のサイトで掲載されている海外転職でおすすめの転職エージェントの紹介に関して、単なるポータルサイトをあたかも転職エージェントかのような紹介をするページがいくつか散見されます。詳しく調査していないで、紹介されているページがありますので注意しましょう。

こちらでは、現役の転職エージェント、キャリアコンサルタントの経験から、海外に行きたいと考えている方それぞれの状況に合った転職エージェントをご紹介します。

こちらを読めば自分が活用すべき転職エージェントが分かり、注意すべきポイントが明確になるでしょう。そうすれば憧れであった海外での就職に一歩近づくことでしょう。

 

1.自分のタイプ別で丸分かり!おすすめエージェント13

自分のタイプ別に海外で転職活動をすべきポイントを押さえておきましょう。

語学力のありなしの基準について、ビジネスレベルであるかどうかで検討してみてください。

例えば業務として以下のような内容ができれば、語学力は問題ないでしょう。

  • 現地の人と打ち合わせや会議に参加ができる
  • メールの読解や作成に辞書を必要としない。ただし契約書などの難解な文書は使用する

 

タイプ① 語学力あり、経験あり

「海外勤務を経験して、キャリアの幅を広げたい」

「海外赴任で実績を積んで、年収を上げたい」

JACリクルートメント

JAC リクルートメント』は、イギリス発祥の外資系転職エージェントで国内業界No.3に位置します。海外、グローバルポジションについては国内実績No.1です。

日系大手企業や外資の求人も豊富で、高年収の割合が高く、業界トップクラスです。ハイレイヤー転職者に絞っていて、現地法人の責任者など管理職クラスの求人を扱っています。

JACリクルートメントは、保有する案件の質と量はもちろんのこと、選考ノウハウとキャリアアドバイザーの質は非常に高いエージェントですので転職サポートの満足度が高いエージェントです。

得意のエリア:イギリス、シンガポール、マレーシア、インド、タイ、インドネシア、中国、韓国

 

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は求人件数、転職決定数など業界No1の転職エージェントです。

他のエージェントと比較しても圧倒的に多く500件近い求人を保有しています。日系グローバル企業の求人を多数扱っています。駐在員として採用される求人もあり、給与ベースは日本基準のまま、現地勤務できるメリットがあります。

海外勤務できる求人企業がズラリと並んでいます。しかしほとんどは非公開扱いとなっており、面談後に紹介となりますので、まずは情報収集からという方にもおすすめです。

得意のエリア:全世界対応可能

 

ロバートウォルターズ

ロバートウォルターズ』は、ロンドン発祥の世界28か国主要都市に展開する転職エージェントです。

外資系、日系グローバル企業を中心に求人を扱っています。ハイキャリアの求人を多数扱っています。

グローバル人材マーケットレポートを定期的に発行しており、相当量の調査データから転職動向に関するアドバイスをもらうことができます。

ネイティブレベルの求人を多く扱っているため、キャリアコンサルタントは全員バイリンガルです。ハイキャリア志向で、外資系ならではの面接に関する細かな助言指導をもらいたいという方にはおすすめです。

得意のエリア:全世界対応可能

 

タイプ② 語学力あり、経験なし

「帰国子女で語学力があるが、活かせる仕事じゃない。海外でチャレンジしてみたい!」

「もっと色々な人と交流したい!」

Spring転職エージェント

Spring転職エージェント』(アデコ株式会社)は、世界60か国に事業を展開する人材業界ではNo1に位置しています。

2018年オリコン顧客満足度で転職エージェント部門のNo.1を獲得しています。(※「利用のしやすさ」「担当者の対応」「紹介案件」「紹介案件の質」「交渉力」の評価からランキングされています。)

外資系企業の求人が多い理由に、グローバル企業が自国含む他の海外拠点も求人依頼を出すためです。そのため、非公開求人も多く扱っています。JACリクルートメントなどと比較して、ルート営業や現地社員のマネジメントなど比較的、技術専門性の低い求人も扱っています。

紹介できる求人数も多く、希望条件に近いため満足度が高いと評判です。多くの求人を見てから、決めていきたいという方にはおすすめです。

得意のエリア:全世界対応可能

 

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は求人件数、転職決定数など業界No1の転職エージェントです。

タイプ①経験あり、語学力ありの人向けにもご紹介しましたが、こちらの対応の人にもおすすめです。

業界最大手であり、求人件数も多く保有しています。『AGENT Report』と呼ばれるレポートで、採用企業ごとに業界分析、選考ポイント、入社事例などをまとめた資料を求人票とは別にもらうことができます。

