・CADオペレーターのキャリアが積める職場を探している
・転職サイトで応募しているけれど、中々選考が通らない
・CADオペレーターの仕事に強い派遣会社を探している
CADオペレーターの派遣で条件の良い仕事をお探しではありませんか?
これまで製造業を中心にエンジニアの転職支援・派遣を経験している中で、CADオペレーターの派遣で大手企業との取引がある派遣会社について20社近く挙げられます。その中でも業界内で評価が高い派遣会社を厳選して紹介します。
CADオペレーターの派遣に強い派遣会社は、転職では難しいような大手企業への派遣も可能で、そこでの経験は先々のキャリアにおいても評価される業務経験が身に付きます。
派遣会社は各社案件が違い、待遇条件もそれぞれ良し悪しがあります。派遣会社を上手に活用することで、条件の良い求人を優先して紹介してくれるようになり、派遣先との関係構築を手助けしてくれます。更にはあなたのCADオペレーターのキャリアアップにつながります。
こちらのページでは、CADオペレーターに強い派遣会社と派遣会社を上手に使うテクニックを紹介します。
1.CADオペレーターの派遣会社の選び方
派遣会社のタイプとは?
まず初めにCADオペレーターの派遣会社は大きく分けて2つのカテゴリに分けることができます。
1.総合型の派遣会社
2.CADオペレーター専門の派遣会社
総合型の派遣会社とは、
リクルートやマイナビなど大手人材会社が運営する派遣会社です。特徴は次の通りです。
総合型の派遣会社の特徴
(デメリット)
総合型の派遣会社はほぼ全ての業界の求人を扱っており、それぞれの業界や職種ごとに担当者が決まっています。製造業、建設業、IT業界など業界を代表する大手企業の派遣求人を保有しています。
CADオペレーター以外の求人も多数扱っていて、取引時実績が豊富にあるので、ポジションごとの時給レンジや相場も把握しています。
CADオペレーター専門の派遣会社とは、
製造業、建設業界を中心にCADオペレーターを中心とする設計領域に特化して派遣事業を行っています。
CADオペレーター専門の派遣会社の特徴
(デメリット)
CADオペレーターの派遣の需要が伸び続けているので、CADオペ専門だけでも派遣会社として成り立ちます。CADオペ専門なので業務知識や採用動向に詳しく、担当者の質は悪くありません。
派遣会社の選び方は?
派遣会社ごと扱っている求人や業界が違います。また同じ派遣先であっても派遣会社ごとに待遇や福利厚生が違うので、できる限り派遣会社を比較しておくと条件の良い求人が見つかりやすくなります。
具体的には以下の方法で、派遣会社と求人を選んでいきます。
【派遣会社選びと求人の集め方】
1.総合型の派遣会社に2社登録する(求人情報収集のため)
2.CADオペ専門の派遣会社に1社登録する(業界動向や相場をチェックのため)
3.複数の派遣会社から紹介された求人を見比べる(情報の精度を上げるため)
4.興味のある求人を派遣会社に伝える
この方法で進めていけば、条件の良いCADオペ求人を見つけることができ、派遣会社選びの成功確率を上げることができます。
1社だけの登録だと、派遣会社の営業力や案件状況に依存してしまうので、複数の派遣会社に登録しておくと現時点でのCADオペの採用状況が把握できるようになります。
時には、複数の派遣会社から同じ派遣先の求人を紹介してもらうこともあります。それぞれ派遣先の情報を取っておくと、派遣先の採用事情の理解が深まり、事前準備の質が上がり、応募通過率を上げることにもつながります。
ブランクのある方や経験が浅い方は、派遣を通じて経験を積むことでキャリア形成していきますので特におすすめです。
2.CADオペレーターの派遣に強い派遣会社5選
総合型の派遣会社
パーソルテクノロジースタッフ
おすすめ度
【公式サイト】 https://persol-tech-s.co.jp/
『パーソルテクノロジースタッフ』人材業界2位のパーソルグループが運営する派遣会社です。メーカー、IT業界の派遣に強く、求人数・給与水準は業界トップクラスです。
CADの経験に応じて、開発、設計、CADオペ専門、未経験など幅広くポジションを紹介してくれます。
営業力がある会社なので、待遇や条件面の交渉が強いので、経験を積んでいくと時給アップなど待遇を上げてくれます。
プライム案件と呼ばれる自社案件が多いのも特徴の一つで、元請けの大手メーカーと直取引なので中間マージンが少ないので派遣社員の時給が高めです。派遣社員への還元率も良いので、メーカーでのCADオペを考えている人は登録すべき派遣会社です。
おすすめポイント
スタッフサービス(エンジニアガイド)
おすすめ度
【公式サイト】 https://www.engineersguide.jp/
派遣業界最大手に位置している『スタッフサービス』。2007年にリクルートグループに加入してからエンジニア派遣部門として営業力が増して業界トップに位置しています。事務・オフィス系の印象がありますが、ものづくり・IT系の派遣にも強いです。
全国に拠点をもち、全国のメーカーの研究所や工場など各拠点に案件を保有しています。スタッフサービスは対応職種が広いので、拠点ごとに設計、製造、検査と部署ごとに案件情報を持っていますので、要求レベルや給与相場を把握しています。
特定の派遣先の案件を探している方や希望エリアの求人情報を集めたい人におすすめです。
おすすめポイント
Modis
おすすめ度
【公式サイト】 https://www.modis.jp/
『Modis』はグローバル人材会社3強に入るアデコが運営するエンジニア派遣事業です。国内の大手企業の案件だけでなく、グローバルネットワークがあるので外資系案件も保有しています。
