「今の会社で社内SEとして待遇アップが見込めない...」
「取引先に常駐する働き方が精神的にきつくなってきたので辞めたい...」
「自主勉強できるところやスキルが身につく職場を探している...」
社内SEで条件の良い求人をお探しではありませんか?
社内SEは「残業が少なく安定している」、「異動が少ない」という理由から安定したポジションとして人気があります。特に社内SEを経験しておくと、ITシステム導入などのコンサル系やベンチャーの立ち上げメンバーのCTOポジションとしてキャリアアップできる可能性がありますので、経験を積むポジションとしても最適です。
こちらのページでは、社内SEに転職におすすめの転職エージェントと活用方法をご紹介します。
1.社内SEの転職について
1-1.社内SEの仕事の分類
社内SEの業務範囲は広く、主に4つに分けることができます。
- IT戦略、システム企画、ベンダー管理関連
- 基幹システムの要件定義・開発・構築・運用関連
- インフラ構築・運用・保守関連
- ヘルプデスク、サポート、資産管理関連
上流になればなるほど、社内の業務オペレーションの中枢になりますので経営側のポジションに近づきます。その分年収も上がっていき、年収1千万を超える会社もあります。各フェース数年経験するとある程度会社全体のシステムが把握できるようになり、次のステップに移りキャリアアップしていきます。
1-2.情報システム部門の位置づけは会社によって全く考え方が違う
情報システム部門に対する位置づけは会社の事業規模や経営者側の見方で変わります。
事業規模が大きくなるとグループ内情報子会社を持っており、大規模なシステム・インフラを管理することになりますので、業務分担が細分化されていき、運用・保守が大部分の業務になります。
また経営者側のITシステムへの投資姿勢が積極的であると最新のツールを導入する経験や社内調整などが増えてきます。一方ITシステムへの投資に消極的な場合、トラブル対応のヘルプデスク業務が中心となりがちです。
※参考 メルカリ 福利厚生(一部紹介)
希望するPCのスペックで用意され、技術書の購入も全額会社負担など投資に積極的であることがうかがえます。
1-3.キャリアアップのために転職先を確認しておくべきポイント
社内SEとしてキャリアアップしていこうと考えるときに、転職に失敗しないためにも以下のポイントを調査しておきましょう。
- 社内体制(情報子会社の有無、部署構成、アウトソーシング先など)
- 情報システム部門に求める役割(あなたに求める役割)
- 配属されるメンバー構成
- 昇進昇給の頻度、昇給幅
- 作業環境(設備、言語、インフラ、拠点数など)
- 仕事の進め方、業務量など
- 社内風土、組織文化など
1-4.社内SEに転職するなら転職エージェントの活用がおすすめ
優良企業の社内SEの求人が出回ることは少なく、人気の高い職種です。通常の客先常駐スタイルのエンジニアと比較して人物重視の採用傾向にあります。
また、希望条件に合う求人を探すことと、社内SEの転職で失敗しないために企業の社内情報や社風を自分ひとりで調べるのは限界があります。
そのような時に転職エージェントを活用することをおすすめしています。
転職エージェントのサービス
- キャリア相談に乗ってくれる
- 非公開求人を紹介してくれる
- 採用背景や社内情報など求人票以外の情報を教えてくれる
- 履歴書・職務経歴書を添削、面接対策をしてくれる
- 希望条件に合った求人検索、応募、面接日時の調整を代行してくれる
- 年収交渉を代行してくれる
転職エージェントを経由して応募するメリットは、転職サイトに掲載されていないような非公開求人を紹介してくれるだけではありません。エンジニアとして経験が浅いときでも「推薦状」としてあなたの人間性や魅力をPRしてくれます。良いエージェントであれば実際に会わないと伝わりにくいヒューマンスキルなどプッシュして、書類選考が通してくれます。
