女性の転職支援に強い|おすすめ転職エージェント5選

 

・育児の時間を最優先に考えたいので、育児に協力的な会社を探している

・結婚してブランクがあるけれど、どれぐらいの条件で転職できるのか知りたい

・結婚したけれども、まだまだ自分のキャリアを諦めたくない

育児などの悩みは経験したことが無いとなかなか理解が得られにくいです。勤務中に子供が熱を出した時に保育園から連絡がかかってくるときに電話に出ていいのか?、出れる雰囲気なのか?他に同じような社員が働いているか?等細かいところが気になるところです。

女性の悩みや気持ちを理解してくれて、希望に合った企業を探す方法として転職エージェントを活用することをおすすめしています。

女性の場合、結婚や出産、育児などのイベント、旦那様の転勤など人生において環境の変化がでてきます。一般的に30歳前後で働き方を変える方が多く、いわゆる働く女性の就業率の統計データで「M字カーブ」と言われています。

出所:総務省「労働力調査」

晩婚化の影響やキャリア志向の女性が増え、昇進昇格する事例が増えてきています。その他にも旦那一人の稼ぎでは、生活に不安があると言った理由で共働きの人も増えています。

最近では、経営方針として女性の働き方を改め、女性向けの福利厚生制度を充実させる魅力的な会社が多いです。

  • 妊活支援治療開始から10年間会社負担、保険外治療も対応。認可外保育園補助
    (フリマアプリ:メルカリ)
  • 女性管理職比率20%、週20時間及び週3日以内の勤務選択可能
    (コンサルティング:アクセンチュア)
  • 家事育児ヘルプ料補助金、婦人科系健診補助
    (飲料メーカー:日本ネスレ)
  • 子連れ出勤制度、健康食ランチ支給、長期休暇を自由に取得できる
    (ウエディング業界ベンチャー:CRASY)

女性の働き方を積極的に支援する会社は、制度が充実しているだけでなく、社内で働くママ社員が多かったり、周囲の社員に出産、育児への理解があることが大きいです。

希望の働き方を叶えるためには、勤務条件がマッチした会社選びの方法として、女性の転職支援に強みをもち実績のある転職エージェントについてご紹介します。

 

1.転職エージェントを使う理由とおすすめの使い方

転職エージェントを利用する理由は、「採用する企業の実情を知っている求人を紹介してもらう」ためです。

福利厚生制度が整っている会社を探すのであれば転職サイトで自力で調べることも出来ますが、制度がどれぐらい利用されているか?過去に事例があるか?などの細かな情報を知ることができます。

転職エージェントがしてくれることは6つあります。

①キャリア相談

②求人の紹介(非公開求人含む)

③履歴書・職務経歴書の添削

④企業への推薦

⑤面接対策

⑥給与交渉

転職エージェントはこれらを無料で行ってくれます。企業から人材確保の依頼を受けて募集しており、採用したい人物像を把握していますので、ミスマッチが少なくなります。

ただの応募代行ではなく、直接会わないと伝わりにくい人物面やスキルを『推薦状』として、応募書類と一緒に提案してくれるため、選考通過率が上がります。ブランクのある人や経験に不安のある人に心強いです。

また、女性の転職に気になる福利厚生や働き方に関する質問は転職エージェント経由でやった方が良いです。

面接で福利厚生制度や働き方に関する質問が集中すると、担当者から敬遠されがちですので、福利厚生制度などの質問については、自身の面接前に転職エージェント経由から確認してもらうと安心して応募できます。

もちろん採用企業から見て「あなたから質問を受けているか」どうかは分かりません。転職エージェント経由で聞く質問と面接で直接聞く質問と分けておくとよいでしょう。

 

2.女性の転職におすすめの転職エージェント

転職エージェントは100以上存在し、どの転職エージェントを活用すればいいか分からないという方に選び方を解説します。

転職エージェントとは、エージェントと呼ばれる担当があなたにつきます。転職エージェントにも良し悪しがあり、悪い転職エージェントの場合、間違った業界知識を持っていたり、むりやり応募させようとするところもあります。自分で転職活動を進めていたほうが良かったのにと、なりかねません。

良いエージェント担当に出会うには、いくつかの転職エージェントに登録することをおすすめしています。

今回は以下の観点から厳選して、5社を紹介します。

  • 女性の転職支援の実績が豊富
  • キャリアアドバイザーによる面談の評判が良い
  • 求人をたくさん保有している

 

あなたに合った求人が見つかるかどうかにおいては、キャリアアドバイザーとの面談で、これまでの経験やスキルを細かくヒアリングを行い、あなたの希望条件を丁寧に聞き取ってくれるかどうかで、大きく変わってきます。また、条件にあった求人を多く保有しているかどうかも重要なポイントです。

 

パソナキャリア

パソナキャリア』は、大手転職エージェントの中でも、丁寧なキャリアコンサルティングが評判で、幅広い相談を受け付けており、初めての転職活動を行う方にぴったりです。

おすすめポイント

・女性に転職に強い

・丁寧なキャリアコンサルティング

・転職必勝ガイドを全員に配布している

パソナキャリアの母体であるパソナは、1976年創業で、『育児を終えてもう一度働きたい女性へ向けて、能力や技術を活かすことのできる適切な仕事の場をつくりたい』という想いから派遣業を開始し、現在人材業界第2位のポジションにいる大手企業です。

日本経済の低迷により、四年生女子大生の就職が困難となった時代から現在に至るまで、若者が才能を発揮できるようにしたいとの考えが息づいており、かなり丁寧なキャリア支援を行っており外せない会社のうちの一つです。

