武田薬品工業へ転職考えていませんか?
応募を考えるうえで、企業ホームページや採用ページ、求人情報以外の職場風土や給与について調べようと考えていても口コミサイトがいくつもあって、どれを見ればいいのか分からないことになっていませんでしょうか。
こちらのページでは、転職エージェントとして転職支援を行ってきた経験とネットワークをもとに武田薬品工業に転職を考えている人に向けて、知っておくべきポイントと内部情報に関する評価の口コミ情報を分析し解説します。
こちらを全て読めば、武田薬品工業に転職すべきか決めることができ、転職するための方法を理解することができるでしょう。
1.1分でわかる武田薬品工業の概要と転職するときのポイント
1-1.武田薬品工業の概要
- 1781年創業、国内トップのグローバル製薬会社
- 国内ではタケダ漢方、アリナミンなどの製品で知名度が高い
- 消化器系疾患、制癌剤などの領域に強みをもつ製薬企業
- グローバル、国内含め企業買収を積極的に行い、研究開発領域拡大を進めている
- グローバル化が進み、組織変更など頻繁に行っている。評価制度は成果主義に移行している
- 平均年収1,038万円。住宅補助など諸手当が充実、業界トップクラスの給与水準
- 企業年金制度など充実した福利厚生制度で給与満足が高い
1-2.武田薬品工業に転職するときのポイント
- グローバル化が進み、語学力を求められるポジションが増えてきている
- 研究開発領域を絞って事業展開を進めているため、関連職種の採用に積極的
- 選考対策を行うために転職エージェントを有効活用して転職活動を進めましょう
1-3.武田薬品工業の口コミまとめ
2.武田薬品工業の会社・事業概要
社名 | 武田薬品工業株式会社 |
本社所在地 | グローバル本社
東京都中央区日本橋本町二丁目1番1号 |
代表者 | 代表取締役 社長CEO クリストフ・ウェバー |
設立 | 創業1781年 ( 天明元年 ) 6月12日 |
資本金 | 779億円 ※2018年3月末時点 |
従業員数 | 5,461名 ( 単体 ) 、27,230名 ( 連結 ) ※2018年3月末時点 |
売上 | 1兆7,705億3,1百万※2018年3月末時点 |
事業内容 | 医薬品等の研究開発・製造・販売・輸出入 |
2-1.事業概要
※武田薬品工業 HPより引用
武田薬品工業は70か国以上の地域に医療品の開発・製造・販売をしているグローバル製薬会社です。
創業は1781年に初代近江屋武田長兵衞が、幕府免許のもと、日本の薬種取引の中心地であった大阪・道修町で和漢薬の商売を始めました。薬を問屋から買い付け、小分けして地方の薬商や医師に販売する小さな薬種仲買商店が武田薬品工業の始まりです。戦後の日本においてはワクチン剤などの製造を行い、日本で初めての総合ビタミン剤「パンビタン」の販売を行っています。その後現在でもヒット商品となっているビタミンB1誘導体「アリナミン」を発売し、戦後の食糧難からくる栄養不足解消改善として日本全国に広まりました。
※武田薬品工業およびグループ会社の商品
現在ではアリナミン、タケダ漢方などの商品で一般的な知名度を誇っています。しかし売上の大部分を占めるのは消化性潰瘍治療薬、オンコロジー(制癌剤)、ニューロサイエンス(抗うつ剤)及びワクチンなどです。
一部製品紹介
- 「タケキャブ」(酸関連疾患治療薬)
- 「ベクティビックス」(直腸・結腸がん治療薬)
- 「リュープリン」(前立腺癌・乳癌・子宮内膜症治療薬)
- 「イキサゾミブ (製品名:ニンラーロ) 」(多発性骨髄腫 (血液悪性腫瘍)治療薬)
米国、日本を始め新興国でも販売数を増やしており、これらの主力製品をもとに更に事業拡大を進めていく方針です。
2-2. ミッション・バリュー
※武田薬品工業 HPより引用
タケダの創業者である初代近江屋長兵衞は、病に苦しむ患者さんに何ができるか昼夜問わずに考え、事業を誠実に営むことを信念としていました。患者さんを中心に考えるという創業者の精神は、タケダの経営の原点として世代を超えて脈々と受け継がれ、創業235年を迎えた今日も、世界70ヵ国以上のタケダグループ全体の基本精神として根付いています。
※武田薬品工業 HPより引用
武田薬品工業のタケダイズムとして、事業や仕事の優先順位として「誠実」、「公正」、「正直」、「不屈」という考えのもと行動、意思決定の基準としています。
2-3.トップメッセージ
※武田薬品工業 HPより引用
創業から培われた揺るぎない価値観に基づき、患者さんにとってより価値の高い革新的な医薬品を創出し、世界中にお届けするという使命を誠実に果たすことに全力で取り組んでいます。2016年に打ち出したビジョン2025において、オンコロジー(がん)、消化器系疾患、ニューロサイエンス(神経・精神疾患)、そしてワクチンの領域で、世界トップレベルになるという目標を掲げています。
ビジョン2025とは?