求人紹介件数も他のエージェントと比較しても圧倒的に多いため、外資系と希望条件を伝えて活用することで、非常に心強いエージェントです。

得意のエリア:全世界対応可能

 

PASONA NA

PASONA NA』は、人材会社パソナグループが運営するエージェントです。ニューヨークに拠点を持ち、カナダ、アメリカ国内の求人を扱っています。

語学力が必要な求人が多く、バイリンガルの人を対象としているようです。正社員、派遣社員など幅広い求人を扱っています。

面接対策やビザ手続き、各種契約書に関するサポートを行っています。語学力を活かしたいが、どのような仕事があるのか分からない、海外転職の諸手続きに不安があるという方にはおすすめです。

得意のエリア:北米全域

 

タイプ③ 語学力なし、経験あり

「海外勤務できる企業に転職したい」

「グローバル時代の今に、海外での勤務経験をしておきたい。しかし語学力が不安だ」

JACリクルートメント

JAC リクルートメント』は、イギリス発祥の外資系転職エージェントで国内業界No.3に位置します。海外、グローバルポジションについては国内実績No.1です。

保有する案件の質と量はもちろんのこと、選考ノウハウとキャリアアドバイザーの質は非常に高いエージェントと言えます。外資系への転職を考えている方には、必須ともいえるエージェントです。

得意のエリア:イギリス、シンガポール、マレーシア、インド、タイ、インドネシア、中国、韓国

公式サイトで登録〔無料〕

 

GJJ海外就職デスク

GJJ海外転職デスクは、初めて海外転職をする人に向けた転職支援サイトです。カウンセングや海外転職を考えるときに知っておくべき情報を教えてくれる説明会などを運営しています。

また、世界各地で提携している現地のエージェントから求人を紹介してもらい、応募したい場合は仲介してもらうことができます。

語学力が無くても、語学力をつけることに抵抗のなければ採用してもらえるような求人も取り扱っています。

視察ツアーやセミナー(一部有料)を定期的に開催しています。他の説明会よりより具体的な情報を教えてくれますので評判は良いです。

まずは情報収集をしたいという方にはおすすめです。

 

RGF

RGF』は、国内人材最大手リクルートグループが運営するエージェントです。主にアジア圏を対象に求人を紹介してもらえます。

特筆すべきは、圧倒的な求人件数です。アジア圏だけで2,500件以上の求人を扱っています。高い語学力を求める求人も多いですが、語学力不問の求人も扱っており、職種はエンジニアやサービス、営業、管理など多岐に渡ります。

海外でのキャリアを考える上では、幅広い選択肢を提供してくれることでしょう。日系企業の求人も多いので、興味のある方は話だけでも聞いてみることをおすすめします。

得意のエリア:アジア圏全域

 

タイプ④語学力なし、経験なし

「もっと色々な人と交流してみたい!行きたい国は決まっているけれどもリスクは?」

「海外の生活を経験してみたい!でも仕事をどうしようか悩んでいる。」

「短期間の就職や留学も興味がある!」

 

GJJ海外就職デスク

GJJ海外就職デスク』は、海外転職支援サイトです。セミナーや説明会、カウンセリングを行い、提携している世界各国のエージェントの求人を紹介してくれます。

色々な国の事情や生活水準など、移住する時に必要な情報を教えてくれます。毎週末無料で開催しているため、予定を合わせて情報収集するのも良いでしょう。

行ってみると、海外での働き方のイメージを掴むことができ、海外転職に向けて一歩前に進めることができるでしょう。

 

2.エリア別のおすすめ転職エージェント

アジア(中国、タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナム、インドネシアなど)

アジア圏の就職希望する人が年々増加しています。それは親日企業が多いこと、日系企業が多く進出しており、現地採用の求人が増えてきていること、物価が安く比較的生活が安定しているなどの理由から希望者が増え続けています。

旅行目的地としても人気のアジア圏ですが、就職となると住む場所や生活圏内を充分に情報収集しておくようにしましょう。治安の良し悪しや交通の便など日本と比較にならないほど不便なエリアがありますので、自分で調べるよりエージェントの現地スタッフや担当者に確認しておくようにしましょう。

 

RGF

RGF』は、国内最大手のリクルートグループが運営するエージェントです。   アジア圏のエージェントとしてはNo1と言ってよいでしょう。

ハイキャリアの責任者クラスの求人やサービス業など現地ならではの仕事に就ける求人など幅広い求人を取り揃えています。

アジア圏で経験とキャリアを積みたいと考えている人には、まず相談しておくべきエージェントでしょう。

 

