勤めている会社が潰れそうで、何かやっておくべきことはないか？

などと対策を考えていませんか？

会社が潰れそうな時に何もせずに働いていいのか？すぐに転職活動を始めるべき？などと悩むと思います。

会社が潰れそうな時は、普段とは違う社内の雰囲気になりますし、人が辞め始めます。上場企業や大手であればニュースにも報道されてしまい、会社の先行きがとにかく分からないです。

成り行きに流されてしまっては、気づいたら無職無収入になってしまうことにもなりかねません。

潰れてしまいそうで不安定な中でも、働いているあなたが「やるべきこと」「考えるべきこと」をしっかりと持っておくことが大切です。

こちらのページでは、会社が潰れそうなときにやるべきことと対策をご紹介します。

１．対策１．やれることは今やっている仕事を全力で取り組む

会社が潰れそうな状況にあって、先行きがどうなるか分からないので不安になることがあると思います。

そのような状況でやれることであり、やるべきことは今あなたが任されている仕事を全力でやることです。

会社が潰れそうな時は、意外にも社内の雰囲気が諦めモードになり、緩い雰囲気になったり、潰れそうな時に他人事のような雰囲気になることがあります。

そのような時にも今の仕事をやりきることをまず考えましょう。

業績が悪化しても、大手航空会社JALのように、改善施策を進めながらも従業員一人ひとりが前向きに仕事に取り組み、V字回復するような事例はたくさんあります。

業績悪化した時の経験は、キャリア的にプラスになります。業績が悪いときにどうすればいいか、何からやればいいのかという修羅場の経験は誰もができる経験ではありませんので、価値があります。

更に言うと、会社が潰れそうなときに新規の大口受注を獲得するなど、会社の立て直しへ大きく貢献できれば、業績回復後の待遇アップ、昇格も期待できます。

会社が危機的な状況やベンチャーの立ち上げ当初のいつ潰れてもおかしくないような時期を乗り越えたときのメンバーが、その後取締役などの要職の立場についているように、小さい会社の経営者であるほど、創業時や倒産するかもしれない厳しい時期を乗り越えたメンバーには恩義や感謝の気持ちを持つことがあります。この時期に離れていくメンバーも多いので尚更です。

会社が潰れそうだと不安に思っているときは、まずは今の自分の仕事を全力で取り組むことが第一です。

そのうえで、会社の経営状況がどうなるかを注意深く見ていけばいいのです。

２．対策２．本当に会社が潰れそうかどうか情報を集める

会社が潰れそうだと感じているときは、普段とは違う社内の動きがあるように前兆や予兆があります。

会社が倒産するかも、、という職場の噂話が流れる、役員や経理の人たちが辞めている、ボーナスが出なくなる、など色々と動きが出てきます。

メディアで自社のニュースが報道されていれば、欠かさずチェックしながら社内の動きについても情報を集めておきましょう。大手企業のように社内の情報が一部に集まっていると、ニュースで初めて自分の会社の状況を知る、ということも多いです。

会社の経営状況が悪いなどの噂話は、総務・経理・役員秘書あたりが情報を持っていることが多いです。情報収集のポイントや前兆のチェックポイントについてはこちらを参考にしてみてください。

３．対策３．同時に転職することも考えておく

今の仕事を全力でやりながら、会社が潰れないかどうか情報集めることだけでなく、会社が潰れた時のことを考えて、転職を考えておくべきです。

倒産してから転職活動を始めると経歴にブランクができてしまい、キャリア的にマイナス評価を受けてしまうので転職先を見つけにくくなります。

更に収入が無いと心理的にもかなり不安になります。会社が倒産してしまっても、再就職先があるか、ないかでは気持ちの余裕が違います。これからどうなったとしても仕事（＝収入）がある安心感はとても大きいです。

会社が倒産しないかどうか情報を集めながら、転職活動をするのはハードですが、将来のことを考えておくことは大切なことです。

とはいえ倒産しそうであっても仕事が忙しく時間が取れない、何からやればいいか分からないという人は、転職のプロである転職エージェントを使うのがおすすめです。

今の自分のキャリアで採用してくれそうな会社の求人を探す、履歴書や職務経歴書を作らなければなりませんので、会社が倒産しそうな時にはかなりの負担になります。

転職エージェントに登録しておけば、キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者があなた専属でついてくれるので書類作成のアドバイスなど面倒な部分を助けてくれます。

