トランスコスモスへ転職考えていませんか?
応募を考えるうえで、企業ホームページや採用ページ、求人情報以外の職場風土や給与について調べようと考えていても口コミサイトがいくつもあって、どれを見ればいいのか分からないことになっていませんでしょうか。
こちらのページでは、転職エージェントとして転職支援を行ってきた経験とネットワークをもとにトランスコスモスに転職を考えている人に向けて、知っておくべきポイントと内部情報に関する評価の口コミ情報を分析し解説します。
こちらを全て読めば、トランスコスモスに転職すべきか決めることができ、転職するための方法を理解することができるでしょう。
1.1分でわかるトランスコスモスの概要と転職するときのポイント
1-1.トランスコスモスの概要
- 1985年設立のIT、コールセンター、バックオフィスなどのアウトソーシング事業を展開
- 中国、韓国、台湾、欧米など33か国にオフショア拠点を持つグローバルカンパニー
- 平均年収458万円、中途採用者の方が給与水準が高めだが、管理職にならなければ昇給しにくい
- アウトソーシングのため取引先常駐の単一業務を担当するとモチベーションが維持できないというコメントあり
1-2.トランスコスモスに転職するときのポイント
- グローバルカンパニーとして事業拡大が進んでおり、アウトソーシング業として幅広い分野の経験を積める
- 選考対策を行うために転職エージェントを有効活用して転職活動を進めましょう
1-3.トランスコスモスの口コミまとめ
2.トランスコスモスの会社・事業概要
社名 | トランスコスモス株式会社 |
本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷3-25-18 |
代表者 | 代表取締役グループCEO ファウンダー 奥田 耕己
代表取締役会長兼CEO 船津 康次 代表取締役社長兼COO 奥田 昌孝 |
設立 | 1985年6月18日 |
資本金 | 290億6,596万円 |
従業員数 | 単体:10,609名(2018年3月末現在) |
売上 | 2,666億4,5百万円 |
事業内容 | コールセンターサービス、デジタルマーケティングサービス、EC、BPO、データ分析等のアウトソーシング事業 |
2-1.事業概要
※トランスコスモス HPより引用
トランスコスモスは、もともとは1966年に丸栄計算センターとしてデータエントリー企業として創業し、コールセンターやバックオフィス業務、開発業務など幅広い業務のアウトソーシングを行っており、上場企業の大半を取引先に持つアウトソーシング業界最大手の企業です。アウトソーシング(請負)は大きく分けて2つの目的があり、「コスト削減」と「売上拡大」の二つの運用効果があります。
アウトソーシングされる業務を国内の各拠点もしくは、中国、韓国、台湾、欧米など正解33か国の海外オフショア拠点で運営されています。海外のグループ会社などを含めると総勢4万人を超える従業員が働いているグローバルアウトソーシングカンパニーです。
2016年にはDEC(Digital Marketing・E-Commerce・Contract Center)デジタルマーケティングとEC、カスタマーサポート業務を総合的に支援する新組織を立ち上げ全従業員の半分が所属し、海外・国内拠点のネットワークを武器に一気通貫のサービスを提供する運用を提供しています。「グローバルアウトソーシング100」に選出されるなど実績も豊富で、これらのネットワークや事業規模は業界最大手ならではのポイントです。
2-2. ミッション・バリュー
※トランスコスモス HPより引用
トランスコスモスは、取引先のビジネスプロセスの最適化を作り出すために、グローバル市場の多様性に対応してそれぞれの市場に最適な「人と技術」を選び出し、卓越した業務オペレーションを確立することで、最も有効なアウトソーシングの形を実現させています。
取引先の競争力向上を実現するスピード・コスト・正確さを実現するオペレーション力を構築することが「Operational Excellence(オペレーショナル・エクセレンス)」と表現していて、アウトソーシング事業者としての付加価値と定義しています。
これまで培ったグローバルなネットワークとデジタル技術による自動化や支援を提供し、グローバルカンパニーとして「Global Digital Transformation Partner」と称して事業拡大をしていく方針です。
