総務の転職に強い転職エージェントをお探しではありませんか?
・総務職の転職先で「キャリアに箔がつきそうな」会社の求人を探している
・転職サイトで応募しているけれど中々選考が通らない
・総務の転職におすすめの転職エージェントを探している
といった疑問にお答えしていきます。
これまで管理部門~転職エージェントのキャリアから現在管理部門に転職している経験の中で、30社近く登録してみて実際に使って役に立った転職エージェントを厳選して紹介します。
総務の転職に強い転職エージェントを使えば、知名度がある会社や転職サイトでは落ちてしまうような会社も選考通過するよう手助けしてくれます。
転職エージェントは使い方次第で転職成功確率が上がりますので、最大活用するコツも合わせて紹介します。
1.総務の採用事情と転職エージェントを使う理由
総務職の求人はたくさん出回っていますが、選考通過率が低めの職種です。
実は、「人物重視」の裏には求人票に書かれていない「性別フィルタ」「年齢フィルタ」「経験した会社の事業規模フィルタ」など見えない条件がたくさんあるので、選考対策が難しいです。
見えない条件に対策を立てていくために総務へ転職を考えている方は、転職エージェントを利用して応募していく方法がおすすめです。具体的な活用方法はこちらです。
【転職エージェントの活用方法】
- 総務の転職に強い転職エージェントに登録する
- 経歴書の添削を依頼して、転職ツールを完成させる
- 求人を集めるために転職エージェントを追加登録する
- 転職エージェントから推薦状付きで応募する
この方法で進めていけば、企業の見えないフィルタ(採用条件)を通過しやすくなります。
転職サイトに登録する会社は、とにかく応募数を集めてその中から「自社と相性が良さそうなポテンシャルある人材」を求める傾向にあります。とりわけ中小企業が多いです。
転職サイト経由で転職活動している人の中で、興味のある会社はあるけれど「中々書類選考が通らない」「内定までたどり着かない」という人に特におすすめです。
社内の雰囲気に合いそうな人物かどうかを判別してもらうために、経歴書に「推薦状」を添付して応募してくれます。会ってみないと伝わらないヒューマンスキルをプッシュしてくれるので、面接につながりやすいです。
2.総務の転職におすすめの転職エージェント
総務の転職でおすすめの転職エージェントについて、「求人の質」「エージェント担当者の質」「サポート体制」の基準から厳選して紹介します。
MS-Japan
おすすめ度
【公式サイト】https://www.jmsc.co.jp/
管理部門の転職に特化した『MS-Japan』は総務を含め管理部門の領域で実績No1です。総務関連の求人が最も保有しており、管理職からスタッフクラスまで幅広い階層の求人に対応しています。
「上場企業」「老舗企業」「ベンチャー」など総務の仕事でも幅広い求人ラインナップが揃っているので、自分に合いそうな会社が見つけやすいです。
管理部門の総務、法務、財務など専門領域ごとにコンサルタントが配置されています。管理部門へ進みたいという志向を理解してくれるので、キャリアの相談がしやすいので安心感があります。
担当者の質が良く、応募から面接日時の調整などスピーディーに対応してくれるので転職エージェント選びに迷ったら登録すべきエージェントです。
dodaエージェントサービス
おすすめ度
【公式サイト】https://doda.jp/consultant/
リクルートに次いで転職支援業界No2の『dodaエージェントサービス』。求人保有数は業界トップクラスで、大手企業からベンチャーまで幅広く紹介してくれます。
登録面談した後も継続して「採用プロジェクト担当者」と「キャリアアドバイザーのおすすめ求人」をメールで送ってくれます。
大手企業や新興有力企業など、良い求人が多めで幅広い選択肢の中から求人を選ぶことできるので、求人集めにおすすめです。
また、登録面談では経歴書の添削を丁寧に対応してくれます。経歴書の添削依頼の候補としては『dodaエージェントサービス』か『MS-Japan』に対応してもらいましょう。
パソナキャリア
おすすめ度
【公式サイト】https://www.pasonacareer.jp/
『パソナキャリア』は初めての転職、女性の転職に強いエージェントです。
現時点のキャリアで可能性のあるポジションを幅広く紹介してくれます。またそれぞれの求人について「入社後のキャリアパスのイメージ」を教えてくれて、理解度が深められます。
パソナキャリアは、女性の転職支援にも力を入れています。パソナキャリアの母体であるパソナは、『育児を終えてもう一度働きたい女性へ向けて、能力や技術を活かすことのできる適切な仕事の場をつくりたい』という理念で創業しており、サービスにも浸透しています。
総務のキャリアについて漠然としている人、女性ならではのキャリアの相談をしたい人におすすめです。
JACリクルートメント
おすすめ度
【公式サイト】www.jac-recruitment.jp/
ハイキャリア、高年収の転職に強い『JACリクルートメント』。年収600万以上の経験者の転職に絞って転職支援しています。
外資系や日系大手を中心に500~1,200万レンジの求人を紹介してくれます。「役職あり」「年収アップ」求人が多くミドル以上の転職に強いエージェントです。
他のエージェントで年収やスタッフクラスばかりの求人を紹介されて、不満がある人は満足できるエージェントです。
