転職エージェントとは?|一から分かる!基礎知識と活用方法を解説!

転職エージェントを利用しようと考えているが、「何をしてくれるのか?」、「使った方が良いのか?」、「自分に役立つのかどうか良く分からない」など疑問に思っていませんか?

転職エージェントは無料で転職活動に役立つサービスを受けられます。それは初めて転職活動をする人からエクゼクティブ層まで幅広い属性に向けて個別で支援してくれます。

転職エージェントを求人紹介してくれる、応募代行してくれるという使い方だけでは、実はもったいないです。上手く活用すれば、自分に合った転職エージェントを見つけ、思ってもいなかったような優良企業へ転職を成功させることも可能です。

こちらでは、現役の転職エージェントの経験から「転職エージェントとは?」という疑問に仕組みの説明から、賢い活用方法まで紹介します。

1.転職エージェントの仕組み

転職エージェントとは、民間企業が運営している登録型の転職支援サービスです。採用を検討している企業から人材確保の依頼を受けて、人材募集を代行しています。

まずは、転職支援を受けるためには、パソコンもしくはスマートフォンで転職エージェントに登録します。その後オフィスなどでキャリアアドバイザーという担当者と直接対面で面談します。

面談時に履歴書や職務経歴書、希望条件などの情報を伝えると、その条件に合った求人を転職エージェントが保有する求人情報から紹介してくれます。

費用は一切かかりません。面談のときには、キャリア相談や応募書類の作成アドバイス、添削をしてくれます。

 

2.転職エージェントから受けられるサービスとは

転職相談・キャリア相談

転職をしようと考えている人、転職活動をしていて行き詰っている人など転職に関するすべての相談に乗ってくれます。

転職に関する悩みを相談すべき相手として会社の上司、同僚、家族、友人へ中々しづらい部分があったりします。年収や身につけるべき専門分野の選択など自分だけが考えているキャリアに関して、実現に向けてどのようにすべきかと悩む人は多いです。しかしながら悩みややりたいという希望を打ち明け、それに向けて一緒に考えてくれる人を選ぶのは中々難しいです。

まずは情報収集という段階でもキャリア相談をしてみることで、「自分のすべきことが見つかった」、「選択肢が具体的になった」という感想を持つ人は多く、まずは第三者の意見として、転職エージェントの相談をしてみると良いでしょう。

 

業界情報・企業内部情報を教えてくれる

進みたい業界に関する情報として近年の製品トレンド、シェア、技術動向の方向性、求められる人材とは、などを詳しく教えてくれます。

ネットなどで自分だけで調べても出てこない業界専門情報を収集することができます。

 

非公開求人や独占案件の紹介

人を採用したいと考えている企業の中には、非公開として求人活動を行う企業がいます。

採用活動していることを知られたくないという場合や求人票を一般公開して大量の応募が来た場合に対応できないので、一部のエージェントに依頼する場合があります。

そのためエージェントに依頼をかける求人は、求人サイトやハローワークなどでは見つけられません。

そのような企業の中には大手企業や優良企業も数多くありますので、非公開求人を紹介してもらうために、転職エージェントを利用する人もいます。

 

応募書類の添削

応募企業に出す履歴書と職務経歴書の書き方のアドバイスをしてくれます。自己PRの書き方、これまでの経験や実績の表し方、これまで培ったスキルの書き方など経歴書のブラッシュアップのための指導をしてくれます。

転職エージェントのサービスのメリットとしては、

  • 採用企業の求める人物像に沿った記載があるか?
  • 転職者の今後の方向性が業界や採用企業の方向性とマッチしているか?