2-3.トップメッセージ
※トランスコスモス HPより引用
トランスコスモスは1966年の創業以来、優れた「人」と最新の「技術力」を融合し、より価値の高いサービスを提供することで、取引先の競争力強化に貢献してきました。
具体的には、消費者とのラストワンマイルでもあるコンタクトセンターによる運用実績と、デジタルマーケティングやECなどからも培ってきたマーケティングノウハウがあります。当社の考える「Global Digital Transformation Partner」という言葉には、そうしたデジタルを正しく活用できるパートナーであるという考えが反映されています。
トップメッセージの発信者が確認できなかったことと、代表者と伺える3者についてご紹介します。職位序列については組織図を参照してみてください。
※トランスコスモス HPより引用
・代表取締役グループCEO ファウンダー 奥田 耕己
・代表取締役会長兼CEO 船津 康次
・代表取締役社長兼COO 奥田 昌孝
代表取締役グループCEO ファウンダー奥田 耕己氏はトランスコスモスの前身である丸栄計算センター株式会社の創業者であり、筆頭株主になっています。
代表取締役会長兼CEO 船津 康次は前社長であり、リクルートに入社後トランスコスモスに入社し、事業企画開発部長から代表取締役社長を歴任し、現職に至っています。現在では、カドカワ株式会社の社外取締役も就任されています。
代表取締役社長兼COO 奥田 昌孝は、創業者の親族です。現体制の実質トップとして位置づけられており、BPOからの脱却としてグローバルカンパニーに生まれ変わるビジョンやドワンゴ取締役の夏野氏など優秀な人材を確保できる人間性を持ち合わせていると伺えます。
2-4.グローバル展開
※トランスコスモス HPより引用
現在では、世界33か国、170拠点に海外グループ会社を構え、コールセンターサービスやシステム開発、ECサービスのアウトソーシング業務を請け負う拠点を持っています。
今後も現地の人材やネットワーク技術、デジタル技術活用をすすめ事業拡大をしていく方針です。
トランスコスモスに入社すると、これらの現地との連携、調整や現地立ち上げなどの業務を行う可能性もあるでしょう。
2-5.更にトランスコスモスについて知りたい人は
・Newspicks 「トランスコスモスとは何者か “謎の大企業”の全貌」
#01 「過激なBtoBパートナー」、トランスコスモスの正体
#02 【求人掲載】トランスコスモスに”CEO”が続々入社する理由
#03 デジタルマーケ→EC→サポートは「一気通貫」が常識になる
#04 トップが語る“謎の大企業”と“第二創業”
上場企業のトップである代表取締役社長兼COO 奥田 昌孝氏がインタビューを受ける記事も掲載されています。人間性や事業展開の展望が分かりやすく書かれていますので、参考にしてみてください。
3.トランスコスモスの採用・求人情報
社名 | 見るべきポイント |
事業概要 | 会社の企業理念やミッションを理解し、事業内容をチェックしておきましょう。代表者によるトップメッセージや事業方針を念頭にあなたのキャリアにマッチしているかをしっかりと考えましょう。 |
採用・求人情報 | 求める人物像をチェックし、考え方などあなたに合っているかを考えましょう。会社採用ページの代表者や人事担当者、社員の紹介ページを参考にしましょう。 |
働き方 | 企業の求人票やホームページの福利厚生制度などの調査だけでなく、転職エージェントや口コミサイトなどの第三者からも幅広く情報収集を行うことで、企業研究の質が上がります。 |
3-1.採用メッセージ
代表者3名より以下のメッセージを発信されています。
代表取締役グループCEO ファウンダー 奥田 耕己:「徹底した顧客志向の考え方が出来る人を」
代表取締役会長兼CEO 船津 康次:「人の知恵と最新テクノロジー」
代表取締役社長兼COO 奥田 昌孝:「我々はこれからマーケティングに革命を起こします。一緒に挑戦しましょう」
3-2.平均年収
・転職時の年収 400~600万円※有価証券報告書より引用
アウトソーシング事業者としては年収は低くありませんが、同じような業務を行うITベンダーなどと比較すると低い給与水準となっています。
3-3.労働環境