転職エージェントが抱える求人は各社ばらばらで転職サポート体制も登録面談をオフィス面談をで行う場合と電話で済ませられるエージェントがありますので、使いやすい方を利用しておくと良いでしょう。
2.【登録面談は遠隔OK】社内SEに精通する提案力の専門型のエージェント
社内SE転職ナビ|社内SE専門のエージェント。求人数最多
『社内SE転職ナビ』は、社内SEへの転職に特化した転職エージェントです。社内SEの求人を最も保有している専門のエージェントです。転職活動の進め方に合わせて面談スタイルが3つあります。
- カジュアル面談(転職するか決めていない、情報収集向け)
- キャリア面談(社内SEへの転職を検討、通常の転職活動向け)
- オンライン面談(遠方からの転職、多忙な人向け)
それぞれ面談方法を選んでサービスを受けることができます。
社内SEを希望する人は登録必須の転職エージェントです。
おすすめポイント
- 社内SEの転職に特化した唯一のエージェント
- 電話やskype等のオンライン面談で融通が利く
- 求人数:公開求人数650件、非公開求人数3,000件~(件数非公開)
type転職エージェント|IT業界に強く、企業への提案力が好評
『type転職エージェント』は、キャリアデザインセンターが運営している転職エージェントです。エンジニア向け転職エージェントとしては老舗の部類で、大手メーカー・IT企業を中心に長く取引のある企業とのコネクションを持っています。
定期的に大手企業が参加する説明会『エンジニア転職フェア』を実施しています。
面談は、赤坂のオフィスもしくは基本電話で行います。登録を面談で済ませても選考に関するサポートは、選考時の質問リストをメールで事前に送ってもらえるなど、通常のサポートも受けることができます。
おすすめポイント
- メーカー、IT業界の大手からベンチャーまで求人がある
- コネクションのある企業への提案力が評判
3.【登録は面談形式】求人大量保有型のスキルマッチ型転職エージェント
dodaエージェントサービス|業界No2。キャリアアドバイザーの質が高く面談が好評
『dodaエージェントサービス』は、業界No2の転職エージェントです。求人数はリクルートエージェントに劣らず豊富に保有しています。すすめしたい点はキャリアアドバイザーの質が高いことです。キャリア相談や履歴書や応募書類の添削など丁寧に対応してくれますのでおすすめです。大手の中でもIT・WEB系の企業に強いことが特徴です。
おすすめポイント
- キャリアアドバイザーの質が高く、面談は高評価◎大手エージェントの中でもIT関連の求人に強い
- 求人数:公開求人数2,119件、非公開求人数(非公開)
パソナキャリア|初めての転職、女性の転職に強い
『パソナキャリア』は、初めての転職支援に強い総合型の転職エージェントです。対面でのキャリアコンサルティングを大切にしており、全国に拠点を持っています。キャリア相談もかねて登録したい人におすすめです。職務経歴書の書き方など転職活動の基本的なアドバイスがまとまった「転職必勝ガイドブック」を登録面談でもらえます。転職活動の大まかなイメージがつかめるでしょう。
おすすめポイント
- 登録面談で転職必勝ガイドブックを配布される
- 丁寧なキャリアカウンセリングを徹底している
- 求人数:公開求人数1,430件、非公開求人数(非公開)
リクルートエージェント|業界No1.大手からベンチャーまで求人を網羅
『リクルートエージェント』は、業界No1の転職エージェントです。業界問わず社内SEポジションの求人を扱っていますので、まずは登録しておくべきエージェントです。
公開求人数が少なく、非公開求人を多く保有しています。登録しておくと希望条件に近い求人を大量に紹介してくれます。業界情報や採用トレンドを知る上でも役に立ちます。担当者によって業界知識の偏りがあると言われていますが、『AGENT Report』など蓄積された選考ノウハウなど有効です。
おすすめポイント
- 求人数・転職実績業界No1を誇る転職エージェント
- 積された選考ノウハウが充実
- 求人数:公開求人数310件、非公開求人数(非公開)