REERACOEN

REERACOEN』は、国内人材会社ネオキャリアが運営する東南アジア中心にサービスを提供するエージェントです。

東南アジア圏だけでも3000件近い求人を保有しています。アジア圏に強いRGFと比較すると営業、バックオフィス、日系企業事務など専門性の低く、チャレンジしやすい求人が並んでいます。

そのため人気のタイやマレーシアなどで働いてみたいという方にはおすすめです。

得意のエリア:タイ・インドネシア・マレーシア・シンガポール・上海・台湾・フィリピン・ベトナム

 

iconicJob

iconic Job』は、ベトナムを中心にアジア圏の転職支援を行っているエージェントです。他のエージェントと比較して求人件数が多くありませんが、ベトナムにオフィスを構えており、近隣諸国への情報を豊富に持っています。経済成長が著しいベトナムの勤務経験などキャリアに付加価値をつけたい人などおすすめです。

得意のエリア :ベトナム・シンガポール・インドネシア・マレーシア

 

北米(アメリカ、カナダ)

JACリクルートメント

JAC リクルートメント』は、イギリス発祥の外資系転職エージェントで国内業界No.3に位置します。海外、グローバルポジションについては国内実績No.1です。

外資系エージェントと比較して、拠点数は少ないですが、北米、南米など他のエリアの求人も扱っています。そのような求人は主に日系グローバル企業である場合が多く、現地配属の求人も窓口は国内で行われているため、応募、調整は可能です。

特徴として、ハイレイヤー転職者に絞っています。現地法人の責任者など管理職クラスの求人を扱っています。興味がある人は登録して、情報収集してみることをおすすめします。

公式サイトで登録〔無料〕

 

PANONA NA


PASONA NA』は国内大手人材会社パソナグループがカナダ、アメリカを中心にサービスを展開するエージェントです。

バイリンガルの人向けの求人が多く、語学力を必要とする求人が多い傾向にあります。アメリカ、カナダで働いていてみたいという方にはおすすめです。

 

QUICK USA

QUICK USA』は、マザーズ上場クイックの米国法人が運営するエージェントです。ロサンゼルス、ニューヨークに拠点を構えており、全米の州に取引先をもっています。

正社員、派遣社員の求人を扱っています。

求人件数もPASONA NAに劣らず保有していますが、やや語学力に不安がある方でも応募可能な求人がある傾向にあります。

 

オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)

鉱業、鉄鋼の資源業が主要産業となっていますが、金融、機械産業も強いです。求人は飲食、観光業のものが多いようです。

働くとなると就業ビザの取得が非常に難しいと言われており、既に現地で働いている人で既に持っているが対象とする求人が多いです。

したがって正社員などで探していく場合は、駐在人の求人を中心に探していくことが望ましいでしょう。

このエリアに強いエージェントがあまりなく、転職サイトも有益なものが見つかりませんでした、アジア圏の日経企業に強いdodaを活用することをおすすめしています。

 

dodaエージェントサービス

dodaエージェントサービス』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する業界No.2の総合転職エージェントです。

若年層、管理系のイメージがありましたが、実は、dodaはITに強いエージェントであるということです。おすすめしたい点はキャリアコンサルタントの質の高さです。良く転職者の希望するキャリアを理解して、マッチング率も高いと評判です。

 

欧州(イギリス、フランス、イタリア、オランダ、ドイツ、スペインなど)

EU加盟国を中心とする欧州エリアの求人は、現地での就業経験や留学経験を求める求人が多く、ハードルが高い傾向にあります。

関係諸国との調整が多いため、留学等で長期滞在をした経験があり土地特色の見聞を持っていると評価が高いです

JACリクルートメント

JAC リクルートメント』は、イギリス発祥の外資系転職エージェントで国内業界No.3に位置します。海外、グローバルポジションについては国内実績No.1です。

日系大手企業や外資の求人も豊富で、高年収の割合が高く、業界トップクラスです。

保有する案件の質と量はもちろんのこと、選考ノウハウとキャリアアドバイザーの質は非常に高いエージェントと言えます。外資系への転職を考えている方には、必須ともいえるエージェントです。

 

Spring転職エージェント

Spring転職エージェント』(アデコ株式会社)は、世界60か国に事業を展開する人材業界ではNo1に位置しています。

2018年オリコン顧客満足度で転職エージェント部門のNo.1を獲得しています。(※「利用のしやすさ」「担当者の対応」「紹介案件」「紹介案件の質」「交渉力」の評価からランキングされています。)

 

3.転職エージェントの効果的な活用法

提出書類について必ずアドバイスをもらう

応募書類や就労ビザの手続きなど就業前の各種書類に関して、必ずフォローしてもらうようにしましょう。ネット上だけの項目だけやっておけば良いと甘く考えてしまうと、提出書類に不備や抜け漏れがあったなんて話はよくある話です。

