グリーに転職するなら知っておくべき転職ポイント/口コミまとめ

グリーへ転職考えていませんか?

 

応募を考えるうえで、企業ホームページや採用ページ、求人情報以外の職場風土や給与について調べようと考えていても口コミサイトがいくつもあって、どれを見ればいいのか分からないことになっていませんでしょうか。

こちらのページでは、転職エージェントとして転職支援を行ってきた経験とネットワークをもとにグリーに転職を考えている人に向けて、知っておくべきポイントと内部情報に関する評価の口コミ情報を分析し解説します。

 

こちらを全て読めば、グリーに転職すべきか決めることができ、転職するための方法を理解することができるでしょう。

 

1.1分でわかるグリーの概要と転職するときのポイント

1-1.グリーの概要

  • 2004年設立し、サイバーエージェント、DeNAなどと並びにメガベンチャーの一社
  • 2013年のピーク時より毎年下降傾向で売上が半減になっている
  • 2018年6月期はヒット国内ヒットタイトルがあり、売上が好転した
  • ゲーム、メディア事業に続きライブエンターテイメント事業を新たな柱として事業展開している
  • 平均年収810万円と高めの水準。住宅手当など福利厚生が充実
  • 2017年に海外事業より撤退し、国内事業に注力している

 

1-2.グリーに転職するときのポイント

  • グリーのミッション、ビジョンの価値観を理解しておく
  • なぜグリーなのか?という志望動機の作りこみをしておく
  • 選考対策を行うために転職エージェントを有効活用して転職活動を進めましょう

 

1-3.グリーの口コミまとめ

2.グリーの会社・事業概要

 

社名 グリー株式会社
本社所在地 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
代表者 代表取締役会長兼社長 田中 良和
設立 2004年12月7日
資本金 23億3,400万円(2017年6月期通期)
従業員数 1,661人(グループ全体・2018年9月末現在)
売上 779億2千5百万円
事業内容 ゲーム事業、ライブエンターテインメント事業、メディア事業、広告事業、投資事業

 

2-1.事業概要

グリー HPより引用

創業者である田中社長が楽天株式会社に勤務している傍らに開発した「GREE」を法人化するために、楽天時代の同僚とともに2004年に設立した会社です。

世界初のモバイルソーシャルゲーム「釣り★スタ」を2007年に公開したことで、急速に事業を拡大し、サイバーエージェント、DeNAなどとともにメガベンチャーと言われています。

グリーは、ゲーム事業、ライブエンターテイメント事業、メディア事業、広告事業、投資事業の5つに分かれています。主にゲーム事業、メディア事業を中心に事業を展開し、第三の柱としてライブエンターテイメント事業に力を入れています。

2013年6月気には1,522億円の売上を計上し、高い利益率を計上していましたが、その後連年下降傾向にあり、2017年6月期に653億円までに下がっています。しかし、2018年6月期779億円を計上し、業績が好転しています。

バーチャルYouTuber(VTuber)産業に着目し、プロダクション事業、ライブ配信事業、VTuberを支援するファンドを運営し市場拡大と業績向上を狙っています。

 

2-2. ミッション・バリュー

※写真 創立10周年を機に作成され、社員全員に配られるミッションカード

Mission(存在意義)

インターネットを通じて、世界をより良くする。

Vision(目指す姿)                       

  • 毎日を楽しく幸せに、社会を自由で効率的に。
  • 新しいサービスをより早く、より多くの人へ。
  • 素晴らしいサービスを生み出すために素晴らしい会社を作る。

Value(行動規範)

  • ロジカル × クリエイティブ × スピード。
  • 現状に甘んじない。さらに高い目標をめざす。
  • 常に前向きに挑戦する。成功するまでやり続ける。
  • 一流の仲間を集め一流のチームを作る。
  • 人に、社会に、仕事にまじめ。

グリー HPより引用

 