ワークポート|IT、Web業界に強い中堅の転職エージェント
『ワークポート』は、キャリアコンサルタント(転職コンシェルジュ)という専任の担当がつき、非常に丁寧なサービスを提供しています。企業サイトや転職ツールを開発し、利用満足度が高いサービスを提供しています。面談後から使用できる『eコンシェル』と呼ばれるサポートシステムがあり、スケジュール管理など無料して使用できます。登録フォームもシンプルで、登録も1分程度で終了します。ユーザの利便性を重視した運営で非常に使いやすいシステムです。
おすすめポイント
- IT・Web業界に特化しており、社内SEだけでなくその他のキャリアと比較できる
- 求人数:公開求人数426件、非公開求人数(非公開)
4.転職エージェントのサービスの流れ
①登録する
PCやスマートフォンで2分~5分程度で登録が可能です。
名前、住所、年齢、電話番号、メールアドレス、会社名、保有資格、経験など決められた項目に沿って入力していきます。
②連絡がくる
登録が完了すると転職エージェント担当者から電話もしくはメールで面談日時の連絡がきます。面談はオフィス、もしくは電話で行います。現在働かれている方は勤務の後の19時以降や土日など面談可能な候補日をいくつか準備しておくと良いでしょう。
③個別面談に行く
面談の時に、履歴書と職務経歴書を持参します。事前にメールなどでデータを送っておけば不要です。面談時には、経験のヒアリングや転職理由、次の仕事の希望条件を確認されます。
④求人紹介を受ける
面談で聞き取りが終わると、面談の最中もしくは終了後に求人を紹介してもらえます。2~20件程度紹介してくれる場合が多いです。
気になる所について、転職エージェントでも分からなければ、担当者経由で求人企業へ確認してくれますので、十分理解した上で応募意思を固めることができます。
⑤職務経歴書の添削
こちらは必要に応じて行います。修正すべき個所を教えてくれます。提出する書類に不安のある人はぜひアドバイスを受けるようにしましょう。
⑥応募する
企業への応募は転職エージェント経由で応募します。
その場合、応募書類はエージェントとの面談時に提出した書類を企業に提出するため、応募時には改めて書類を作成する必要はありません。
応募の都度、写真の準備や経歴書を準備するのは大変ですので非常に助かるサービスです。
人によってまちまちかもしれませんが、書類選考通過率はかなり高いと思います。これまで転職サイトなどを利用していた時と比べると格段に確率は上がると思います。
⑦面接対策
企業の書類選考が通過し、面接が決定した場合、事前に面接に向けて準備しておくべきポイントを教えてくれます。例えば過去に質問されたリストや知っておくべき業界知識やニューストピックなど様々です。
その他、選考の流れをも事前に教えてくれます。1次面接は現場担当者、2次面接は人事責任者といったように事前に会う人を教えてくれるだけでも心の準備ができるので、安心できることでしょう。
⑧採用企業との面接
面接の結果は転職エージェント経由で連絡がきます。面接で上手く説明できなかった、PR出来なかった場合には転職エージェントから追加であなたの魅力を採用企業へプッシュしてもらうことが出来ます。
⑨内定、給与交渉
年収交渉や内定後の入社までの調整もすべて転職エージェントが行ってくれます。
5.転職エージェントを使いこなすテクニック
求人企業の採用目的や求める人物像を確認しておく
転職エージェントは求人企業から人材確保の依頼を受けて募集を行っています。「即戦力を求めているのか?」、「欠員補充なのか?」、「未経験からでも教育していく姿勢で素直な人を求めているのか」など求める人物像によって選考段階でのPRポイントが変えておくことで選考通過率を上げることができます。
社内SEとしての経験以外でも、これまでの経験をPRできるかもしれませんので転職エージェントから採用目的を確認しておきましょう。
面接対策は転職エージェントを利用して万全にする