大手エージェントでは唯一、企業と転職者のサポートを一人で担当する体制をとっています。面接に進むと過去の面接事例や採用された人の特徴や評価、事前にまとめておくべきポイントについて対策してくれます。
リクルートエージェント
おすすめ度
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
転職業界でNo1の『リクルートエージェント』。豊富な求人データベースを持っており、幅広く求人を提案してくれます。
業界最大手だけあって、初回の登録面談からどんどん求人を提案してくれます。
専用の管理画面で求人検索(非公開求人も検索可)できて、応募企業との面接調整も簡単にできます。リクルートエージェントはツールが使いやすいので、エージェント対応がやりやすいです。
機械的な対応だという印象を持たれがちですが、情報量と営業力がある会社なので内定をしっかり勝ち取ってくれるエージェントです。
3.転職エージェントを使いこなすテクニック
転職エージェントは登録の段階から対応次第でサービスの質が変わりますので、すぐに使えるテクニックを紹介します。
1.「すぐに」転職すると伝える
転職時期について、「良いところがあればすぐに」と回答しましょう。そうすることにより、転職エージェントの優先度が上がります。
転職時期について「良いところがあればすぐに」、「1か月以内」、「3か月以内」、「時期は決まっていないが転職を考えている」のように聞かれます。転職時期が先になればなるほど、エージェント側のサポート意欲が低くなりがちです。
もちろん、すぐに転職する必要はありません。転職活動はタイミングが重要で、スピード勝負なので情報を早くもらって損がありません。
2.転職エージェントに「求人企業の求める人物像」を確認しておく
転職エージェントは求人企業から人材確保の依頼を受けて募集を行っています。
「有資格者を求めているのか?」、「欠員補充なのか?」、「未経験からでも教育していく姿勢で素直な人を求めているのか」など採用目的や求める人物像を確認しておきましょう。
総務の仕事は経営会議の準備進行、株主総会の運営、社内規定の整備、安全衛生など業務が広すぎるので、アピールポイントを絞り込みにくいです。
企業の求める人物像に合わせてPRポイントを絞って伝えることで、採用担当者に刺さりやすくなります。
選考前には必ず情報を仕入れておくことをおすすめします。
3.「定期的に」連絡を取っておく
キャリアアドバイザーから定期的に「転職活動のご状況は?」、「紹介した求人案件への興味は?」、「希望条件に変わりはないか?」というように連絡が来ます。
転職エージェント側のシステム・データベースで、転職者一人ひとりの履歴が保存されています。こちら側の状況を伝えておくと、その内容と最終連絡日の履歴が残ります。そうするとエージェントとしては、「まだ転職活動見込みがありそうだ」ということになり、新しく求人が発生した場合など、優先的に紹介してくれます。
メールや電話でなくとも転職エージェントの登録者が利用するシステムへのログイン日も一つの基準になります。定期的にログインしておくなどしておくとおすすめです。
4.総務の転職に役に立つ転職サイト
総務のキャリアに傷をつけないためにも、転職して「自分が思っていたイメージと違うかも、、」とギャップを持たないためにリサーチを徹底していきましょう。
転職会議
【公式サイト】https://jobtalk.jp/
総務で働くときは経営陣との相性が大事ですので、社内に意見をチェックする時には『転職会議』を見ておきましょう。
「社長の魅力」「社員・管理職」など社員からみた社長や管理職の評価が参考になります。社風やあらゆる施策にも通ずるところがありますので、知っておくと入社後のギャップが少なくなるでしょう。
OpenWork
【公式サイト】https://www.vorkers.com/
口コミサイトの中でも信憑性が高い情報が多い『OpenWork』。総務としてはチェックしておきたい「ワークライフバランス」や「組織文化・企業文化」のコメントが多く寄せられています。
また「経営者への提言」という現場からの意見もあり、入社後に他の部署との連携を取るときにも「生の声」として知っておくと役立ちます。
退職した社員のコメントも含んでいますので多少ネガティブな要素もありますので参考程度に見ておくと良いでしょう。
5.まとめ
総務の転職で大事なことは、「会社選び」です。
「上場か非上場か」、「大手かベンチャーか」、「どの業界か」によって今後の総務のキャリアを大きく左右します。
安易に受かりやすい会社に進んでしまうと、専門性が身につかず転職を繰り返すと再転職が難しくなります。総務領域の幅を広げ続けて、深堀していくようにキャリアを積み上げていくと市場価値が上がっていきます。
転職活動においては、採用担当者として、自社の経営陣との相性はいいか?社風に合うか?といった「カルチャーマッチ」を中心に見ていきますが、「スキルマッチ」も同じぐらい見られています。
総務の業務経験は、経営会議の運営から安全衛生まで幅広いのであれもこれをPRしても評価につながりません。
採用したいと考える会社の実業務に紐づく経験に絞って、アピールしていくことが大切です。
相手の求めていることを予測せずに話しては、採用したいと思うほど感じてくれません。企業の選考に進むにあたっては、事前に情報があればあるほど、成功確率は高くなります。
総務の転職においては、転職エージェントを活用して転職市場の情報、企業の情報をもらいながらあなたの転職を成功させましょう。
こちらの記事が総務の転職を考えるあなたのお役に立てれば幸いです。