英語を活かして働きたいと思っているが、どの派遣会社に登録すれば良い仕事が見つかるかお悩みではありませんか？

こちらのページでは、「英語を活かせる待遇の良い仕事を探している」「実務経験を積んでキャリアにつなげたい」「語学力に不安があるが、チャレンジできる仕事を探している」という人に、語学力別におすすめの派遣会社をご紹介します。

英語力を求めるニーズは年々増えてきており、時給・待遇が上がっている状況です。業務経験を積み上げていくことでキャリアの差別化につながります。

しかし、それぞれの求人において「見えない語学力の基準」「社風・カルチャーとのフィット」など転職者からすると分かりにくいフィルタがあります。

英語力を求めるニーズは増え続けていますが、どうすれば転職できるのかが分かりにくい状況ですので、上手に派遣会社を利用して転職活動を進めていく必要があります。

上手く利用すれば通常では転職できないような企業で働くことができる、語学力アップ、などとキャリアアップに繋がります。

現在、派遣業界で複数の大手企業・外資系企業との取引をしている業務経験と業界知識から、英語を活かした転職におすすめの派遣会社と派遣会社の上手な使い方のポイントについてご紹介します。

１．英語を仕事で使う職種とは？

英語を使った仕事を探す上では、現在の語学力に加えて、これまでの業務経験を活かせる求人を探すと仕事が見つかりやすくなります。英語のニーズがある職種について調べるあたり、次のような調査結果があります。

英語をよく使う職種ランキング（転職サイトdoda　調べ）

引用：「ホンネの転職白書」仕事上での英語の使用状況を聞き取り調査

現在働いている方に対し、実務で英語を使用する割合についてアンケートをとったものです。

最も英語を使用する職種は「翻訳／通訳／貿易業務」で、依然として高いニーズがあることが分かります。

昨今では外国籍エンジニアの方が増えた影響で、「ITコンサルタント／エンジニア職」に語学力を求められています。外国語でコミュニケーションを取りながら業務を進めていく会社が増えています。

その他には、海外からのインバウンド需要が伸びている影響で「旅行、宿泊関連」のニーズが急伸長しています。旅行客に合わせて外国人が働く施設も増えており、旅行先に人気のスポットを中心に増えてきています。

英語は実務経験が重要

TOEICで800を超える高スコア保持者や英検1級を持っていることと、ビジネス英語ができることとは別問題です。

「単語力」、「リスニング力」、「作文力」、「ビジネスマナー」すべてにおいてビジネス英語は別物だからです。日常会社とビジネス英語の違いについて具体例をご紹介します。

シチュエーションによって単語を使い分けておくことがビジネスの現場では必要になります。これは業務経験を通じて、周囲の発言や情報から身に付いていきながら仕事で使用する英語を変えることができるようになっていきます。

このような背景からも転職においては、語学留学やTOEICのスコア以上に、英語を使った業務経験が評価されています。

２．英語案件に強い派遣会社　語学力別に紹介！

業務未経験～日常会話レベルの人におすすめ

パソナ

【公式サイト】　https://www.pasona.co.jp/

『パソナ』は、1976年創業で、『育児を終えてもう一度働きたい女性へ向けて、能力や技術を活かすことのできる適切な仕事の場をつくりたい』という想いからスタートしています。

紹介してくれる英語案件は、数ある派遣会社の中でも幅広く求人を紹介してくれる会社なので、今の語学力でどのような求人がありそうか調べるときに非常に役立ちます。

TOEIC600未満、業務未経験の人でも対応できる英文ドキュメントチェックや英語の定型文メールの作成など、事務アシスタントの求人が多めです。

パソナは、語学や資格学校の提携が多く、実践的なビジネススキルをサポートしてくれる教育制度が充実しています。

福利厚生制度『パソナクラブ』は、趣味・教養の講座が受けられます。演劇・ミュージカル・クラシック各種割引など働く女性の生活を充実させてくれる福利厚生が豊富です。

これから英語を使った業務経験を積みたい、語学力に不安があるという人に特におすすめです。

テンプスタッフ

【公式サイト】　https://www.tempstaff.co.jp/

バックオフィスの領域で派遣業界No１の『テンプスタッフ』。常時3万件以上の派遣の求人をストックしていて、大手企業をはじめ幅広く紹介してくれます。

それぞれの求人の語学力については、青年海外協力隊やワーキングホリデーなど業務以外での海外駐在経験など異文化コミュニケーションでの語学力もアピール材料になります。

語学力にプラスして、自分なりのコミュニケーションスタイルをPRすると高い潜在評価を獲得することができます。

入社後は無料eラーニングやTACや大原学園などの資格学校と提携しているので、働きながら語学力アップに取り組むことができます。

『テンプスタッフ』では、業務未経験でも時給1,500円以上超える案件も保有しているので、英語は多少できるけれどキャリアに自信がない、、という人におすすめです。

日常会話～ビジネス英会話レベルの人におすすめ

マンパワー

【公式サイト】　https://www.manpowerjobnet.com/

大手企業、グローバル企業の派遣に強い『マンパワー』。米国に本社を持ち、全世界のグローバル人材会社3強のうちの1社です。日常英会話～ビジネス英会話レベルまで語学力別に案件を幅広く紹介してくれます。

語学レベルが高くなれば、求人の時給もアップしていきます。外資系金融や外資アパレルなど有名企業の求人を保有していて、時給2,000円超えの案件もしっかり紹介してくれます。