・平均残業時間 20.5時間(※厚生労働省 女性の活躍推進企業データベースより引用)
・有給消化率 62.1%(※厚生労働省 女性の活躍推進企業データベースより引用)
・福利厚生制度
- 通勤手当(最大5万円まで)
- 家族手当
- 住居手当(扶養家族有、自己名義住宅の場合、増額)
- 退職金制度(確定拠出年金にて運用)
- 資格取得奨励金制度
- 社員持株制度/社内融資制度/財形貯蓄制度
- 保養所(軽井沢)、フィットネスクラブ加入等
有給取得率が悪くなく、平均残業時間も低めです。ひと昔前のアウトソーシング事業者であれば膨大な業務量と度重なる残業で、長時間残業がある傾向ありますが、同社は上場企業であるコンプライアンスと管理体制が整っており、比較的安定した就業環境と言えるでしょう。
福利厚生制度の各種手当の項目は充実しています。資格取得奨励金制度などスキルアップ制度を活用する社員も多く、運用されているようです。
4.トランスコスモスの求人情報
現時点で、求人についてトランスコスモス社のホームページとdodaエージェントサービスが求人を掲載していました。
募集職種 | |
ホームページ |
|
※トランスコスモス HPより引用
ホームページでは50件以上の求人が掲載されており、北海道から九州まで全国の拠点の求人情報が掲載されています。
4-1.トランスコスモスの求人について
dodaエージェントサービスでは、ポジション別に100件近い求人が掲載されており、積極採用を行っています。
同社は、職種によって年収にばらつきがあり、中途入社の方が年収が高い傾向にあります。前職までの活かせるスキルなどをPRし、年収交渉をしてくれる転職エージェントを活用することもおすすめです。
5.トランスコスモスの口コミ情報まとめ
トランスコスモスの口コミや企業情報、内部情報について4つの軸でまとめました。
- 人事(待遇の満足度/福利厚生)
- 仕事(やりがい・達成感/成長・教育制度)
- 職場(風通しの良さ/職場の士気)
- 制度(コンプライアンス/人事評価制度)
備考 | |
待遇の満足度
福利厚生 |
|
やりがい・達成感
成長・教育制度 |
|
風通しの良さ
職場の士気 |
|
人事評価制度
コンプライアンス |
|
その他 |
|
5-1.待遇の満足度/福利厚生
給与水準が低めの設定となっており、残業時間などでカバーしているようなコメントが多くあり、給与満足度は低めです。
住宅手当や家族手当など福利厚生制度の項目は充実していますが、口コミを見る限り、額面が少ないため満足している社員は少なかったです。賞与は、評価によって年間1~2か月程度支給されています。アウトソーシング事業の業態の特性上、景気の影響や取引先の業績によって大きく左右される傾向にあります。
アウトソーシングの実務(コールセンター業務など)を行う職種は年収が低く、担当者レベルでは300~450万円前後(残業、賞与含む)の水準になる可能性があります。センター長やリーダー職、課長職などの管理職になれば、500万円以上一定の給与水準となるコメントがありました。
5-2.やりがい・達成感/成長・教育制度
新たな仕事に挑戦できる、提案を聞いてくれるなどOJTで成長を時間できるというコメントがあるが、長期的な成長ができないというネガティブな評価も目立ちました。
コンプライアンス、一般常識、マナー研修など基礎的な研修は整っています。事業の特性上、取引先に常駐するスタイルとなるため、配属先によって身につけられるスキルが異なります。設計業務から、コールセンター業務など一貫性がない配置転換もあり得るため、総合的なスキルが身につくまでには時間を要する傾向にあります。
若手社員問わず、チャレンジしたいという声を聞く風土にあり、配置転換だけでなく資格取得など奨励する風土があり、モチベーションが高い社員が活躍し、昇格できる環境があります。
5-3.風通しの良さ/職場の士気
手を上げれば挑戦できる環境があるというコメントがある一方で、トップダウンで決定するため、現場管理職クラスでは裁量が少ないというコメントもあるため、事業を動かすような裁量ではなく、個人レベルで動けるような裁量の少なさで任されている傾向にあります。
個人で主体的に動くようなプレイヤーとしては、朝鮮できて満足できる環境にありますが中間管理職以上となると社内政治も働くため、動きづらさが出てくるようです。
