「製薬業界の転職に強いエージェントを探している」
「外資製薬会社の転職対策を相談したい」
「年収アップできる職場を探している」
製薬業界でおすすめの転職エージェントをお探しではありませんか?
製薬業界は合併、統合が進みグローバル化の動きが加速しています。また、情報技術の進歩の進み各社営業スタイルに規制強化されるなど様々な動きが出てきており、MSLなど新たな需要が増えてきています。
しかしながら、キャリアアップしようと転職してみると、社風や仕事の進め方などの違いから上手く馴染めなかったと転職に失敗するケースも多いです。製薬会社は報酬制度も各社違いがあるため、しっかり確認しておくポイントです。
製薬業界は国内系の企業であってもグローバル化が進みつつあり、語学力や資格、経験を求める傾向にあり、選考対策が重要です。依然として外資系は非公開求人も多く、製薬業界での転職は転職エージェントの活用をおすすめしています。
こちらのページでは、製薬業界の転職支援実績があるおすすめの転職エージェントとその選び方について紹介していきます。
こちらを読めばあなたが選ぶべき転職エージェントが分かり、転職の成功に一歩近づくことでしょう。
1.製薬業界への転職には転職エージェントの活用がおすすめ
製薬業界への転職に転職エージェント活用をおすすめしています。理由はこちらの3つです。
- 求人の質と量の確保
- 経歴書に関するアドバイスをもらう
- 各社の選考対策
- 給与交渉による高年収獲得
求人の質と量の確保
製薬業界の求人企業の採用傾向として、求人を非公開にして採用活動を行います。その場合の多くは転職エージェントを利用しています。
情報漏えい防止や同業界の競合からのヘッドハンティングを検討するような場合や、自社の採用にかかる書類選考や各種広告の調整する工数を削減するためです。
特に外資系企業の採用はエージェントを利用することが一般的です。企業によっては、エージェントを活用しない転職者は優秀ではない、という評価をする風土さえあるぐらいです。
転職エージェント各社は自社たけに受注している、いわゆる『独占案件』を持っていることがほとんどです。エージェント各社の『独占案件』を獲得するためには、複数の転職エージェントを活用しておくことが近道です。
経歴書に関するアドバイス
応募書類の作成について、エージェント各社、業界専門コンサルタントを配置しています。転職エージェント各社は、過去に書類選考通過した事例とノウハウも持っていますので、アドバイスを受けると経歴書の質を上げることができます。
企業の中には英文レジュメの提出が求められることがありますので、レジュメの作りこみにおいては、ある程度は作成できますが、ポジションごとのスキルPR、細かな部分は専門家にアドバイスを受けて完成させていくことが効率的です。
大半の人は2、3日程度では完成しないため、エージェントとやり取りをしながら完成させていくため、転職活動の序盤で、レジュメ作成のサポートが丁寧なエージェントを選ぶことで、後の転職活動が非常に楽になります。
各社の選考対策
転職エージェントは求人会社が求める人物像や採用される人の傾向など過去の選考情報を蓄積しています。
転職エージェントが持つ選考ノウハウ
- 過去に採用された人材の特徴や評価されるポイント
- 想定質問集
- 応募者に求めるスキルや人物像
- 本番を想定した模擬面接
- 知っておくべき業界ニュース
- 各選考プロセスごとの注意点(過去に不採用になった理由など)
企業ごとに選考プロセスや面接スタイル、評価ポイントが異なります。カルチャーフィット、活かせるスキルの伝え方、志望理由など重点的に評価されるポイントに関して想定質問リストをもらえます。企業とのパイプが強く、転職支援実績があればあるほどこれらの情報が充実していきますので、転職エージェント各社、応募企業ごとや業務領域が異なりますので、強みを持ったエージェントを活用していきましょう。
エージェントの給与交渉による高年収獲得
製薬会社企業への転職を考える方の多くは、年収UPを狙っています。
高年収を獲得するためには、選考段階で高い評価を受けていることが前提です。そのためのPRにインタビュー内容への万全の対策と実行に加えて、伝えきれなかった魅力をエージェントからプッシュしてもらうことも有効です。それは主観的なPRだけでなく、転職市場から見た客観的なPRを加えておくことで、高年収を獲得することができます。
求人企業への高い営業力とコネクションを持ったエージェントを活用することも、転職の成功率を上げる手助けになります。
2.転職エージェントの選び方
転職エージェントには大きく分けて『2種類』
飲食業界の求人を扱っている転職エージェントは数百社と存在します。登録すべき転職エージェントは大きく分けて2つに分けることができます。