2-3.トップメッセージ

グリー HPより引用

「インターネットを通じて、世界をより良くする。」という価値観のもと、GREEサービス開始当初から現在までグリーは事業を運営していきています。

これらの価値観が醸成した背景には2つの価値観があるようです。

一つ目がシリコンバレーに滞在していた時に受けた価値観です。

「これから誰もがインターネットを使う社会を作って、印刷や電話が発明されたときのように、情報発信やコミュニケーションのあり方を変えるんだと、人類の歴史の転換点の一つを生み出して、社会や世の中を変えようとすることなんだと、そのために働いているんだ、こういう製品が世の中に必要なんだ」、というシリコンバレー的な情熱的な価値観が影響しています。

二つ目がYahoo!などのインターネットをビジネスとして、サービスとして普及させてきた歴史をみて、「シリコンバレーのそういう新しい技術を生み出したり、革新的な製品を普及させていくことで、人間一人一人の可能性を広げて、社会を効率的にしたり、人々の毎日を豊かに楽しく変えていくことができるんだ、それは絶対的にすばらしいことで、自分たちの努力でそれを実現するんだ」というチームで新しい何かに挑戦する、諦めずに挑戦し続けるという姿勢が、現在までに続くミッションとなっています。

 

2-4.グローバル展開

2011年に海外事業を開始し、北米、豪州、ドイツに拠点を置いて新規タイトルの開発を行っていましたが、採算が取れず、2017年に海外ゲーム市場から撤退しています。

当面は国内事業に注力していき、今後人気が出たタイトルを海外展開してく形で海外事業を継続していく方針です。

 

2-5.更にグリーについて知りたい人は

グリー田中社長が2005年に出版しています。GREEを創った経緯やその時に考えてきたこと、仕事への考え方など非常に分かりやすく、読みやすい一冊にです

僕が六本木に会社をつくるまで

田中 良和 (著)

紹介

【内容紹介】

一人の会社員が日本初のソーシャルネットワーキングサービス「GREE」を作る。利用者20万人を支える責任感、「楽天」退社、手探りの会社設立・・・。

大学生時代にインターネットブームの到来を受けて、ブログもネットも“普通”にあやつる僕らの世代の起業術は、「やりたいことを仕事にする」「20代の本当のリスクを考える」「ベンチャーだからこそ経験できる」…とてもシンプルな方法。ネット業界の可能性と20代のもつ仕事の意味を照らし合わせれば、きっと新しいサービスが作りだしたくなる!ホリエモン世代に継ぐ、U30の僕らの世代のビジネスのやり方。

amazon公式サイトより引用

 

 

3.グリーの採用・求人情報

社名 見るべきポイント
事業概要 会社の企業理念やミッションを理解し、事業内容をチェックしておきましょう。代表者によるトップメッセージや事業方針を念頭にあなたのキャリアにマッチしているかをしっかりと考えましょう。
採用・求人情報 求める人物像をチェックし、考え方などあなたに合っているかを考えましょう。会社採用ページの代表者や人事担当者、社員の紹介ページを参考にしましょう。
働き方 企業の求人票やホームページの福利厚生制度などの調査だけでなく、転職エージェントや口コミサイトなどの第三者からも幅広く情報収集を行うことで、企業研究の質が上がります。

 

3-1.採用メッセージ

グリー HPより引用

田中社長のメッセージでは、人類はその歴史の中で、偉大な発見とそれがもたらすイノベーションを繰り返してきた。では、次に起こるイノベーションはいったい何だろうか?という問いにシリコンバレーでの出会いであったインターネットだと思い、GREEを立ち上げてきました。約15年間に雑居ビルのオフィスから始まった数人の挑戦が、多くの仲間に恵まれ、何千万人に利用してもらえるサービスの提供につながっています。悔しい思いもたくさんしましたが、それ以上の喜びを得ることもできました。一人を知っているからこそ、僕は今、グリーのミッションに共感してくれた社員と共に働くことができて本当にうれしく思っています。同じ想いを持った仲間がいるグリーなら、必ず成し遂げることができると信じています。