ボトムアップで昇格する人が多いためか、風通しは良いというコメントが多いです。
グローバル展開を進んでおり、事業拡大が早いため、組織変革が定期的にあり部署名変更、異動もある。大手企業ですが組織構成などは柔軟です。
5-4.人事評価制度/コンプライアンス
中途採用者の比率も多く、年功序列の評価傾向がなく、給与と連動した評価制度を運用しており、分かりやすさがあるが、上司の評価結果など不透明な部分があり、満足度が低めです。
目標管理制度(毎年4月、10月)に則り、上司との面談を通じて給与等級が決定していきます。給与と連動している仕組みになっています。日々の実務評価に加え、取引先の評価なども交えた総合評価となるため、同一業務を行っていても、上長の判断によって、評価にばらつきがあるというコメント多くありました。
6.トランスコスモスに転職するためには
トランスコスモスに転職を成功させるためには、転職エージェントを活用することをおすすめしています。転職エージェントを活用する理由は3つあります。
理由1.独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、企業のHPや転職サイトに掲載されていない非公開求人を保有しています。企業HPなどで募集していなくとも、企業から人材確保の依頼を受けて求人活動を行っています。このような求人は、転職エージェントに登録しなければ紹介されない非公開求人として扱われているため一般の転職市場に出回りません。
大手の転職エージェントであれば、トランスコスモスから依頼を受けている可能性があるため、求人を探す上で有効です。
理由2.業界情報や企業の選考情報を教えてくれて、選考対策を立てられる
転職エージェントは業界情報や採用企業各社の採用動向を教えてくれます。採用企業の選考の流れ、選考の評価基準、過去の面接での質問事例など選考ノウハウを蓄積しています。
過去の面接事例から、これまで採用不採用の人の特徴、具体的な質問内容など面接官のポジションなど事前に教えてくれます。
その情報をもとに、応募書類の添削や面接前に知っておくべき業界トピックスやニュース、面接質問リスト、模擬面接を行ってくれますので、転職サイト経由で自己応募するより選考対策を立てられます。
理由3.年収交渉や聞きにくい質問も代行して行ってくれる
選考段階で聞きにくいとされる入社時の想定年収に関する質問など、転職エージェントが代行して年収交渉を行ってくれます。
また、福利厚生に関する細かな質問や過去に応募企業を退職した社員の退職理由など聞きにくいことも転職エージェントが面接の前後問わず確認してくれます。
面接で質問しにくいような精神的に負担のかかるものに関して転職エージェントに任せておくことで面接対策に専念することができます。
7.トランスコスモスに転職を考える人は登録すべき転職エージェント5選
トランスコスモスに転職を考えている人におすすめの転職エージェントについて、以下の条件から厳選してご紹介します。
・トランスコスモスの求人(非公開求人含む)を保有している可能性がある
・業界情報や各種選考対策に関するノウハウを持っているか
・キャリアコンサルタントの質が良いか、サポートは丁寧か
7-1.リクルートエージェント|業界No1.多くの求人を紹介してほしい人におすすめ
『リクルートエージェント』は、求人件数、転職決定数など業界No1の転職エージェントです。
ほぼすべての業界に対応しており、総合型転職エージェントです。こちらは他のエージェントと比較しても圧倒的な数の求人件数を保有しています。メディア運営、企業への高い営業力とコネクションにより、業界最大手に位置しています。
実際に登録をして、求人の紹介を受けると大手と呼ばれる企業の求人がずらりと並びます。
選考に進むとなると『AGENT Report』と呼ばれるレポートで、採用企業ごとに業界分析、選考ポイント、入社事例などをまとめた資料を求人票とは別にもらうことができます。
採用企業の立場から見ても、リクルートエージェントの圧倒的な人材データベースがあるため、求人依頼をするときには高い確率で依頼します。
出来るだけ多くの求人を紹介してほしいという人にはおすすめです。
7-2.dodaエージェントサービス|業界No2.キャリアコンサルタントの質が高い
『dodaエージェントサービス』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する業界No.2の総合転職エージェントです。