  • 提出書類
  • 内定後の就労ビザ手続き

まずはこの流れについて、エージェント各社から指導を受けることができますので、初めて海外就職をする方は、一から教えてもらうようにしましょう。レジュメの作りこみにおいては、ネット上の情報である程度は作成できると思います。しかし、いざやり始めると意外に時間がかかってしまいます。エージェント担当者にアドバイスを受けて完成させていくことが効率的です

エージェントを利用するメリットはこのような必要な情報を教えてくれることと、アドバイスを無料で受けることができるので、是非活用しましょう。

 

就業規定や雇用契約書のチェックポイントを必ず教えてもらう

就業規定や雇用契約書に関する事項を流し読みにすると、入社後のトラブルのもとになります。雇用契約書を締結せず、働かせて当初の条件とはかけ離れた仕事を余儀なくされるというケースもありますので、入社まで気を抜かずにチェックしておきましょう。

  • 雇用形態(正規雇用かどうか)
  • 給与(年収、月給に何か含まれているかを確認する)
  • 保険制度(日本と制度がかなり違う国が多いです)
  • 交通費の支給(定常の支給の有無、面接などの支給がある場合があります)試用期間(1年と設定している国も多く慣習が違います)
  • 有給日数・申請について(祝日の多い日本と違い、有給を取得して育児休業するなど各国異なります)
  • ペナルティ(欠勤など)
  • 副業規定、競業禁止規定(副業の禁止事項、退職後の同業界での転職制限など)

例を挙げるとこのような項目は、把握しておくようにしましょう。それぞれ細かな事項ですが、意外にトラブルのもとになります。

これらのポイントを事前に各国の慣習を確認しておき、日本の慣習との違いを知っておくと良いでしょう。

 

エージェントとはこまめな連絡を取る

海外転職を考えてから、決定まで3か月~半年程度かかることがあります。そのため、転職期間中は1か月に一度は必ず連絡を取るようにしましょう。

そうすると、メリットは二つあります。

①積極的に転職活動をしているとみられ、新着求人などを紹介してもらいやすくなる

②各国の情勢の変化など情報が入りやすくなる

エージェントを利用する人は、大体3社程度並行して活用しているため、今どこに国や職種に興味を持っているか、応募しているかなど現状を伝えておくと、その状況にマッチした求人を紹介してもらえる確率が上がりますので、よく連携しておくようにしましょう。

 

複数の転職エージェントに登録する・絞り込む

複数の転職エージェントを利用することのデメリットは、転職エージェントに登録し、直接あったり、電話で面談したりしなければならず、手間がかかりますが、それ以上に得られるメリットがあります。

複数のエージェントに登録する大きなメリットは下記の2点です。

  • 各会社の非公開求人の紹介を受けることで、網羅できる。
  • 自分にあったエージェント担当者に出会う確率が上がる。

その他にも細かな理由がありますが、上記が大きな理由です。

海外転職は情報収集が要になりますので、幅広くエージェントと面談してみて、自分に合った担当者を選ぶことが非常に重要です。

 

希望に合わない求人は明確に断る

エージェントに登録後、面談時に希望条件を伝えたとしても思い描いていた条件と違う求人を紹介されることがあります。

そのような場合には、曖昧にせずNGであればNGと伝えましょう。その理由を伝えておくと次回以降紹介させる求人がより希望に沿った求人を紹介してもらえます。

海外転職を始めた当初は、漠然としたイメージから希望条件を伝えていきますが、色々情報収集をしていくと、希望条件がより明確になったりますので、明確に伝えるようにしましょう。

 

4.海外転職で注意すべきポイント4つと対処法

生活水準を確認しておくこと

一般的に海外就職をする場合は以下の3つの種類に分けられます。

①駐在員

主に日系企業の現地の駐在員としての採用求人が多いです。給与体系などは日本国内とほぼ変わりありませんが、経験者採用が求人となるため専門性が高いです。

しかしながらサービス業や営業など現地の邦人企業向けの担当者であれば語学力を必要としない求人もあるため、狙い目の求人カテゴリです。

 

②現地採用

現地の物価、採用単価に則った給与体系となります。

よって東南アジア諸国の物価の安い企業に就職すると、現地での生活に困ることはあまりありませんが、生活費を差し引いた貯金の金額は、日本円に換算すると非常に少額です。貯金も考えたいというかたには、現地採用求人はおすすめしません。

あくまで現地での仕事の経験のために行くように考えるようにすると良いでしょう。

 