中途採用で応募や面接をするときには、スキルマッチをPRするだけでなく、グリーらしさと言えるミッションへの理解、共感する姿勢を伝えることも大切です。エンジニアブログや書籍などから情報収集を行い、自分なりの価値観とグリーの価値観(ビジョン・ミッション)との共通点を考え、伝えておくことでグリーで働く社員と近い考え方で働けることをPRすることも選考対策として有効です。

3-2.平均年収

 

・平均年収810万(平均勤続年数4.3年、平均年齢34.1歳)

有価証券報告書より抜粋

平均年収は、IT・Web業界の中では高めの水準となっています。グリー社の特徴として、勤続年数が短いことが挙げられます。次章以降の退職した社員の口コミ等を参考に、分析していきます。平均年齢も高めですので、中途採用者が多いこともこちらの数値から言えることの一つです。

3-3.労働環境

 

・平均残業時間 10~15時間(※非公表につき口コミサイトを参考)

・有給消化率  5日(※非公表につき口コミサイトを参考)

・福利厚生制度

■GREE Family Suport

  • ファミリー在宅(子供の登園禁止等の事情がある場合、月2回まで在宅勤務可能)
  • ファミリー休暇 (有給休暇とは別に健康診査などで特別休暇を年5日付与)
  • 保育園料補助 (認可保育園と認可外保育園の差額を最大5万円付与)
  • ベビーシッター補助 (スマートシッターサービスを割引価格)
  • 時短/時差出勤 (子供が小学校を卒業するまで可能)
  • ファミリーデー (年に1度家族を会社に招待できるサービス)

 

■GREE Lifestyle Support

  • 近隣住宅補助 (近隣エリアに手当として最大5万円支給)
  • 近隣引越補助 (近隣エリアへの引越する場合最大20万円支給)
  • ランチ補助 (お弁当代一部補助)
  • スナック補助 (フリードリンクなど)
  • 従業員持株会
  • 企業型確定拠出年金
  • 社内マッサージ (オフィス内にマッサージ室を完備。1回500円)

 

■GREE Mobile Support

  • 最新モバイルデバイス購入補助 (年に1回、最新モバイルデバイス購入費用の一部を補助。上限4万円、端末購入費用の9割補助)

 

■GREE Team Building Support

  • チームビルディング(歓迎会や打ち上げなど一部会社補助)

IT・Web業界は福利厚生制度が非常に整っている業界です。その中でもグリーはトップクラスの福利厚生制度が完備されています。給与以外にも住宅手当やデバイス購入補助など日々の支出を減らす手助けになる福利厚生制度がありますので、給与以上の年収になります。

 

4.グリーの求人情報

現時点で、求人についてグリーのホームページとdodaエージェントサービスが求人を掲載していました。

部門 募集職種
ゲーム

エンジニア

  • ゲームデザイナー
  • ディレクター
  • プランナー
  • シナリオディレクター
  • 3Dエンジニア
  • インフラエンジニア
  • iOS/Androidエンジニア
クリエイティブ
  • UI/UXデザイナー
  • 2D、3Dアニメーター
  • VR・3Dアーティスト
営業
  • アライアンス営業/事業開発
  • 海外事業開発(中国)
  • QAスタッフ
  • データアナリスト
  • ゲーム企画審査
  • カスタマーサービス
コーポレート
  • 法務
  • 広報
  • 経営企画
  • 人事

グリー HPより引用

グリーのホームページには、「ゲームデザイン」、「エンジニア」、「クリエイティブ」、「ビジネス」、「コーポレート」に分かれて70件以上の求人が掲載されています。

中途採用の場合、前職給与を考慮して年収が決定していきますので、給与については応相談と記載されています。

4-1.グリーの求人について

dodaエージェントサービス

グリーの求人を、dodaやワークポートなどの転職エージェントが扱っています。公開求人にはエンジニア職を中心に掲載されていますが、営業系、コーポレートも人材確保の依頼を出していますので、登録して確認しておくと良いでしょう。

 

5.グリーの口コミ情報まとめ

グリーの口コミや企業情報、内部情報について4つの軸でまとめました。

  • 人事(待遇の満足度/福利厚生)
  • 仕事(やりがい・達成感/成長・教育制度)
  • 職場(風通しの良さ/職場の士気)
  • 制度(コンプライアンス/人事評価制度)