企業との面接についても、転職理由の伝え方や今の会社の状況の説明など、どうやって伝えるべきかなど具体的にアドバイスしてくれます。

転職エージェントはあなたの希望条件を伝えておけば、あなたに代わって求人のリサーチや面接対策、応募企業との面接の調整や入社日の調整など転職活動をサポートしてくれるので、面倒にならず短期間に再就職先を見つけることができます。

今の会社の先行きが不安で、どうすればいいか悩んでいる人や忙しくて転職活動まで手が回らない人に特におすすめです。

会社が潰れそうなときに不安な時でも丁寧に相談に乗ってくれる転職エージェントを利用しておけば味方になってくれるだけで安心感があります。面談時間をしっかりとってくれて、倒産しそうな時にどうすべきかどうか相談に乗ってくれますので、登録しておきましょう。

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４．やっておくと良いこと・やっておくべきこと

その他に会社が潰れそうな時にやっておくと良いことについて紹介します。

家族がいるならば、必ず会社の状況と今後の仕事や収入について話しておく

あなたが不安に思っている以上に家族の人も不安に思っています。家に帰っても会社や職場の将来性への不安感が家族にも伝わっています。

もちろん状況を全て話す必要はありませんが、これからどうしていくのか、収入はどうなりそうなのか、今住んでいる自宅に居続けることができるのか？という不安な部分を一つ一つ解消しておくことが大切です。

会社が潰れそうな状況で大変なところで、家にも同じような不安やストレスを持ち帰りたくないと思うのは普通のことです。

しかし、しっかり話してもおくことがお互いの信頼と安心につながることは間違いありません。

会社が潰れて会社を解雇されてから、全てを話すのでは遅いです。話すのは気が重いかもしれませんが、しっかりと話しておきましょう。

退職・転職に必要な書類は早めにもらっておく

会社が潰れそうだと思っていて退職・転職しようと考えている人は必要書類を早めにもらっておくと良いです。

会社が倒産するとこれらの関係書類を手続きする総務関係者は、とにかく後片付けに忙しくなります。離職票の発行など通常であれば退職後2週間程度で発行されますが、倒産などドタバタしている時は大幅に遅れることもあります。

事前に退職手続きを進めておくと、転職活動をスムーズに進めることができます。

有給は使えるときに使っておく

会社が倒産してしまうと貯まっていた有給は使えなくなります。中には福利厚生の一環として、「有給の買い取り」を行っている会社もありますが倒産してしまうと買い取りもしてもらえません。

倒産前に後片付けや納期対応など忙しくなることもありますが、出来る限り有給を使っておくことをおすすめします。

会社の倒産は急にやってきます。来週以降会社を運営するお金がないので、今週限りで営業終了しなければいけなくなったので、倒産します。というように突然倒産することもあります。

会社の経営状況が怪しいとリアルに感じ始めたときは、転職を考えておくだけでなく実際動いておくことが大切です。

転職活動には履歴書や職務経歴書の作成など時間がかかりますので、仕事が終わってからやろうとしても中々手が回りません。

有給を使って、時間をしっかりと確保して転職活動を前に進めていきましょう。企業との面接は平日に行いますので、最優先に対応できるように有給を使って対応しましょう。

会社が倒産しそうな時に有給使うのか、という職場からの目線が気になったとしても、再就職先を探すことに誰も文句は言いませんし、言えません。

倒産して有給が使えなかった、、などと後悔しないように事前に消化しておくようにしましょう。

お金の出費は出来るだけ控えておく

会社が倒産しそうだと、感じた時にはお金の出費を抑えておきましょう。理由は給料や退職金がもらえなくなるかもしれないからです。

仮に会社が倒産した場合には、「未払賃金立替払制度」と呼ばれる制度を利用して会社に変わって、国から支給してもらえますが給料のうち最大8割までしかもらえません。

その他、転職活動中は移動交通費など出費が増えます。もちろん倒産してしまってからは収入が無くなってしまいますので、出費を少なくして、貯金をなるべく限り残しておくと安心です。

５．まとめ

会社が倒産しそうなときは、とにかく情報が少ないので不安になってしまいます。

このような時は、「やるべきことをやっておく」という心構えが大事です。状況に流されてしまって、倒産した後にこれからどうしようか考えるは一番よくありません。

働いている時からこちらの３つの対策を動いていきましょう。

転職を具体的に動いておこうと考えている人は、こちらの2社がおすすめです。

いくつも転職エージェントに登録すると連絡、管理する手間がかかりますので、最初は絞って利用しておきましょう。こちらの2社でほとんどの求人を網羅できるので十分です。

会社が倒産するリスクに備えて、先を見越して動いていきましょう。

こちらの記事が倒産しそうだと不安に思うあなたのお役に立てれば幸いです。