などの転職市場の業界担当者だから分かる指導が得られることです。もちろん自己PRの書き方が分からないという悩みでも、面談での聞き取りを丁寧に行い指導してくれます。経験者の転職となると実績や活かせるスキルなど採用担当者に刺さる文章の作りこみなど幅広く対応しています。

 

スケジュール調整

面接日時の調整や、内定後の入社日の調整に関する連絡をエージェント経由で行ってくれます。面接可能日時をエージェントに伝えておけば、企業への連絡をエージェントが行いますので、就業中の人などすぐに返信ができない人には非常に助かるでしょう。

実は企業の選考でこういったメールの文面に不備が無いか?など見ている企業もあるためマイナスポイントにならずに済むというメリットもあります。

 

面接対策

面接に不安のある人や、面接の経験が少ない人におすすめしています。

面接経験があったとしても、コンサル業界の面接はフェルミ推定を用いる質問など、特殊な質問がありそうな場合は、エージェントを利用して面接の練習をしておくと格段にレベルアップしますのでおすすめしています。

改めて模擬面接を実施しなくても、転職エージェントに登録面談の時に、エージェント担当者から受ける質問に対して回答するだけでも十分に練習になります。

転職エージェントも企業に推薦して良い人物かどうかを判断する必要がありますので、0次面接のような形で行っていますので、質問内容が重複することはよくあることです。

 

給与交渉

採用企業に希望給与を伝えることは中々難しいところがあります。内定をもらいたいため低く伝えたほうがいいのかどうかなど、悩みどころがたくさんあります。

伝えにくいこともエージェント経由で行っておくと良いでしょう。

もちろん採用者の年収は、経験、スキル、実績などの評価から決定していきます。外資系企業やエクゼクティブ層などこの年収交渉においては、良い人材を採用することが目的なので、年収設定ありきで採用する人物を決めているわけではありません。

極端な話ですが、国内大手企業のように賃金テーブルが明確に決められている場合でない限り、100、200万程度の増減の年収設定は交渉の範ちゅうです。

高い営業力とコネクションを持った転職エージェントを活用することも、転職の成功率を上げ、高年収を獲得する手助けになります。

 

各種セミナー(面接力向上など)

各種セミナーは、大手転職エージェントが定期的に開催しています。形態としてはセミナー、個別相談会、就職フェアとして開催されます。大きなホールを貸し切り開催する場合や自社オフィスで行う場合など様々です。

セミナーは講義形式が一般的です。主に業界知識、トレンドなどの情報と履歴書や職務経歴書の書き方、面接の流れなどの基本的な内容を教えてくれます。セミナー当日は個別面談会を行うこともあり、個別にフォローしてくれます。

転職活動が初めての人や最初何からすればよいか分からないという方にはおすすめです。

 

各種セミナー事例

・『面接の質問の意図を知ろう!面接力アップセミナー』(doda パーソルキャリア主催)

・『はじめての転職で社内SEを狙うための転職個別相談会』(パソナキャリア主催)

・『@typeエンジニア転職フェア、座談会』(@type主催)

 

それぞれ、テーマを決めて定期的に開催しています。各社以下のページのセミナーページを確認できます。

リクルートエージェント

dodaエージェントサービス

パソナキャリア

@type

 

どれも参加は無料ですので、情報収集として有効です。

 

※そもそも転職エージェントが無料で利用できる理由とは?

企業が転職エージェントを利用して採用すると、成果報酬として、年収の30%程度を転職エージェントに支払わなければなりません。例えば年収400万の方を採用した場合、120万円を転職エージェントに支払わなければなりません。

そのため、大量採用をして、良い人間だけふるいにかけていくことなど、コストの面から到底できません。そのため、比較的安価に採用できる求人サイトに大々的にPRして応募を集めています。

また、転職エージェントと採用企業との契約に『返金規約』というものがあります。3か月から6か月以内に自己都合退職した場合、紹介した報酬として支払われる謝礼金の50%を返金しなければならないというものがあります。

そのため、紹介した人間がすぐに辞めてしまっては、転職エージェント側としてもビジネスになりませんので退職までの期間や理由はかなり慎重に確認します。

その内容が良くない場合、転職エージェントとしてもその企業の求人を取り扱わないようにしています。採用企業の過去の取引や紹介者の実例から、転職エージェントも採用企業の良い面も悪い面も把握しています。

採用企業の事情をよく知る転職エージェントから紹介されることで、ブラック企業に出会う確率はぐっと減らすことができます。

※中小の転職エージェントには要注意

中小企業の転職エージェントはとにかく取引実績が欲しい、数値目標を達成しなければいけないという事情があり、とにかく紹介・採用させようとする悪い転職エージェントがいることも事実です。