 

 

備考
待遇の満足度

福利厚生

  • 中途採用者は前職の年収を考慮して決定され、業界内でも高めの水準
  • 昇給は人によってばらつきがあり、昇給しないという不満の声もあり
  • 年俸制、月45時間のみなし残業代が支給される
  • 住宅手当が充実(六本木オフィス近隣に住む社員対象)
  • 業績見合いの賞与は少なめ(年に2か月程度)
やりがい・達成感

成長・教育制度

  • ゲーム制作など達成感を感じる仕事がやりがいにつながる
  • 1on1ミーティングによる指導やフォロー体制がある
  • 経験豊富なエンジニアが在籍していて、勉強になる
  • 仕事をどんどん任せてもらえる風土がある
風通しの良さ

職場の士気

  • 全体的にフラットな組織体制、意思決定のスピードが早い
  • 風通しが良く、新たなサービスが出来た時にはチームで対応するなど組織変更の動きが早い
  • 毎週全員会議のミーティングがあり、管理部門も含めて参加するため一体感を持てる
人事評価制度

コンプライアンス

  • 360度評価を取り入れているものの、評価基準が分かりにくいというコメントもありました
  • 労働基準監督署の指導が入って以降残業抑制ができている
その他
  • 海外事業から撤退したこともあり、担当していた社員の多くが退職している

 

5-1.待遇の満足度/福利厚生

給与ベースが高めに設定されているが、業績見合いの賞与が低い、昇給は人によってばらつきがあるなどの理由から評価はやや高め程度でした。

 

中途採用者が多く、前職給与を基準に入社時の年収が決定しているため、転職者の満足度はまずまずです。2018年に業績が改善したものの、数年間は業績が下がっている理由から賞与は1~2か月程度支給される程度で、不満の声もありました。

昇級についても「毎年スムーズに上がった」という声も多いですが、「あまり上がらなかった、仕事の評価が感じられない」など両極端のコメントがあり、昇給について評価にバラつきが見られました。

月45時間のみなし残業代が年俸に含まれていますが、近年では残業時間が少なくなっている傾向にあるため、年俸金額に満足しているコメントもありました。

グリーに転職を考えた場合、給与水準が高く、年収が大幅に下がるなどの心配はありませんが、業績が伸びる、仕事の成果を上げていかなければ、大幅な昇給が見込めない可能性があることを注意しておきましょう。

 

5-2.やりがい・達成感/成長・教育制度

ゲーム制作など仕事のやりがいを感じるコメントがあり、成長できる、仕事を任せてもらえるというコメントが多く目立ちました。

 

IT業界の中では大手、古い部類になるので、シニアクラスのエンジニアが多く在籍しており、若手が成長できる環境としても評価が高い口コミが多くあります。

1on1ミーティングを月に一度行っており、しっかりフォローを受けていて、仕事のプランニング、マーケティング思考やドキュメントスキルが身につく環境と言えるでしょう。

 

5-3.風通しの良さ/職場の士気

組織体制が全体的にフラットになっており、全社員ミーティングなど一体感があり風通しが良いというコメントが多く目立ちました。

 

バリューに「ロジカル × クリエイティブ × スピード。」と書かれている通り、仕事の上で意見や提案があっても、だれでも採用されうる風土があるようです。

また毎週全社員、事業部門や管理部門含め集まるミーティングでは田中社長からのコメントや方針説明など情報共有される仕組みで、風通しの良さの評価が高いことが目立ちました。

しかしコンプガチャの問題やサービス残業の問題で労働基準監督署など指導が入るなど諸問題があり社員が退職するケースがあるようです。

 

5-4.人事評価制度/コンプライアンス

人事評価について評価基準が分かりにくいというコメントも目立ち、やや低めの評価となっています。

人によっては、昇給せず評価制度に不満があるコメントもあり、満足度が低めの結果になっています。人によってばらつきがあるのは、業績が上がらず待遇の処置に差別化しているのではと考えられます。

2012年秋に労働基準監督署の指導が入り、長時間労働の事例が少なくなっています。サービスの開始前の時期や部署により残業時間にばらつきがあるものの、休暇など取りや水環境にあるようです。

 

6.グリーに転職するためには

グリーの選考、面接では、グリーの価値観とのマッチ度を見極めるためにいつくもの質問を受けます。

・なぜこの業界を選んだのか?