大手派遣会社の中で建築・土木業界の求人を多めに扱っています。大手プラントメーカーや建設事務所、建設コンサルタントの案件を保有しています。タイミング次第でビックプロジェクトへの配属も期待できます。
アデコは、正社員採用にも力を入れており、案件が終了しても別の派遣先を紹介してくれますので安定的に働くことができます。
おすすめポイント
CADオペレーター専門の派遣会社
CAD JOB
おすすめ度
【公式サイト】 https://cadjob.co.jp/
『CAD JOB』は、CADオペレーター専門の人材会社です。派遣については、建築・インテリア・土木業界に強いです。
業界経験があるキャリアアドバイザーが担当してくれるので、業務理解があり、マッチング精度が高いです。ベテランクラスから未経験者までそれぞれ案件を選定してくれるので、現時点のキャリアでの派遣先の条件や待遇のイメージがつきやすいです。
建築設計分野に強いので、意匠設計・構造設計・インテリアデザイン・レイアウト・設備設計など細かく条件を伝えても対応してくれます。
日建学院などの資格学校との連携しており、CAD JOB独自に資格取得へのサポートしてくれます。3DソフトBIMの研修やBIM案件にも力を入れているので、建築業界に進もうと考えている人におすすめです。
おすすめポイント
@CAD
おすすめ度
【公式サイト】https://www.at-cad.com/
『@CAD』は2005年に設立してからCADオペ専門の人材会社として運営している会社です。住宅・インテリア・建設業界の案件が多く、公共団体の案件も受注しています。案件のバラエティがあるので経験できる領域が広がります。
おすすめポイント
3.派遣会社を使いこなすコツとは
派遣会社は登録する段階から、対応次第で紹介される求人の質や受けられるサービスの質が変わります。こちらでは派遣会社の利用に際して、すぐにでも使えるコツとテクニックを紹介します。
1.登録情報は詳細に入力しておく
派遣会社のWeb登録の段階から、「経歴」「身につけたスキル」「活かせるスキル」について詳しく書けるのであれば入力しておいた方が良いです。
詳しく登録しておくメリット
派遣先に提出するキャリアシートとはWeb登録情報と職務経歴書、面談内容をもとに個人情報を伏せて派遣先に提出されるものです。
派遣先の担当者は、このキャリアシートの情報をもとに顔合わせ・職場見学をするかどうかを決めていますので、実質的に派遣先による選考が行われています。
この派遣先による選考を通過するためにも、出来るだけ詳しい情報を派遣会社に伝えておくと良いです。
2.転職時期は「いいところがあればすぐに」と伝えておく
求職中の人はもちろんのこと、現在働いていて転職を考えている人は、派遣会社に登録する段階での、転職時期に関する質問については「いいところがあればすぐに」と回答しておきましょう。
これは派遣会社から人気案件を優先的に紹介してもらうためにやっておくコツで、派遣会社の担当者は、案件がマッチングすればすぐに働いてもらえる人に優先して求人を紹介することがあるためです。
もちろん話が進んだ段階でも、入社時期の相談などは調整してくれますので、後々相談しておけば大丈夫です。
3.顔合わせ・職場見学に臨むときは派遣会社から情報をもらっておく
顔合わせ・職場見学の前までにはこちらの情報を派遣会社からもらっておきましょう。
・派遣先に提出したキャリアシート
・派遣先の担当者の役職、業務上の関係、人柄
・派遣先が嫌う、これは言ってはいけないNGワード
顔合わせの前に派遣会社から派遣先にキャリアシートを提出しています。個人情報を伏せた状態で、経歴の概要が記載されています。顔合わせの時に情報にずれが無いようにしておきましょう。
その他派遣先の担当者との応対で、注意すべきポイントを確認しておきましょう。
4.聞きにくいことは派遣会社の担当者に確認してもらう
派遣先との顔合わせで聞きにくいことがあれば、派遣会社の担当者経由で確認してもらうと良いです。
派遣先との顔合わせで質問すると印象が悪くなりそうなことは、顔合わせの前に聞いてもらうか、同席してくれる派遣会社の担当者に聞いてもらうと気を使うことなく情報を確認できます。
良い派遣会社の担当者であれば「有給の取り方など聞きにくいことは、顔合わせの面談の時にこちらから確認します。」と代わりに質問してくれます。
4.まとめ
派遣会社選びで重要なことは「情報集め」です。
CADオペ案件で条件の良い求人は早期に決まりやすいので、案件情報は幅広く集めておく必要があります。
「派遣先の業界」「何をCADに起こすか」「大手か中堅か中小か」によって今後のCADオペレーターとしてのキャリアに大きく左右します。
図面作成などの設計関連業務、建築業界で新たに導入されている3DCADのBIMなどのニーズの高いスキルを身につけていけば月収40万以上可能な職種です。
CADオペレーターとして経験を積める環境かどうかが重要で、身につけたスキルは待遇に直結していきます。
CADオペレーターの仕事は正社員であっても、派遣であっても雇用形態に関係なく経験とスキルが評価されていく職種です。
条件の良いポジションは、すぐに決まりやすいので複数の派遣会社に登録しておき、幅広く求人情報を仕入れておくことが大切です。
派遣会社に登録しておくときには、転職時期を早めに設定しておきつつ、詳しい経歴を伝えておくことで優先的に紹介してもらえるので更に求人情報が集まりやすくなります。
CADオペレーターの仕事は経験が大事なので、派遣会社を上手に活用して転職を成功させましょう。
こちらの記事がCADオペレーターの派遣を探すあなたのお役に立てれば幸いです。