そのため、企業の見極めに不安がある方には、まずは大手の転職エージェントの利用をおすすめしています。

 

3. 求人サイトとの違い

求人サイトと転職エージェントのサービスの違いは、「転職者に担当者がつくかどうか」です。転職エージェントに登録することにより、希望条件に合致した求人の調査、応募企業との連絡、調整、面接対策など転職活動に必要な作業を担当者が代わりに行ってくれます。

求人サイトを使って転職活動を行うとこれらすべてを自分自身で行うことになります。

9つの項目について比較しましたので、参考にしてみてください。

求人サイトにもメリットがあり、転職活動のペース配分が自分だけで調整できることです。まだ具体的な悩みの相談もないが、転職フェアなどで情報収集したいという人にとっては気軽に登録できます。転職活動を始めようと考えていないが、幅広く情報収集しておこうという人にはおすすめです。

 

4.利用した時のメリットとデメリット

転職エージェントを利用したときのメリットとデメリットを解説します。

 

転職エージェントの【メリット】

  • スケジュール調整など転職活動に必要なサポートを無料で受けられる
  • 業界情報の収集、選考対策が非常に有効
  • 非公開求人を紹介してくれる
  • キャリアに関する客観的な評価を受けられ、相談にのってもらえる
  • あなたのスキル・人物性などPRしてくれる

 

転職活動に必要な内容を代行してくれる転職エージェントのサービスを無料で受けられるので、一度利用すると次に転職するときに再度転職エージェントを利用する人が多いため、満足度が高いことが分かります。

受けられるサービスはいくつかありますので、「応募書類の添削だけお願いしたい」、「選考対策のための情報が欲しい」なども目的を決めて活用すると非常に効果的です。

 

転職エージェントの【デメリット】

  • エージェントによって質のバラつきがある
  • エージェントの都合で紹介される求人に偏りがある場合も
  • サービスを受けられない場合がある
  • 転職活動のペース配分が自分のペースだけでは進められない

 

無料でサービスが受けられ、かつ有益な情報をくれる心強いエージェントでありますが、エージェントが介入しているため、エージェントの都合で話を進めようとする担当者がたまにいます。

例えば、採用企業から転職者(候補者)の紹介を強く促されて、応募をあっせんしてくるような担当者がいます。それは、エージェント自身も人材確保を依頼されている立場上、営業のスタンスでもあり、転職者の意思を軽視するためです。もしくは希望条件を聞き取るスキルが不足している

希望条件と明らかに乖離しているような求人に応募を促してくるような担当者がいた場合は、会社を変える、担当者変更を依頼するなどしておくと良いでしょう。

 

5.自分に合った転職エージェントの選び方

転職エージェントは何十社とあり、どこを選べばよいのか分からないことが良くあります。また、自分には合わなかったというエージェントも違う人が利用したときに入社が決まったということも良くある話です。

どのようなエージェントを選べばよいか、具体的に解説します。

転職エージェントは大きく分けて『大手総合型転職エージェント』と『特化型転職エージェント』の2つに分けられます。特化型転職エージェントとは、特定の分野に特化して転職支援を提供しています。

大手総合型転職エージェント

大手総合型転職エージェントは、大手人材会社が運営しており、ほぼ全ての職種に対応しています。

大手総合型転職エージェント

dodaエージェントサービス

リクルートエージェント

パソナキャリア

マイナビエージェント

JACリクルートメント

Spring転職エージェント

 

メリット

  • 同時に複数の業種や職種の転職支援をしてくれる
  • 大手人材会社ならではの企業とのコネクションがある
  • 求人件数が多い

 

デメリット

  • 担当者によってサービスの差がある

 

大手企業になれば会社の営業力も総じて高く、対象エリアもほぼ全国に対応しています。そのため求人件数が特化型転職エージェントであれば数百から多くて数千件程度ですが、大手総合型転職エージェントは、少なくとも数万件を保有しています。最大手のリクルートエージェントは10万件以上保有しています。

しかしながら、担当者が多い分それぞれの提供するサービスにばらつきがあることも事実です。企業の中には採用企業の過去データや面接履歴、採用実績などデータベースが蓄積されており、それらの情報収集としては申し分ありませんが、エグゼクティブ層、金融など専門性が高くなると特化型転職エージェントの方がおすすめです。