・なぜ競合他社ではなく、なぜグリーなのか?

・これまで一番つらかった経験は何か?その時にどのように乗り越えたか?など過去に質問された事例があります。これらの選考対策を行い、グリーに転職を成功させるためには、転職エージェントを活用することをおすすめしています。転職エージェントを活用する理由は3つあります。

理由1.独自の非公開求人をもらえる可能性がある

転職エージェントは、企業のHPや転職サイトに掲載されていない非公開求人を保有しています。企業HPなどで募集していなくとも、企業から人材確保の依頼を受けて求人活動を行っています。このような求人は、転職エージェントに登録しなければ紹介されない非公開求人として扱われているため一般の転職市場に出回りません。

大手の転職エージェントであれば、グリーから依頼を受けている可能性があるため、求人を探す上で有効です。

 

理由2.業界情報や企業の選考情報を教えてくれて、選考対策を立てられる

転職エージェントは業界情報や採用企業各社の採用動向を教えてくれます。採用企業の選考の流れ、選考の評価基準、過去の面接での質問事例など選考ノウハウを蓄積しています。

過去の面接事例から、これまで採用不採用の人の特徴、具体的な質問内容など面接官のポジションなど事前に教えてくれます。

その情報をもとに、応募書類の添削や面接前に知っておくべき業界トピックスやニュース、面接質問リスト、模擬面接を行ってくれますので、転職サイト経由で自己応募するより選考対策を立てられます。

 

理由3.年収交渉や聞きにくい質問も代行して行ってくれる

選考段階で聞きにくいとされる入社時の想定年収に関する質問など、転職エージェントが代行して年収交渉を行ってくれます。

また、福利厚生に関する細かな質問や過去に応募企業を退職した社員の退職理由など聞きにくいことも転職エージェントが面接の前後問わず確認してくれます。

面接で質問しにくいような精神的に負担のかかるものに関して転職エージェントに任せておくことで面接対策に専念することができます。

 

7.グリーに転職を考える人は登録すべき転職エージェント5選

グリーに転職を考えている人におすすめの転職エージェントについて、以下の条件から厳選してご紹介します。

・グリーの求人(非公開求人含む)を保有している可能性がある

・業界情報や各種選考対策に関するノウハウを持っているか

・キャリアコンサルタントの質が良いか、サポートは丁寧か

 

7-1.リクルートエージェント|業界No1.多くの求人を紹介してほしい人におすすめ

リクルートエージェント』は、求人件数、転職決定数など業界No1の転職エージェントです。

ほぼすべての業界に対応しており、総合型転職エージェントです。こちらは他のエージェントと比較しても圧倒的な数の求人件数を保有しています。メディア運営、企業への高い営業力とコネクションにより、業界最大手に位置しています。

実際に登録をして、求人の紹介を受けると大手と呼ばれる企業の求人がずらりと並びます。

選考に進むとなるとAGENT Report』と呼ばれるレポートで、採用企業ごとに業界分析、選考ポイント、入社事例などをまとめた資料を求人票とは別にもらうことができます

採用企業の立場から見ても、リクルートエージェントの圧倒的な人材データベースがあるため、求人依頼をするときには高い確率で依頼します。

出来るだけ多くの求人を紹介してほしいという人にはおすすめです。

 

7-2.dodaエージェントサービス|業界No2.キャリアコンサルタントの質が高い

dodaエージェントサービス』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する業界No.2の総合転職エージェントです。

こちらも大手企業を中心に非公開含む豊富な求人を保有しています。

おすすめしたい点はキャリアコンサルタントの質の高さです。転職者の希望するキャリアを理解して、マッチング率も高いと評判です。転職実績も多く業界情報や選考情報を教えてくれます。また、職務経歴書の添削など丁寧な転職サポートを提供しているため、満足度が高いと評判です。