2016年に策定した武田薬品工業の中長期計画です。「消化器系疾患(GI)領域でのNo.1、オンコロジー(がん)におけるトップ10、中枢神経系疾患(CNS)領域および新興国事業での強固なプレゼンス」を目指すものです。4つの柱である「Values(バリュー)」、「People(世界中の人々・仲間)」、「R&D(研究開発への挑戦)」、「Business Performance(事業の持続的成長)」に沿って実行していきます。
- Value:世界の保健医療向上にフォーカスした企業の社会的責任(CSR)施策、ならびに医療システムが発達していない地域を含む世界中にタケダの革新的な医薬品をお届けできるようにする、医薬品へのアクセス向上(Access to Medicine)施策。
- People:人材育成およびダイバーシティのさらなる推進と次世代リーダーの育成。
- R&D:「オンコロジー(がん)」、「消化器系疾患(GI)」、「中枢神経系疾患(CNS)」の3つの疾患領域そして「ワクチン」を重点領域とし、これらの重点領域にR&D投資を集中することを明確にしています。
- Business Performance:「エンティビオ」「ニンラーロ」のグローバル製品や、日本の「タケキャブ」「アジルバ」を中心に事業成長を持続させることを宣言しています。
2-4.グローバル展開
※武田薬品工業 HPより引用
武田薬品工業は、日本、北米、アジア、欧米、アフリカ、中東など70か国の地域に拠点を有しています。製薬業界のグローバルランンキングにおいてもトップ20に入る大手です。企業買収を積極的に行っており、希少遺伝性疾患や各種ワクチン開発など領域拡大を進めています。2014年にはグローバルランキング10位に入るグラクソスミスクラインの要職を務めたクリストフ・ウェバー氏を代表取締役社長に任命するなど、グローバル化を加速させる動きがあります。
3.武田薬品工業の採用・求人情報
社名 | 見るべきポイント |
事業概要 | 会社の企業理念やミッションを理解し、事業内容をチェックしておきましょう。代表者によるトップメッセージや事業方針を念頭にあなたのキャリアにマッチしているかをしっかりと考えましょう。 |
採用・求人情報 | 求める人物像をチェックし、考え方などあなたに合っているかを考えましょう。会社採用ページの代表者や人事担当者、社員の紹介ページを参考にしましょう。 |
働き方 | 企業の求人票やホームページの福利厚生制度などの調査だけでなく、転職エージェントや口コミサイトなどの第三者からも幅広く情報収集を行うことで、企業研究の質が上がります。 |
3-1.採用メッセージ
※武田薬品工業 HPより引用
「Empowering Our People to Shine」
社員に対し、それぞれが所属するチームから適切なサポートを受け、自らの意思でキャリアアップを目指す体制があります。会社や製薬業界に対する理解を深めることで未来のリーダーを養成するプログラムや、様々なスキルの習得など、必要なトレーニング・開発プログラムが準備されています。同業界からの転職だけでなく、研究開発職などを除くあらゆる職種では異業種からの転職実績もかなりあるようです。
3-2.平均年収
※有価証券報告より抜粋
平均年収は、製薬業界の中でもトップクラスです。営業職など外勤手当が支給される分高めの設定になっています。研究職などその他の職種は、給与体系が違いバラつきがあります。
3-3.労働環境
・平均残業時間 13時間
・有給消化率 71.2%
(※厚生労働省 女性の活躍推進企業より抜粋)
・福利厚生制度
- 独身寮、社宅
- 住宅補助(8割程度補助)
- 社員持ち株制度
- 財形貯蓄、住宅融資
- 企業年金制度
- 契約保養所(全国各地)
- 外勤手当(営業職など、月5万円)
武田薬品工業は、住宅補助が他の業界、企業と比較して充実しています。また営業職なれば外勤手当が基本給に別途支給されるため、高い年収水準となります。勤続年数が長いこともあり企業年金制度なども社員の満足度をアップさせる要因となっています。
4.武田薬品工業の求人情報
現時点で、求人について武田薬品工業のホームページとdodaエージェントサービスが求人を掲載していました。
部門 | 募集職種 |
東京 |
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山口 |