エージェント名\年収 ~500万 ~800万 ~1000万 1000万~
dodaエージェント
リクルートエージェント
パソナキャリア ×
マイナビエージェント ×
JACリクルートメント ×
Spring転職エージェント

 

それぞれの特徴は以下の通りです。

dodaエージェントサービス

国内人材業界TOP2。書類作成や選考対策に関するアドバイスが充実し、丁寧なサポートが好評

 

リクルートエージェント

国内最大手のリクルートグループ。求人件数最多。キャリアコンサルタントの良し悪しに差があるものの企業への営業力抜群

 

パソナキャリア

女性の転職、初めての転職に強い。これから転職を考えている人や不安のある人にはおすすめ

 

マイナビエージェント

新卒メディアNo1「マイナビ」の転職エージェント。知名度があり、中小の優良企業の求人が豊富

 

JACリクルートメント

国内人材業界No3。外資系、海外、高年収のハイスキル求人を中心に扱っている

 

Spring転職エージェント

グローバル案件を扱い、大手企業の求人が豊富

 

転職をこれから考えている人には、まずは面談などサポートが丁寧なdodaエージェントサービスとパソナキャリアの2社をおすすめしています。

更に求人を紹介してほしいという人は求人件数が断トツのリクルートエージェント、中小企業の独占案件を保有するマイナビエージェントを利用すると良いでしょう。

その他キャリアやスキルに合わせてJACリクルートメントやSpring転職エージェントを使い分けておくと良いでしょう。

 

特化型転職エージェント

・ワークポート(IT・モノづくり業界に強い)

・JACリクルートメント(外資系・エグゼクティブ層に強い。総合型の中でもこの分野に強い)

・ウィルハーツ(金融業界に強い)

・ムービン(コンサルティング業界に強い)

・MS-japan(管理部門に特化している)

・クリーデンス(アパレル・ファッション業界に特化している)

・ハタラクティブ(第二新卒に強い)

・リブズキャリア(女性の転職に強い)

 

メリット

  • 業界出身者が担当につくことが多く、業界知識が豊富
  • 企業の応募書類作成や面接など選考対策が充実

 

特化型転職エージェントのメリットは、担当者の専門性が高いことが挙げられます。担当者が業界未経験や知識がないのであればメリットは全くといっていいほどありません。

しかしハタラクティブのようにこれから専門性をつけていきたいと考えている第二新卒や初めての正社員を目指す人にとっては、他社にはない教育などのサポートが整っていますのでおすすめしています。

 

デメリット

  • 一部の業界・職種に特化しているため、求人件数が少ない
  • 未経験から応募できるような求人が少ない(JAICなどはむしろその分野に特化しています)

 

特化型転職エージェントのデメリットは求人数が圧倒的に少ないことが挙げられます。大手総合型転職エージェントを利用してみると少し物足りなさを感じるかもしれません。

実際には特化型転職エージェントから紹介される求人は大手総合型転職エージェントも保有しているため、大きな差はありません。実際の入社実績も大手総合型転職エージェントの方が多かったりします。

特化型転職エージェントの活用方法として、大手総合型転職エージェントを2社程度活用し、業界情報の収集や独占求人の紹介をしてもらうために1~2社程度活用しておくと非常に効果的です。

分野 エージェント名 参考ページ
IT ワークポート IT転職で失敗しないための転職エージェント9選
外資系 JACリクルートメント 外資系転職でキャリアップを実現する転職エージェント9選
コンサルティング ムービン 【業界プロが厳選】コンサル業界に強い転職エージェント7選
金融 ウィルハーツ 金融業界で年収アップしたいときに活用すべき転職エージェント8選
管理 MS-Japan 管理部門のキャリアアップに役立つ転職エージェント5選
アパレル クリーデンス アパレル・ファッション業界の転職で役立つおすすめ転職エージェント5選
第二新卒 ハタラクティブ 第二新卒で転職するなら活用すべき転職エージェント11選
エクゼクティブ JACリクルートメント エグゼクティブ、経営層の転職で選ばれる転職エージェント4選
女性 リブズキャリア 女性の転職支援に強い|おすすめ転職エージェント5選