転職活動で避けて通れない面接を突破するために転職エージェントを上手く利用して、面接対策を万全にしていきましょう。転職エージェントが面接対策をしてくれることは以下の3つです。
- 過去に行った面接の質問事例、評価ポイントを教えてくれる
- 採用活動の経緯や採用したい人物像を教えてくれる
- 模擬面接をしてくれる
求人企業と面接でぶっつけ本番で臨んでしまうと、面接の独特の雰囲気や質問の数々で緊張して上手く話せないということは良くある話です。事前の情報をもとに頭の中でシミュレーションを立てる、想定質問集に対して、回答例を準備しておくなどの準備をするだけでも面接の出来栄えは違います。
また、転職エージェントが行ってくれる模擬面接も有効です。本番同様の面接の流れを再現し、想定される質問を行います。志望動機など説明していくうちにスラスラと話せるようになりますので、繰返し練習しておくと面接力アップにつながります。
履歴書・職務経歴書は転職エージェントに添削を依頼する
職務経歴書の作成で悩む人が多く、「資格を取りたてて、これまでの業務経験で活かせるものがない」、「志望動機をどのように書けばいいか分からない」など人それぞれ困るポイントが異なります。そのような時に転職エージェントに経歴書の作成指導や添削を依頼することで悩みが解決します。
職務経歴書の添削
- 誤字脱字がないか、レイアウトは見やすいか
- 書いてある内容は分かりやすいか
- 自分のPRポイントや業務経験を書くポイントを考えてくれる
- 企業が評価するであろうポイントを織り交ぜて、修正してくれる
転職エージェントへの添削依頼は完成していない状態であっても、「作成途中でどのように書けばいいか相談したい」ということも相談できます。遠慮することなくアドバイスをもらいながら経歴書を完成させていく方が効率的です。
複数の転職エージェントに登録する
こちらの記事で紹介した転職エージェントは扱っている求人や転職支援するスタイルが違います。転職エージェントを複数登録することで、自分に合った転職エージェントのスタイルや担当者を見つけることができます。転職エージェントも相性の良し悪しがありますので、あわないと感じた場合は利用を控えても問題ありません。2~3社登録してか自分に合った転職エージェントを見つけると良いでしょう。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。
社内SEとしてスキルを身につけて、年収を上げていくためには企業選びで失敗しないことが重要です。IT投資に消極的で、毎日サーバーやPCトラブル対応ばかりでスキルが身につかないなどと悩む人も多く、転職先で社内SEとしてどのように働くことができるのかを調べておきましょう。情報収集と求人検索について転職エージェントを活用していくことをおすすめしています。
社内情報の情報収集について口コミサイトも有効です。『OpenWork(旧:Vorkers)』や『キャリコネ』を利用して情報収集することをおすすめしています。実際に働いている社員や退職した社員の口コミを集めたサイトです。「組織体制・企業文化」、「年収・給与」、「残業・休日出勤」などの項目に投稿されており、いくつかのコメントを見るだけでもある程度社内の雰囲気を掴むことができます。正社員、契約社員など色々な視点から投稿されていますので、あくまで参考程度にとどめておくのが良いでしょう。
【登録面談は遠隔OK】社内SEに精通する提案力の専門型のエージェント
・社内SE転職ナビ|社内SE専門のエージェント。求人数最多
・type転職エージェント|IT業界に強く、企業への提案力が好評
【登録は面談形式】求人大量保有型のスキルマッチ型転職エージェント
・dodaエージェントサービス|業界No2。キャリアアドバイザーの質が高く面談が好評
・パソナキャリア|初めての転職、女性の転職に強い
・リクルートエージェント|業界No1.大手からベンチャーまで求人を網羅
・ワークポート|IT、Web業界に特化した中堅の転職エージェント
こちらの記事が皆様の転職活動のお役に立てれば幸いです。