 

7-3.パソナキャリア|初めての転職、女性の転職に強い

パソナキャリア』は、大手転職エージェントの中でも、丁寧なキャリアコンサルティングが評判で、幅広い相談を受け付けており、初めての転職活動を行う方にぴったりです。

また、女性に転職に強いことも特徴の一つです。パソナキャリアの母体であるパソナは、1976年創業で、『育児を終えてもう一度働きたい女性へ向けて、能力や技術を活かすことのできる適切な仕事の場をつくりたい』という想いから派遣業を開始し、現在業界第2位のポジションにいる大手企業です。

面談に訪問したときに全員に配布される『転職必勝ガイド』に非常に有益な内容が書いてあります。職務経歴書の書き方や、面接質問集など転職活動の全体を理解するうえで非常に評判の良いものです。このためだけに面談するのでも充分に価値があるものと言えます。

 

7-4.ワークポート|IT業界の転職に強く、実績が豊富

ワークポート』は、設立して14年で転職支援実績30万件を持ち、急速に伸びている会社です。キャリアコンサルタント(転職コンシェルジュ)という専任の担当がつき、非常に丁寧なサービスを提供しています。電車の自動ドアの上の部分に出ている広告を目にしたことのある方も多いと思います。

企業サイトや転職ツールを開発し、利用満足度が高いサービスを提供しています。また、面談後から使用できる『eコンシェル』と呼ばれるサポートシステムがあり、スケジュール管理など無料して使用できます。

登録フォームもシンプルで、登録も1分程度で終了します。ユーザの利便性を重視した運営で非常に使いやすいシステムです。

求人の紹介についても、紹介した後も転職者から希望にマッチしたかどうかを丁寧に聞き取っており、紹介して終わりということではなく、次に紹介をする求人のマッチング率をドンドン上げてくれることで、満足度も高いと評判です。

 

7-5.レバテックキャリア

レバテックキャリア』は、IT・Web業界のエンジニア職・クリエイター職に特化した転職エージェントです。一都三県、関西、九州エリアに活動しています。

特にベンチャーに強く、Web系の開発案件や事業開発などのポジションが豊富です。運営会社はレバレジーズのグループ会社でSES事業から始まり、メディア、人材紹介と事業を展開する企業です。

採用する現場のPM、メンバークラスから求人の詳細をヒアリングしており、開発環境や方針について細かく確認した求人を紹介してくれます。

そのため、配属されるチーム編成や求められるスキルなど求人票にはない現場の情報を教えてくれるため、入社後のミスマッチも少ないと評判です。

 

8.転職エージェントを最大活用する7つのポイント

8-1.複数の転職エージェントに登録する

転職エージェントは1社だけではなく、2~3社程度登録しておくことをおすすめしています。登録の手間がかかりますが、その分メリットがありますので登録しておくと良いでしょう。

各会社の独占非公開求人を網羅できる

転職エージェント各社は、自社だけが保有している独占案件と呼ばれる求人を保有しています。複数の転職エージェントを登録することで、それらの独占求人を網羅することができます。

 

転職エージェント各社の強みや特徴を活かして使い分けることができる

転職エージェントによって強みを持つサービスが異なります。初めての転職の人やこれから転職活動の準備を進める人にはパソナキャリアなど丁寧なサポートをしてくれる転職エージェントを選ぶと有効です。

 

自分にあったエージェント担当者に出会う確率が上がる

転職エージェントの担当者には良い担当者もいれば悪い担当者もいます。良い担当者に出会うことで求人の紹介の質、企業への推薦の営業力など転職サービスの質が格段に違います。良い担当者であれば、「御社の事業にお役に立つ人材だと思いますが、いかがでしょうか?」と推薦してくれることもあります。

複数の転職エージェントに登録してから、自分に合った担当者を絞っていきましょう。

 