こちらも大手企業を中心に非公開含む豊富な求人を保有しています。
おすすめしたい点はキャリアコンサルタントの質の高さです。転職者の希望するキャリアを理解して、マッチング率も高いと評判です。転職実績も多く業界情報や選考情報を教えてくれます。また、職務経歴書の添削など丁寧な転職サポートを提供しているため、満足度が高いと評判です。
7-3.パソナキャリア|初めての転職、女性の転職に強い
『パソナキャリア』は、大手転職エージェントの中でも、丁寧なキャリアコンサルティングが評判で、幅広い相談を受け付けており、初めての転職活動を行う方にぴったりです。
また、女性に転職に強いことも特徴の一つです。パソナキャリアの母体であるパソナは、1976年創業で、『育児を終えてもう一度働きたい女性へ向けて、能力や技術を活かすことのできる適切な仕事の場をつくりたい』という想いから派遣業を開始し、現在業界第2位のポジションにいる大手企業です。
面談に訪問したときに全員に配布される『転職必勝ガイド』に非常に有益な内容が書いてあります。職務経歴書の書き方や、面接質問集など転職活動の全体を理解するうえで非常に評判の良いものです。このためだけに面談するのでも充分に価値があるものと言えます。
7-4.マイナビエージェント|新卒メディアNo1の実績
『マイナビエージェント』は、新卒No.1メディア「マイナビ」を運営する総合転職エージェントです。
大学の就活生の大多数が利用していることから知名度もあります。マイナビエージェントを利用する企業はそのようなターゲットに向けて求人をだす会社が多く、その中には大手企業も数多くいます。
また、中途採用市場においては、中小規模の企業の求人の強みを持っており、他の転職エージェントと比較して独占求人を扱っていることが多くあり、求人の内容は申し分ありません。リクルートなどで紹介される求人がマッチしなければ、登録して損の無い転職エージェントです。
7-5.JACリクルートメント|管理職、ハイキャリアの転職におすすめ
『JAC リクルートメント』は、イギリス発祥の外資系転職エージェントで国内業界No.3に位置します。海外、グローバルポジションについては国内実績No.1です。
大手企業や海外企業の求人も豊富で、ハイキャリア、高年収の求人割合が高いです。
JACリクルートメントの特長の一つとして、企業と転職者の担当を一人で行うため、企業の採用に関わる情報を深くヒアリングしています。そのため面談後に紹介される求人のマッチ度も高いと評判です。また、キャリアコンサルタントの質が高く、キャリアプランの相談などこれから転職を検討している方などにおすすめです。
8.転職エージェントを最大活用する7つのポイント
8-1.複数の転職エージェントに登録する
転職エージェントは1社だけではなく、2~3社程度登録しておくことをおすすめしています。登録の手間がかかりますが、その分メリットがありますので登録しておくと良いでしょう。
各会社の独占非公開求人を網羅できる
転職エージェント各社は、自社だけが保有している独占案件と呼ばれる求人を保有しています。複数の転職エージェントを登録することで、それらの独占求人を網羅することができます。
転職エージェント各社の強みや特徴を活かして使い分けることができる
転職エージェントによって強みを持つサービスが異なります。初めての転職の人やこれから転職活動の準備を進める人にはパソナキャリアなど丁寧なサポートをしてくれる転職エージェントを選ぶと有効です。
自分にあったエージェント担当者に出会う確率が上がる
転職エージェントの担当者には良い担当者もいれば悪い担当者もいます。良い担当者に出会うことで求人の紹介の質、企業への推薦の営業力など転職サービスの質が格段に違います。良い担当者であれば、「御社の事業にお役に立つ人材だと思いますが、いかがでしょうか?」と推薦してくれることもあります。
複数の転職エージェントに登録してから、自分に合った担当者を絞っていきましょう。
8-2.すぐに転職すると伝える
転職エージェント担当者から必ず質問を受ける一つに、転職時期を確認されます。
大半が、「良いところがあればすぐに」、「1か月以内」、「3か月以内」、「時期は決まっていないが転職を考えている」といった具合です。
その場合は、「良いところがあればすぐに」と回答しましょう。