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大阪 |
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※武田薬品工業 HPより引用
武田薬品工業のHPに東京本社、大阪本社・工場、神奈川藤沢研究所、山口光工場を中心に50件近い求人が掲載されています。研究職やリサーチ、物流、営業職、管理部門など幅広い求人が掲載されています。それぞれ採用されるポジションに動きがありますので、定期的にチェックしておくとよいでしょう。
4-1.武田薬品工業の求人について
武田薬品工業は、中途採用について積極的に転職エージェントを利用しています。山口県光工場や大阪工場、神奈川藤沢研究所など全国の拠点で採用活動を積極的に進めています。業界、職種の特徴上全ての求人を公開しているわけではありませんので、エージェントに登録し、空いているポジションを確認しておきましょう。
5.武田薬品工業の口コミ情報まとめ
武田薬品工業の口コミや企業情報、内部情報について4つの軸でまとめました。
- 人事(待遇の満足度/福利厚生)
- 仕事(やりがい・達成感/成長・教育制度)
- 職場(風通しの良さ/職場の士気)
- 制度(コンプライアンス/人事評価制度)
備考 | |
待遇の満足度
福利厚生 |
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やりがい・達成感
成長・教育制度 |
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風通しの良さ
職場の士気 |
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人事評価制度
コンプライアンス |
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その他 |
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5-1.待遇の満足度/福利厚生
給与水準が他企業と比較して高い水準にあり、待遇や福利厚生への満足度は非常に高めです。
高い水準の基本給に加え、住宅手当(8割程度支給)や各種手当が別途支給され、年収に加算されます。営業職であれば外勤手当として月5万円支給、研究職は裁量労働制でみなし残業代(20h)が支給されるなど給与体系が異なるようです。
また年収のうち賞与の比重が大きく、新卒3年目で100万円を超える賞与が支給されるなど賞与額が高めです。賞与については個人評価によって決定されるため人によってばらつきがあるようです。
福利厚生制度は確定拠出年金や財形貯蓄など日本の大手企業で整備されているような制度のみとなっていますのでとりわけ変わった制度はありません。同社は勤続年数が長いこともあり、企業年金支給額がある程度支給されるため満足しているコメントも見られました。
5-2.やりがい・達成感/成長・教育制度
業界No1企業であり、医療、生命関連製品を扱っていることで社会貢献を実感できるなどやりがいを感じられるポイントからまずまず高めの評価です。
業界No1の企業として医薬品のシェアもあり、医師を始め医療関連者との折衝がやりやすい部分と医薬品の社会的影響力が大きいことがやりがいに繋がっています。
海外研修や海外勤務、MBA留学、E-learningなど教育制度が充実しているため、成長できるチャンスがある環境にあります。製薬会社の場合研究職などのスペシャリストがいる一方で、MRや営業などの職種であっても医薬品の知識や営業スキル、他部門との調整など幅広いスキルが必要となるため、部署異動をしながらスキルをつけていくようなゼネラリストを育てようとする一面もあります。
5-3.風通しの良さ/職場の士気
グローバル化が進んでおり、日本的な社風と外資的な社風が織り交ざっており、風通しの良さについてはあまり評価が高くありません。
社歴が長く年配社員は日本的な社風で、タケダイズムの色が濃い人が多めです。若手社員が増え続け、3分の2が外国籍の社員になりグローバル化が進んだこともあり、かなり外資的社風が強くなってきているようです。事業比率においては海外比重が増えてきているため、国内のプレゼンスが低くなってきているというコメントもありました。
評価される社員の特徴として、語学力があり、仕事ができ、変化に対応できる人が評価されている傾向にあるようで、グローバル化していく会社の特徴とも言えるでしょう。