- 大手総合型の転職エージェント
- 製薬業界専門の転職エージェント
大手総合型の転職エージェント
大手総合型の転職エージェントとは、リクルートやdodaなどの大手人材会社が運営する転職エージェントです。飲食業界に関わらずあらゆる業界、職種の転職支援を行っています。幅広い転職支援実績と転職ノウハウを有しています。転職希望者が多い業界や職種の場合、専門のキャリアアドバイザーがいたり、部署として独立している会社も多いです。
メリット
- 同時に複数の業種や職種の転職支援をしてくれる
- 大手人材会社ならではの企業とのコネクションがある
- 全国に拠点を持っており、各拠点から転職支援を受けることができる
デメリット
- キャリアアドバイザーの専門性が低いと、細かなアドバイスが受けられないことも
製薬業界専門の転職エージェント
製薬業界専門の転職エージェントは、業界に特化していることで他の転職エージェントとの差別化を図っています。求人数は大手総合型の転職エージェントと比較して劣りますが、業界情報に詳しいエージェントが多いことが特徴です。
メリット
- 製薬業界経験者が担当についてくれることもあり、細かなアドバイスを受けられる
- 最新の業界動向、採用動向に詳しい
- 独自求人を保有していることも多い
デメリット
- 関東に拠点が集中しているため、地方では転職支援を受けにくい
- 専門のプロと言いつつ、あまり詳しくない担当者もいる
- 業態や職種に偏りがある
転職エージェントの登録の仕方
こちらで紹介した転職エージェントの活用方法として、以下の選び方をおすすめしています。
- 大手総合型転職エージェントを2~3社登録する(求人数を確保するため)
- 製薬業界専門の転職エージェントを1~2社登録する(業界専門情報を入手するため)
- 登録した転職エージェントの中から1~2社に絞る(あなたとの相性で選ぶ)
転職エージェント各社独占求人と呼ばれる、企業から独自に人材確保を依頼される求人を保有していますので、複数の転職エージェントに登録しておくようにしましょう。
3.大手総合型の転職エージェントおすすめ5社
リクルートエージェント|業界No1.転職ノウハウが充実
『リクルートエージェント』は、転職実績、求人数ともに業界No1の転職エージェントです。製薬、バイオ、医療機器など業種問わず幅広いポジションの求人を保有しています。
希望条件とのマッチングの精度がやや低めですが、圧倒的な求人紹介件数を誇りますので、半数以上の転職者がリクルートエージェントを登録しています。求人動向を把握するうえで情報収集としても有効ですので、まずは登録しておくべき転職エージェントです。
会社名 | 株式会社リクルートエージェント |
求人数 | 公開求人件数 1,617件(非公開求人件数8,716件) |
オフィス | 丸の内、札幌、仙台、宇都宮、さいたま、千葉、立川、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡 |
特徴 |
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dodaエージェントサービス|キャリアアドバイザーの質が高く、面談の満足度◎
『dodaエージェントサービス』は、パーソルキャリア(旧インテリジェンス)が運営する業界No2の転職エージェントです。求人数はリクルートエージェントに劣らず、保有しています。おすすめしたい点はキャリアアドバイザーの質が高いことです。キャリア相談や履歴書や応募書類の添削など丁寧に対応してくれますのでおすすめです。
全国の主要都市に拠点を持っていますので、近いオフィスで面談、転職支援を受けることができます。製薬会社、CRO、臨床系の求人が多めです。大手もしっかり網羅されています。
会社名 | パーソルキャリア株式会社 |
求人数 | 公開求人件数 1,352件(非公開求人件数 非公開) |
オフィス | 東京、埼玉、横浜、札幌、仙台、名古屋、一宮、岡崎、大阪、京都、神戸、岡山、広島、福岡 |
特徴 |
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パソナキャリア|初めての転職、女性の転職に強い。丁寧なサポートが好評
『パソナキャリア』は、初めての転職支援に強い総合型の転職エージェントです。対面でのキャリアコンサルティングを大切にしており、ほぼすべての都道府県に面談拠点を持っているためサポートが手厚いため、これから転職活動を考えている人にはおすすめです。
全国に営業所を持っているため、メーカーの地方にある工場などの求人も扱っていますので、大手エージェントの中でも幅広いエリアの人におすすめです。
会社名 | 株式会社パソナ |