そうすることにより、転職エージェントの優先度が上がります。求人を紹介してもらえないと、転職活動の第一歩にならないので、「良いところがあればすぐに」と回答することで、より早く情報を提供してもらえるようにしましょう。
8-3.定期的に連絡を取っておく
キャリアコンサルタントから定期的に「転職活動のご状況は?」、「紹介した求人案件への興味は?」、「希望条件に変わりはないか?」というように連絡が来ます。
転職エージェント側のシステム・データベースで、転職者一人ひとりの履歴が保存されています。こちら側の状況を伝えておくと、その内容と最終連絡日の履歴が残ります。そうするとエージェントとしては、「まだ転職活動見込みがありそうだ」ということになり、新しく求人が発生した場合など、優先的に紹介してくれる確率が上がります。
また、メールや電話でなくとも転職エージェントの登録者が利用するシステムへのログイン日も一つの基準になります。定期的にログインしておくなどしておくとおすすめです。
8-4.嘘をつかない
履歴書や職務経歴書の記載内容に、事実と違うことを書いてしまうことです。
意外にも、事実と違うと発覚するケースは多いです。例えば、転職エージェントに登録した時に、数年前の登録情報と違う?といったケースもよくあります。
そうなると、虚偽の報告をする方だと、要注意人物と見なされ、求人の紹介を受けにくくなってしまいます。
8-5.悪い担当者が担当した場合は、担当者変更を依頼する
転職実績が豊富にある大手総合型転職エージェントに登録しても、サービスの質が悪い担当者になってしまうこともあります。
事情として経験が浅い、業務が忙しすぎて対応してくれないなど事情があるかもしれませんが、シビアに担当替えを依頼しておきましょう。
エージェントに「先日お伺いしたご担当者へ転職活動のご相談をさせていただきまして、有難うございました。更に詳しい情報について別の担当者のお話を伺いたく、ご紹介していただくことは可能でしょうか。」といった形で連絡すれば、別担当者から再度連絡をもらい面談してもらうことができます。
担当者変更は良くあることですので、連絡しても印象が悪くなることはありませんので、転職支援を受けるためにはやっておきましょう。
8-6.転職エージェントの勧める求人を見定める
転職エージェントに登録し、面談の時に職種などの希望条件を伝えると、5件から50件程度求人の紹介を受けます。それらを一つ一つに目を通して、応募するかしないかを自分で決めていきます。
「ここが希望と違った、ここが希望に近いので応募したい」などと条件とのマッチングをしていくと紹介してくれる求人の質が上がっていきます。
8-7.複数のエージェントから同じ企業に応募しない
複数の転職エージェントに登録していても、同じ採用企業に応募しないようにしましょう。転職サイト経由の場合でも同様です。同タイミングで応募した場合、採用企業としてもどちらの転職エージェントと対応して良いか困惑してしまいます。
その場合、必ず採用企業側から両方の転職エージェントに連絡がいきますので、結果的に採用企業と転職エージェントの双方に、情報管理ができない転職者という見られ方をされ、応募が出来なくなったり、転職エージェントからサービスが受けられなくなることもありますので、注意しましょう。
また、採用企業の中には過去1年以内に応募した転職者は選考対象外にする会社もあるため、仮に過去に応募したことのある場合は、転職エージェントに確認しておくとよいでしょう。
9.まとめ
トランスコスモスに転職する時に知っておくべき転職のポイントについてご紹介してきました。アウトソーシングとしては老舗でありグローバル展開している最大手です。給与満足が低いものの、給与水準は中途採用者の方が高い傾向にあり、企業情報や職場に関する情報を十分集めて転職活動を進めるために、転職エージェントの活用をおすすめしています。
トランスコスモスへ転職を考えている人におすすめの転職エージェント5選
・リクルートエージェント|業界No1.多くの求人を紹介してほしい人におすすめ
・dodaエージェントサービス|業界No2.キャリアコンサルタントの質が高い
・パソナキャリア|初めての転職、女性の転職に強い
・マイナビエージェント|新卒メディアNo1の実績
・JACリクルートメント|管理職、ハイキャリアの転職におすすめ
こちらが皆様の転職のお役に立てれば幸いです。