5-4.人事評価制度/コンプライアンス
医薬品を扱うグローバル企業として法令順守のための厳しい規律があり、コンプライアンスに関して高い評価となっています。しかしグローバル化に伴い、海外の基準と合わせていくため人事評価制度が何度か変更していて分かりにくいということもあり、評価は低めです。
人事評価は業績評価と個人行動評価となっており、成果主義の評価傾向に移行していきているという社員のコメントが目立ちます。ダイバーシティが進んでおり女性の働きや評価が上がってきており、管理職登用の事例も珍しくないようです。
6.武田薬品工業に転職するためには
武田薬品工業に転職を成功させるためには、転職エージェントを活用することをおすすめしています。転職エージェントを活用する理由は3つあります。
理由1.独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、企業のHPや転職サイトに掲載されていない非公開求人を保有しています。企業HPなどで募集していなくとも、企業から人材確保の依頼を受けて求人活動を行っています。このような求人は、転職エージェントに登録しなければ紹介されない非公開求人として扱われているため一般の転職市場に出回りません。
大手の転職エージェントであれば、武田薬品工業から依頼を受けている可能性があるため、求人を探す上で有効です。
理由2.業界情報や企業の選考情報を教えてくれて、選考対策を立てられる
転職エージェントは業界情報や採用企業各社の採用動向を教えてくれます。採用企業の選考の流れ、選考の評価基準、過去の面接での質問事例など選考ノウハウを蓄積しています。
過去の面接事例から、これまで採用不採用の人の特徴、具体的な質問内容など面接官のポジションなど事前に教えてくれます。
その情報をもとに、応募書類の添削や面接前に知っておくべき業界トピックスやニュース、面接質問リスト、模擬面接を行ってくれますので、転職サイト経由で自己応募するより選考対策を立てられます。
理由3.年収交渉や聞きにくい質問も代行して行ってくれる
選考段階で聞きにくいとされる入社時の想定年収に関する質問など、転職エージェントが代行して年収交渉を行ってくれます。
また、福利厚生に関する細かな質問や過去に応募企業を退職した社員の退職理由など聞きにくいことも転職エージェントが面接の前後問わず確認してくれます。
面接で質問しにくいような精神的に負担のかかるものに関して転職エージェントに任せておくことで面接対策に専念することができます。
7.武田薬品工業に転職を考える人は登録すべき転職エージェント5選
武田薬品工業に転職を考えている人におすすめの転職エージェントについて、以下の条件から厳選してご紹介します。
・武田薬品工業の求人(非公開求人含む)を保有している可能性がある
・業界情報や各種選考対策に関するノウハウを持っているか
・キャリアコンサルタントの質が良いか、サポートは丁寧か
7-1.リクルートエージェント|業界No1.多くの求人を紹介してほしい人におすすめ
『リクルートエージェント』は、求人件数、転職決定数など業界No1の転職エージェントです。
ほぼすべての業界に対応しており、総合型転職エージェントです。こちらは他のエージェントと比較しても圧倒的な数の求人件数を保有しています。メディア運営、企業への高い営業力とコネクションにより、業界最大手に位置しています。
実際に登録をして、求人の紹介を受けると大手と呼ばれる企業の求人がずらりと並びます。
選考に進むとなると『AGENT Report』と呼ばれるレポートで、採用企業ごとに業界分析、選考ポイント、入社事例などをまとめた資料を求人票とは別にもらうことができます。
採用企業の立場から見ても、リクルートエージェントの圧倒的な人材データベースがあるため、求人依頼をするときには高い確率で依頼します。
出来るだけ多くの求人を紹介してほしいという人にはおすすめです。
7-2.dodaエージェントサービス|業界No2.キャリアコンサルタントの質が高い
『dodaエージェントサービス』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する業界No.2の総合転職エージェントです。
こちらも大手企業を中心に非公開含む豊富な求人を保有しています。