求人数 | 公開求人件数 1,621件(非公開求人件数 非公開) |
オフィス | 札幌、青森、盛岡、仙台・登米、秋田、山形・米沢、福島・郡山、日立・つくば・水戸、宇都宮・佐野、高崎・太田、さいたま・所沢・熊谷・川越、横浜、新潟・柏崎、富山、甲府、福井、甲府、長野・松本、岐阜・高山、静岡、名古屋、四日市・鈴鹿、草津、京都、梅田・難波・大阪、神戸、奈良、和歌山、鳥取、松江、岡山・津山、広島・福山、山口・周南、徳島、高松、松山、高知、福岡・北九州、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、那覇 |
特徴 |
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JACリクルートメント|外資系、ハイクラス求人に特化
『JACリクルートメント』は、業界No3に位置する外資系転職エージェントです。総合型転職エージェントの中でも外資系、高年収、ハイクラスの求人に特化した求人を扱っています。企業担当者から直接求人を紹介してくれますので、細かな情報を教えてくれます。管理職や専門性が高い求人を扱っている、外資系を狙いたい人は話を聞いてみることをおすすめします。
会社名 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
求人数 | 公開求人件数 非公開 |
オフィス | 神田、埼玉、横浜、静岡、大阪、京都、神戸、広島 |
特徴 |
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Spring転職エージェント|グローバル企業の求人が豊富
『Spring転職エージェント』は、世界60か国に事業を展開する人材業界ではNo1に位置しています。2018年オリコン顧客満足度で転職エージェント部門のNo.1を獲得しています。(※「利用のしやすさ」「担当者の対応」「紹介案件」「紹介案件の質」「交渉力」の評価からランキングされています。)
外資系企業の求人が多い理由は、グローバル企業が自国含む他の海外拠点も求人依頼を出すためです。大手企業やグローバルメーカーを希望する人は登録しておくと良いでしょう。
会社名 | アデコ株式会社 |
求人数 | 公開求人件数 1,232件(非公開求人件数 非公開) |
オフィス | 秋葉原、名古屋、大阪 |
特徴 |
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4.製薬業界専門の転職エージェントおすすめ4社
製薬業界専門の転職エージェントを4社紹介します。ポスドクの転職支援を行っているなど各社得意とする領域が異なりますので、自分に合った転職エージェントを活用していきましょう。
メディサーチ|製薬業界経験者が担当してくれる
『メディサーチ』は、製薬、医療機器、化学薬品などのメディカル業界に強みを持った転職エージェントです。各領域の医師とのコネクションも持っており充分な業界知識を持っています。規模は大きくありませんが、業界経験者が担当してくれますので経歴書の添削などフォローを丁寧に対応してくれます。
会社名 | 株式会社メディサーチ |
求人数 | 公開求人件数 1,155件(非公開求人件数 非公開) |
オフィス | 神田 |
特徴 |
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Answers|製薬会社、臨床関連職種に強い
『Answers』は、東証一部情報のクイックが運営する製薬・医薬業界に特化した転職エージェントです。全職種に対応しておりますが、製薬会社各種、臨床開発関連の職種に強いです。その他薬剤師、医師、ポスドクの転職などそれぞれ特集を組んで転職支援を行っています。
会社名 | 株式会社 クイック |
求人数 | 公開求人件数 1,449件(非公開求人件数 非公開) |
オフィス | 赤坂、名古屋、大阪 |
特徴 |
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製薬online.com|製薬会社、医療機器メーカーの転職に強い
『製薬online.com』は、製薬・医療業界に特化して、転職支援や採用管理システムを提供しているオンウェーブが運営しているエージェントです。製薬メーカー、医療機器メーカー、診断薬メーカーなどの求人を多く扱っています。
会社名 | オンウェーブ株式会社 |
求人数 | 公開求人件数 1,395件(非公開求人件数 非公開) |
オフィス | 秋葉原 |
特徴 |
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ISS Consulting|外資系に特化した転職エージェント。語学力活かした転職に強い