8-2.すぐに転職すると伝える

転職エージェント担当者から必ず質問を受ける一つに、転職時期を確認されます。

大半が、「良いところがあればすぐに」、「1か月以内」、「3か月以内」、「時期は決まっていないが転職を考えている」といった具合です。

その場合は、「良いところがあればすぐに」と回答しましょう。

そうすることにより、転職エージェントの優先度が上がります。求人を紹介してもらえないと、転職活動の第一歩にならないので、「良いところがあればすぐに」と回答することで、より早く情報を提供してもらえるようにしましょう。

 

8-3.定期的に連絡を取っておく

キャリアコンサルタントから定期的に「転職活動のご状況は?」、「紹介した求人案件への興味は?」、「希望条件に変わりはないか?」というように連絡が来ます。

転職エージェント側のシステム・データベースで、転職者一人ひとりの履歴が保存されています。こちら側の状況を伝えておくと、その内容と最終連絡日の履歴が残ります。そうするとエージェントとしては、「まだ転職活動見込みがありそうだ」ということになり、新しく求人が発生した場合など、優先的に紹介してくれる確率が上がります。

また、メールや電話でなくとも転職エージェントの登録者が利用するシステムへのログイン日も一つの基準になります。定期的にログインしておくなどしておくとおすすめです。

 

8-4.嘘をつかない

履歴書や職務経歴書の記載内容に、事実と違うことを書いてしまうことです。

意外にも、事実と違うと発覚するケースは多いです。例えば、転職エージェントに登録した時に、数年前の登録情報と違う?といったケースもよくあります。

そうなると、虚偽の報告をする方だと、要注意人物と見なされ、求人の紹介を受けにくくなってしまいます。

 

8-5.悪い担当者が担当した場合は、担当者変更を依頼する

転職実績が豊富にある大手総合型転職エージェントに登録しても、サービスの質が悪い担当者になってしまうこともあります。

事情として経験が浅い、業務が忙しすぎて対応してくれないなど事情があるかもしれませんが、シビアに担当替えを依頼しておきましょう。

エージェントに「先日お伺いしたご担当者へ転職活動のご相談をさせていただきまして、有難うございました。更に詳しい情報について別の担当者のお話を伺いたく、ご紹介していただくことは可能でしょうか。」といった形で連絡すれば、別担当者から再度連絡をもらい面談してもらうことができます。

担当者変更は良くあることですので、連絡しても印象が悪くなることはありませんので、転職支援を受けるためにはやっておきましょう。

 

8-6.転職エージェントの勧める求人を見定める

転職エージェントに登録し、面談の時に職種などの希望条件を伝えると、5件から50件程度求人の紹介を受けます。それらを一つ一つに目を通して、応募するかしないかを自分で決めていきます。

「ここが希望と違った、ここが希望に近いので応募したい」などと条件とのマッチングをしていくと紹介してくれる求人の質が上がっていきます。

 

8-7.複数のエージェントから同じ企業に応募しない

複数の転職エージェントに登録していても、同じ採用企業に応募しないようにしましょう。転職サイト経由の場合でも同様です。同タイミングで応募した場合、採用企業としてもどちらの転職エージェントと対応して良いか困惑してしまいます。

その場合、必ず採用企業側から両方の転職エージェントに連絡がいきますので、結果的に採用企業と転職エージェントの双方に、情報管理ができない転職者という見られ方をされ、応募が出来なくなったり、転職エージェントからサービスが受けられなくなることもありますので、注意しましょう。

また、採用企業の中には過去1年以内に応募した転職者は選考対象外にする会社もあるため、仮に過去に応募したことのある場合は、転職エージェントに確認しておくとよいでしょう。

 

9.まとめ

 

 

グリーへ転職を考えている人におすすめの転職エージェント5選

リクルートエージェント|業界No1.多くの求人を紹介してほしい人におすすめ

dodaエージェントサービス|業界No2.キャリアコンサルタントの質が高い

パソナキャリア|初めての転職、女性の転職に強い

ワークポート|IT業界の転職に強く、実績が豊富

レバテックキャリア|大手総合エージェントに会わなかった人におすすめ

 

こちらが皆様の転職のお役に立てれば幸いです。