おすすめしたい点はキャリアコンサルタントの質の高さです。転職者の希望するキャリアを理解して、マッチング率も高いと評判です。転職実績も多く業界情報や選考情報を教えてくれます。また、職務経歴書の添削など丁寧な転職サポートを提供しているため、満足度が高いと評判です。
7-3.パソナキャリア|初めての転職、女性の転職に強い
『パソナキャリア』は、大手転職エージェントの中でも、丁寧なキャリアコンサルティングが評判で、幅広い相談を受け付けており、初めての転職活動を行う方にぴったりです。
また、女性に転職に強いことも特徴の一つです。パソナキャリアの母体であるパソナは、1976年創業で、『育児を終えてもう一度働きたい女性へ向けて、能力や技術を活かすことのできる適切な仕事の場をつくりたい』という想いから派遣業を開始し、現在業界第2位のポジションにいる大手企業です。
面談に訪問したときに全員に配布される『転職必勝ガイド』に非常に有益な内容が書いてあります。職務経歴書の書き方や、面接質問集など転職活動の全体を理解するうえで非常に評判の良いものです。このためだけに面談するのでも充分に価値があるものと言えます。
7-4.マイナビエージェント|新卒メディアNo1の実績
『マイナビエージェント』は、新卒No.1メディア「マイナビ」を運営する総合転職エージェントです。
大学の就活生の大多数が利用していることから知名度もあります。マイナビエージェントを利用する企業はそのようなターゲットに向けて求人をだす会社が多く、その中には大手企業も数多くいます。
また、中途採用市場においては、中小規模の企業の求人の強みを持っており、他の転職エージェントと比較して独占求人を扱っていることが多くあり、求人の内容は申し分ありません。リクルートなどで紹介される求人がマッチしなければ、登録して損の無い転職エージェントです。
7-5.JACリクルートメント|管理職、ハイキャリアの転職におすすめ
『JAC リクルートメント』は、イギリス発祥の外資系転職エージェントで国内業界No.3に位置します。海外、グローバルポジションについては国内実績No.1です。
大手企業や海外企業の求人も豊富で、ハイキャリア、高年収の求人割合が高いです。
JACリクルートメントの特長の一つとして、企業と転職者の担当を一人で行うため、企業の採用に関わる情報を深くヒアリングしています。そのため面談後に紹介される求人のマッチ度も高いと評判です。また、キャリアコンサルタントの質が高く、キャリアプランの相談などこれから転職を検討している方などにおすすめです。
8.転職エージェントを最大活用する7つのポイント
8-1.複数の転職エージェントに登録する
転職エージェントは1社だけではなく、2~3社程度登録しておくことをおすすめしています。登録の手間がかかりますが、その分メリットがありますので登録しておくと良いでしょう。
各会社の独占非公開求人を網羅できる
転職エージェント各社は、自社だけが保有している独占案件と呼ばれる求人を保有しています。複数の転職エージェントを登録することで、それらの独占求人を網羅することができます。
転職エージェント各社の強みや特徴を活かして使い分けることができる
転職エージェントによって強みを持つサービスが異なります。初めての転職の人やこれから転職活動の準備を進める人にはパソナキャリアなど丁寧なサポートをしてくれる転職エージェントを選ぶと有効です。
自分にあったエージェント担当者に出会う確率が上がる
転職エージェントの担当者には良い担当者もいれば悪い担当者もいます。良い担当者に出会うことで求人の紹介の質、企業への推薦の営業力など転職サービスの質が格段に違います。良い担当者であれば、「御社の事業にお役に立つ人材だと思いますが、いかがでしょうか?」と推薦してくれることもあります。
複数の転職エージェントに登録してから、自分に合った担当者を絞っていきましょう。
8-2.すぐに転職すると伝える
転職エージェント担当者から必ず質問を受ける一つに、転職時期を確認されます。
大半が、「良いところがあればすぐに」、「1か月以内」、「3か月以内」、「時期は決まっていないが転職を考えている」といった具合です。
その場合は、「良いところがあればすぐに」と回答しましょう。
そうすることにより、転職エージェントの優先度が上がります。求人を紹介してもらえないと、転職活動の第一歩にならないので、「良いところがあればすぐに」と回答することで、より早く情報を提供してもらえるようにしましょう。
8-3.定期的に連絡を取っておく