『ISS Consulting』は、外資系に特化した転職エージェントです。製薬に特化しているわけではありませんが、製薬・医療業界の担当者が対応してくれるため、他のエージェントと同レベルの専門性を持っています。求人数は少ないですがグローバルメーカーの求人を取り揃えており、マネージャークラスのハイクラス求人も多数扱っています。語学力を活かして転職する人が8割近くを占めていますので、語学を活かしたい人は登録しておきましょう。
会社名 | 株式会社アイ・エス・エス・コンサルティング |
求人数 | 公開求人件数 293件(非公開求人件数 非公開) |
オフィス | 半蔵門 |
特徴 | ・外資系に特化した転職エージェント
・語学力を活かせる求人多数 |
5.転職エージェントを最大活用するテクニック
複数の転職エージェントに登録する
こちらの記事で紹介した転職エージェントは扱っている求人や転職支援するスタイルが違います。転職エージェントを複数登録することで、自分に合った転職エージェントのスタイルや担当者を見つけることができます。転職エージェントも相性の良し悪しがありますので、あわないと感じた場合は利用を控えても問題ありません。2~3社登録してか自分に合った転職エージェントを見つけると良いでしょう。
求人企業の採用目的や求める人物像を確認しておく
転職エージェントは求人企業から人材確保の依頼を受けて募集を行っています。「特定分野で経験した研究職の即戦力を求めているのか?」、「欠員補充なのか?」、「未経験からでも教育していく姿勢で素直な人を求めているのか」など求める人物像によって選考段階でのPRポイントが変えると効果的ですので、必ず確認しておきましょう。
定期的に連絡を取っておく
キャリアコンサルタントから定期的に「転職活動のご状況は?」、「紹介した求人案件への興味は?」、「希望条件に変わりはないか?」というように連絡が来ます。
転職エージェント側のシステム・データベースで、転職者一人ひとりの履歴が保存されています。こちら側の状況を伝えておくと、その内容と最終連絡日の履歴が残ります。そうするとエージェントとしては、「まだ転職活動見込みがありそうだ」ということになり、新しく求人が発生した場合など、優先的に紹介してくれる確率が上がります。
メールや電話でなくとも転職エージェントの登録者が利用するシステムへのログイン日も一つの基準になります。定期的にログインしておくなどしておくとおすすめです。
すぐに転職すると伝える
転職エージェント担当者から必ず質問を受ける一つに、転職時期を確認されます。
大半が、「良いところがあればすぐに」、「1か月以内」、「3か月以内」、「時期は決まっていないが転職を考えている」といった具合です。その場合は、「良いところがあればすぐに」と回答しましょう。
そうすることにより、転職エージェントの優先度が上がります。求人を紹介してもらえないと、転職活動の第一歩にならないので、「良いところがあればすぐに」と回答することで、より早く情報を提供してもらえるようにしましょう。
嘘をつかない
履歴書や職務経歴書の記載内容に、事実と違うことを書いてしまうことです。
意外にも、事実と違うと発覚するケースは多いです。例えば、転職エージェントに登録した時に、数年前の登録情報と違う?といったケースもよくあります。
虚偽の報告をする方だと要注意人物と見なされ、求人の紹介を受けにくくなってしまいます。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。
製薬業界への転職は営業関連の職種は、絶えず求人が出ていますが研究職やマネージャークラスなど高年収のポジションはあまり転職市場に出てきませんので、転職エージェント経由で非公開求人として扱われます。
転職エージェントも転職活動を具体的に進める場合だけでなく、情報収集としての活用方法もおすすめです。
大手総合型の転職エージェントおすすめ5社
・リクルートエージェント|業界No1.転職ノウハウが充実
・dodaエージェントサービス|キャリアアドバイザーの質が高く、面談の満足度◎
・パソナキャリア|初めての転職、女性の転職に強い。丁寧なサポートが好評
・JACリクルートメント|外資系、ハイクラス求人に特化
・Spring転職エージェント|グローバル企業の求人が豊富
製薬業界専門の転職エージェントおすすめ4社
・メディサーチ|製薬業界経験者が担当してくれる
・Answers|製薬会社、臨床関連職種に強い
・製薬online.com|製薬会社、医療機器メーカーの転職に強い
・ISS Consulting|外資系に特化した転職エージェント。語学力活かした転職に強い
こちらの記事が皆様の転職活動のお役に立てれば幸いです。