他の派遣会社にはない、マンパワーだけの独占案件も多いので登録する価値があります。

アデコ

【公式サイト】　https://www.adecco.co.jp/

『アデコ』はスイスに本社を置き、世界60か国を超える国に5,000拠点を構えるグローバル人材会社です。マンパワーと並びグローバル3強のうちの1社です。

グローバルネットワークを持っており、大手グローバル企業や日本進出している外資系企業などの英語案件を得意としています。他の派遣会社と比べて時給レンジも高めです。

アデコの電話面談後は、来社不要で求人紹介まですぐに紹介してくれて、オフィスに訪問する時は入社手続きだけで済みます。外資系のカルチャーもあって、登録からスムーズに進みます。

入社後に利用できるマイページ「MyAdecco」は、海外旅行・宿泊、スポーツクラブ、レジャーなどの割引の福利厚生を使うときや有給申請などスマホやPCで申請できるので便利です。

登録から入社後まで受けられる派遣サービスがスムーズかつ便利です。語学力を活かしてバリバリ働きたい人に便利です。

ビジネス英会話～ネイティブレベルの人におすすめ

ISS（アイ・エス・エス）

【公式サイト】　https://haken.issjp.com/

『ISS（アイ・エス・エス）』は、通訳・翻訳・グローバル人材専門の人材会社です。1965年に創業して同時通訳者養成スクールを開校し、教育研修からキャリアカウンセリングまで一貫してサポートしてくれます。

主に、以下の職種を中心に紹介してくれます。

公開されている求人数は少なめですが、派遣先の90%は大手外資系企業ばかりで非公開求人も扱っています。

語学レベル、業務レベルが上がっていくとフリーランスとして独立するレベルまで支援しています。業界、業務に精通している語学人材のプロフェッショナルの担当がサポートしてくれます。

３．優良案件を紹介してもらうための派遣会社の活用術

１．登録情報は「詳しく」入力する

派遣会社のWeb登録の段階から、「経歴」「英語を使った業務経験」「異文化コミュニケーション」について詳しく書けるのであれば入力しておいた方が良いです。

派遣先に提出するキャリアシートとはWeb登録情報と職務経歴書、面談内容をもとに個人情報を伏せて派遣先に提出されるものです。

派遣先の担当者は、このキャリアシートの情報をもとに顔合わせ・職場見学をするかどうかを決めていますので、実質的に派遣先による選考が行われています。

この派遣先による選考を通過するためにも、出来るだけ詳しい情報を派遣会社に伝えておくと良いです。

２．転職時期は「いいところがあればすぐに」と伝えておく

求職中の人はもちろんのこと、現在働いていて転職を考えている人は、派遣会社に登録する段階での、転職時期に関する質問については「いいところがあればすぐに」と回答しておきましょう。

これは派遣会社から人気案件を優先的に紹介してもらうためにやっておくコツで、派遣会社の担当者は、案件がマッチングすればすぐに働いてもらえる人に優先して求人を紹介することがあるためです。

もちろん話が進んだ段階でも、入社時期の相談などは調整してくれますので、後々相談しておけば大丈夫です。

３．顔合わせ・職場見学に臨むときは派遣会社から情報をもらっておく

顔合わせ・職場見学の前までにはこちらの情報を派遣会社からもらっておきましょう。

• 派遣先に提出したキャリアシート
• 派遣先の担当者の役職、業務上の関係、人柄
• 派遣先のコミュニケーションスタイル

顔合わせの前に派遣会社から派遣先にキャリアシートを提出しています。個人情報を伏せた状態で、経歴の概要が記載されています。顔合わせの時に情報にずれが無いようにしておきましょう。

その他派遣先の担当者との応対で、注意すべきポイントを確認しておきましょう。

４．どのようなシーンで英語を実務で利用するかを確認する

求められる語学力の水準は求人によって大きく異なります。

このような派遣先の内部情報を集めておけば、入社後にギャップを持ったり、苦労することが少なくなります。良い派遣会社は派遣先企業とのコネクションが強く、実績があるので、詳しい情報を持っています。

仕事で英語が分からない、通じないと感じると相当辛いです。またその逆もあって、英語での簡単な業務ばかりでは、ビジネス英語が上達しませんので、キャリア的にも微妙です。

派遣会社を利用するメリットは、求人情報の詳細を事前に確認できることです。紹介された求人についてそれぞれ確認しておきましょう。

４．まとめ

英語を活かした転職では、「求人情報集め」と「タイミング」が大事です。

特に外資系企業においては、非公開求人として扱われることも多く、転職市場に出回らないことがあります。非公開案件は単価が高く、時給レンジが高いので応募が殺到してしまうので、水面下で進められています。

非公開求人を紹介してもらうためには、語学力は大事ですが、タイミングが重要です。前任者が辞めた、新しい上司が異動してきたなどの時機に求人が出るので、紹介してもらえるように登録準備しておくことが大切です。

複数の派遣会社に登録しておくことで、更に求人を集めやすくなります。

また、英語案件は語学力に目がいきがちですが、業務経験や異文化コミュニケーションも評価されます。英語でのコミュニケーションは「慣れ」の要素も強いので、これまでの経験でカバーできるところはPR材料になります。

派遣会社からの情報を集めて、登録準備して派遣会社を上手に利用して、あなたにとって良い転職にしていきましょう。

こちらの記事が、英語の派遣でお探しのあなたのお役に立てれば幸いです。