 

6.利用の流れとポイント

①登録する

PCやスマートフォンで2分~5分程度で登録が可能です。

名前、住所、年齢、電話番号、メールアドレス、会社名など決められた項目に沿って入力していきます。

 

②連絡がくる

登録が完了すると転職エージェント担当者から電話もしくはメールで面談日時の連絡がきます。

面談の場所はエージェントのオフィスで行います。現在働かれている方は勤務の後の19時以降や土日など面談可能な候補日をいくつか準備しておくと良いでしょう。

 

③個別面談に行く

面談は直接対面を行います。

その時に、履歴書と職務経歴書を持参します。事前にメールなどでデータを送っておけば不要です。面談時には、経験のヒアリングや転職理由、次の仕事の希望条件を確認されます。実は、この個人面談を行うと良いことがあり、エージェントから質問される内容は「転職理由は?」「どのような実績があるか?」などの質問をされます。

実は、企業の面接と同じような質問ばかりであるため、面接の練習にもなります。複数のエージェントと面談すると転職理由など話しにくい内容や実績のPRなどスラスラ話せるようになります。

 

④求人紹介を受ける

面談で聞き取りが終わると、面談の最中もしくは終了後に求人を紹介してもらえます。2~20件程度紹介してくれる場合が多いです。

気になる所について、転職エージェントでも分からなければ、担当者経由で求人企業へ確認してくれますので、十分理解した上で応募意思を固めることができます。

 

⑤職務経歴書の添削

こちらは必要に応じて行います。修正すべき個所を教えてくれます。提出する書類に不安のある人はぜひアドバイスを受けるようにしましょう。

 

⑥応募する

企業への応募は転職エージェント経由で応募します。

その場合、応募書類はエージェントとの面談時に提出した書類を企業に提出するため、応募時には改めて書類を作成する必要はありません。

応募の都度、写真の準備や経歴書を準備するのは大変ですので非常に助かるサービスです。

人によってまちまちかもしれませんが、書類選考通過率はかなり高いと思います。これまで転職サイトなどを利用していた時と比べると格段に確率は上がると思います。

 

⑦面接対策

企業の書類選考が通過し、面接が決定した場合、事前に面接に向けて準備しておくべきポイントを教えてくれます。例えば過去に質問されたリストや知っておくべき業界知識やニューストピックなど様々です。

その他、選考の流れをも事前に教えてくれます。1次面接は現場担当者、2次面接は人事責任者といったように事前に会う人を教えてくれるだけでも心の準備ができるので、安心できることでしょう。

 

⑧採用企業との面接

面接の結果は転職エージェント経由で連絡がきます。

面接で上手く説明できなかった、PR出来なかった場合には転職エージェントから追加であなたの魅力を採用企業へプッシュしてもらうことが出来ます。面接後の企業の評価をエージェント経由で教えてくれますので、合否に関わらず今後の転職活動に活かせる情報ですので教えてもらうようにしましょう。

 

⑨内定、給与交渉

内定後の入社までの調整もすべて転職エージェントが行ってくれます。

 

転職エージェントによってサービスの提供の仕方が違います。面談についてもじっくり面談に時間をかけるエージェントもいれば、電話でお互い手短に面談を行うエージェントをいます。求人の紹介するやり方も様々です。

「電話の方が都合がいい」、「メールの方がいい」、「じっくり転職活動を進めたい」など、自分にスタイル合ったエージェントを選ぶことで、効率よく転職活動を行うことができるでしょう。

 

7.まとめ

いかがでしたでしょうか。

これまで転職エージェントの仕組みから活用方法までご紹介しました。転職活動を効率良く進めるための一つの手段として考えると、転職エージェントのサービスは非常に有効と言えるでしょう。

高校、大学新卒の就職活動の時には就職相談する窓口があらかじめ準備されていましたが、社会人になるとそのような機関は自ら探さなければなりません。

仕事を決めることは人生においても数少ない機会です。20代から50代まで転職に関する相談をできる転職エージェントという存在は非常に心強いでしょう。

こちらの記事が、転職エージェントを活用方法の理解につながり、皆さまの転職の成功にお役に立てれば幸いです。