キャリアコンサルタントから定期的に「転職活動のご状況は?」、「紹介した求人案件への興味は?」、「希望条件に変わりはないか?」というように連絡が来ます。
転職エージェント側のシステム・データベースで、転職者一人ひとりの履歴が保存されています。こちら側の状況を伝えておくと、その内容と最終連絡日の履歴が残ります。そうするとエージェントとしては、「まだ転職活動見込みがありそうだ」ということになり、新しく求人が発生した場合など、優先的に紹介してくれる確率が上がります。
また、メールや電話でなくとも転職エージェントの登録者が利用するシステムへのログイン日も一つの基準になります。定期的にログインしておくなどしておくとおすすめです。
8-4.嘘をつかない
履歴書や職務経歴書の記載内容に、事実と違うことを書いてしまうことです。
意外にも、事実と違うと発覚するケースは多いです。例えば、転職エージェントに登録した時に、数年前の登録情報と違う?といったケースもよくあります。
そうなると、虚偽の報告をする方だと、要注意人物と見なされ、求人の紹介を受けにくくなってしまいます。
8-5.悪い担当者が担当した場合は、担当者変更を依頼する
転職実績が豊富にある大手総合型転職エージェントに登録しても、サービスの質が悪い担当者になってしまうこともあります。
事情として経験が浅い、業務が忙しすぎて対応してくれないなど事情があるかもしれませんが、シビアに担当替えを依頼しておきましょう。
エージェントに「先日お伺いしたご担当者へ転職活動のご相談をさせていただきまして、有難うございました。更に詳しい情報について別の担当者のお話を伺いたく、ご紹介していただくことは可能でしょうか。」といった形で連絡すれば、別担当者から再度連絡をもらい面談してもらうことができます。
担当者変更は良くあることですので、連絡しても印象が悪くなることはありませんので、転職支援を受けるためにはやっておきましょう。
8-6.転職エージェントの勧める求人を見定める
転職エージェントに登録し、面談の時に職種などの希望条件を伝えると、5件から50件程度求人の紹介を受けます。それらを一つ一つに目を通して、応募するかしないかを自分で決めていきます。
「ここが希望と違った、ここが希望に近いので応募したい」などと条件とのマッチングをしていくと紹介してくれる求人の質が上がっていきます。
8-7.複数のエージェントから同じ企業に応募しない
複数の転職エージェントに登録していても、同じ採用企業に応募しないようにしましょう。転職サイト経由の場合でも同様です。同タイミングで応募した場合、採用企業としてもどちらの転職エージェントと対応して良いか困惑してしまいます。
その場合、必ず採用企業側から両方の転職エージェントに連絡がいきますので、結果的に採用企業と転職エージェントの双方に、情報管理ができない転職者という見られ方をされ、応募が出来なくなったり、転職エージェントからサービスが受けられなくなることもありますので、注意しましょう。
また、採用企業の中には過去1年以内に応募した転職者は選考対象外にする会社もあるため、仮に過去に応募したことのある場合は、転職エージェントに確認しておくとよいでしょう。
9.まとめ
武田薬品工業に転職する時に知っておくべき転職のポイントについてご紹介してきました。武田薬品工業は待遇面の満足度は高いです。製薬業界のトップであるため、仕事をする上で社会に役立つ仕事だと実感できる瞬間もありモチベーションが上がりやりがいがある仕事と言えるでしょう。
しかし、急速なグローバル化に伴い組織変更や人事評価制度の変更、予算額の削減などグローバル化に向けた変化をしている最中ということもあり、入社後においても組織変更等の変化を想定しておくことが大切です。
武田薬品工業への転職を考えるならば、業界トップとして海外M&Aも積極的に行っており、事業拡大を体感できることは間違いないでしょう。
企業情報や職場に関する情報を十分集めて転職活動を進めるために、転職エージェントの活用をおすすめしています。
武田薬品工業へ転職を考えている人におすすめの転職エージェント5選
・リクルートエージェント|業界No1.多くの求人を紹介してほしい人におすすめ
・dodaエージェントサービス|業界No2.キャリアコンサルタントの質が高い
・パソナキャリア|初めての転職、女性の転職に強い
・マイナビエージェント|新卒メディアNo1の実績
・JACリクルートメント|管理職、ハイキャリアの転職におすすめ
こちらが皆様の転職のお役に立てれば幸いです。