③異動、転勤

通常の日本国内の賃金規定に則った給与体系のため、賃金は高いです。加えて駐在手当なるものも支給される場合もあるため、物価の安いエリアに行くと贅沢な生活を送れるでしょう。

しかしながら、まずは国内での転職活動をしなければなりませんので中長期的に考える必要があるため、十分検討しておきましょう。

 

生活圏内の情報収集に抜け漏れのないようにする

  • 食慣習:宗教上の理由などにより、禁止されているものはあるか?
  • 宗教文化:服装や所作のマナーで気を付けるポイントは?
  • 気候、季節:季節風や台風など自然災害があるか
  • 医療機関:近くに病院があるか、保険適用されるか
  • 対日感情:親日どうか、関連ニュースはないか?
  • 生活サイクル:日本との時差はどれぐらいか?一般的な勤務時間帯は?
  • 店舗のマナー:チップがあるか?開店時間は?曜日は?
  • 交通手段:住まいから勤務地までの交通インフラは整っているか?
  • お金:クレジット決済ができるか?電子マネーは?
  • 治安:治安の悪いエリアはどこか?
  • 衛生面:水道水は飲めるか?トイレは清潔か?
  • 役所・行政窓口:保険や年金、税金について

日常生活を送るうえで、必要項目は調べておくようにしましょう。

意外にも医療機関などで困ることがしばしばあります。エージェントの中には現地スタッフを配置しているところもいますので、確認しておくと良いでしょう。

 

海外で住むときにやっておくべき項目

  • 海外転出届
  • 電気・水道・ガスの解約
  • 国際運転免許証の取得
  • 銀行手続き
  • 就労ビザの手続き(内定後にやることが通常)

移住すると必ず必要な事項です。後回しにせずやっておきましょう。

 

求人サイトで情報収集するならばこちら

これらは情報サイトであるため、エージェントと違い書類関連や法対応のサポートが全くありません。こちらで検討する場合は十二分に確認したうえで応募、面接に臨むようにしましょう!

ABROADERS CAREER

ABROADERS CAREER』は、国内人材会社ネオキャリアが運営する海外転職情報サイトです。主にアジア圏の求人を扱っています。7000近い求人が掲載されています。

英語力不問、未経験可の求人も多く、検索しやすいサイト構成になっています。日系企業の現地採用求人も多いため、初めて海外転職する人にとっては、チャレンジしやすい仕事と言えるではないでしょうか。

ABROADERS CAREERの公式サイトを見る

 

Dai job.com

Dai job.com』は国内人材会社ヒューマングループ会社が運営する求人サイトです。

外資系企業の求人が多く、IBMやHP、BMWなど知名度の高い企業も掲載されています。

姉妹サイトの『Working Abroad』も海外移住の転職に関する情報コンテンツがありますので、チェックしてみてください。

Dai job.comの公式サイトを見る

 

カモメアジア転職

カモメアジア転職』は、国内業界最大手のリクルートグループが運営する東南アジア諸国の求人サイトです。

2,000近い求人が掲載されています。登録制のサイトとなっており、スカウト機能がついていますので、今のキャリアやスキルを見て、企業からスカウトメールが届きます。

語学力不問の求人など掲載されていますので、色々情報収集したい人にはおすすめです。

カモメアジア転職の公式サイトを見る

 

5.まとめ

これまで、海外転職を考えるならば利用すべき転職エージェントをご紹介しました。

海外で働くようになると、数週間の旅行程度では身につかないほどのその国のことを良く知るようになります。

その経験は必ず皆さんの成長につながることでしょう。新しいことをしようとすると失敗やミスはつきものです。仕事探しのときにはエージェントを味方につけて上手く海外転職の夢を実現させましょう!

 

自分のタイプ別で丸分かり!おすすめエージェント13

タイプ① 語学力あり、経験あり

JACリクルートメント

リクルートエージェント

ロバートウォルターズ

 

タイプ② 語学力あり、経験なし

Spring転職エージェント

リクルートエージェント

PASONA NA

 

タイプ③ 語学力なし、経験あり

JACリクルートメント

GJJ海外就職デスク

RGF

 

タイプ④ 語学力なし、経験なし

GJJ海外就職デスク

 

2.エリア別

アジア(中国、タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナム、インドネシアなど)

REERACOEN

iconicJob

 

北米(アメリカ、カナダ)

JACリクルートメント

PASONA NA

QUICK USA

 

オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)

dodaエージェントサービス

 

欧州(イギリス、フランス、イタリア、オランダ、ドイツ、スペインなど)

JACリクルートメント

Spring転職エージェント