また、面談に訪問したときに全員に配布される『転職必勝ガイド』は非常に有益な内容が書いてあります。職務経歴書の書き方や、面接質問集など転職活動の全体を理解するうえでおすすめです。女性キャリアアドバイザーも多く、安心して面談に望むことができます。初めての転職など、転職活動全般について相談したい人におすすめです。

 

dodaエージェントサービス

dodaエージェントサービス』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する転職市場業界No.2の総合転職エージェントです。

おすすめポイント

・面接対策、経歴書のブラッシュアップが好評

・求人件数業界トップクラス

職務経歴書について志望理由や自己PRの書き方、ブランクの空白期間に関するコメントなど職務経歴書の細かなアドバイスが好評です。こちらのサイトに登録しておくだけで、履歴書が自動で作成できます。応募する時はこの自動作成した履歴書がそのまま使えますので、履歴書を作る手間もなくなります。

また、選考が進むと、面接担当者の氏名や役職、面接での想定質問リストなど実践的なアドバイスを電話やメールで教えてくれます。担当する転職エージェントの質が高く、満足度が高いです。

 

type女性の転職エージェント

type女性の転職エージェント』は、キャリアデザインセンターが提供する転職エージェントサービスです。キャリアデザインセンターはIT領域に強い印象がありますが、女性向けの転職支援も評判です。

おすすめポイント

・女性に人気の販売、マーケティング、事務などの職種に強い

・個別相談会を常時行っており、丁寧に面談をしてくれる

・関東圏が中心

女性のキャリアアドバイザーが多く在籍しており、女性ならではの悩みを理解してくれます。老舗の転職エージェントで、転職フェアを開催している会社ですので大手企業とのコネクションも強く、ベネッセやユニ・チャームなど優良企業の求人が多いです。

登録面談後はメールで面接日時の調整や面接対策情報をスピーディに送ってくれるのでおすすめです。

 

マイナビエージェント

マイナビエージェント』は、新卒No.1メディア「マイナビ」を運営する総合転職エージェントです。

おすすめポイント

・中小企業の独占案件が多い

・キャリアアドバイザーの質が高い

新卒採用領域で知名度があります。マイナビエージェントを利用する採用企業は、若年層をターゲットに向けて求人をだす会社が多く、20代、30代前半の方の転職に特に強い転職エージェントです。

契約社員で経験が少ない、ブランクがあるなど不安がある人にもマッチした求人を紹介してくれます。中小の優良企業の求人に強みを持っており、推薦してくれますのでおすすめです。

 

リブズキャリア

リブズキャリア』は、女性の転職に特化して転職エージェントです。とことん女性の悩みや希望を叶えるサービスになっています。自宅や保育園の最寄駅に帰りたい時間」から検索できる「帰れる検索」などサイトは工夫されています。

育児サポート体制や育休、女性管理職、仕事のロールモデルなど女性視点で求人票が作られていますので、他のエージェントとの違いを感じることができるでしょう。

 

3.転職活動をする上での注意すべき7つのこと

転職理由と条件を明確にする

応募する仕事を決める上で、一番譲れないポイントを決めておくことです。当たり前と思われるかもしれませんが、非常に大事なことで、転職活動をしていると、ここの軸がブレることがあります。

転職活動は通常3か月、長いと半年以上かけて行います。その間、応募したい企業を選び、応募書類を作成し、面接に企業へ訪問と応募企業数だけやらなければいけないことが多くあります。

自分の思うような進み具合にならないときや結果がでるとかなりのストレスになります。しかも働きながら転職活動をする方や、育児をしながら活動する方は時間を捻出するだけでもかなり大変なことです。

そのため、転職活動をしているうちにある種の妥協やあきらめのような気持ちになり、転職開始当初に考えていた条件からほど遠いような会社に就職してしまい、入った後に後悔することも良く耳にします。

そのため、自分の譲れない条件を忘れずに、転職エージェントには明確に伝えておくようにしましょう。そうするとその条件を満たした企業を必ず薦めてもらえます。

ここの条件を曖昧にしてしまうと、ミスマッチが多く、エージェントから受けられるサービスの質が低下してしまい、かえって利用しないほうが良いなんてことになってしまいます。

自分の条件を決めておいて、明確に伝えるようにしましょう。

 

嘘をつかない

履歴書や職務経歴書の記載内容に、事実と違うことを書いてしまうことです。

意外にも、事実と違うと発覚するケースは多いです。例えば、ブランクがある方で不安に思い、少し長めに勤務期間を記載してしまうケースや自分のだけの功績ではないにも関わらず、自分だけの実績のように記載するケースです。

例えば、会社の在籍期間を実際の就業期間より長く履歴書に記載してしまったケースとして、入社後の社会保険加入手続きのときに提出する年金手帳に記載される厚生年金加入期間と履歴書に記載される前職の在籍期間に違いがあった場合、すぐに虚偽の履歴書だとわかってしまいます。

その他にも、採用後に発覚されるケースが複数あります。その場合、経歴の詐称として、懲戒解雇の対象になりかねません。

また、転職エージェントに登録した時に、数年前の登録情報と違う?といったケースもよくあります。周りのエージェントとの会話でも、「以前登録の転職活動をした時に、◯◯の会社に就職したんだ。」というように覚えていることがしばしばです。

そうなると、虚偽の報告をする方だと、要注意人物と見なされ、求人の紹介を受けにくくなってしまいます。

 

転職エージェントの勧める求人を見定める

転職エージェントに登録し、面談の時に職種などの希望条件を伝えると、5件から50件程度求人の紹介を受けます。それらを一つ一つに目を通して、応募するかしないかを自分で決めていきます。

エージェント担当者から全ての採用企業に関する説明を受けることはありませんが、数が少なければ簡単なコメントを転職者に伝えることがあります。

そのコメントをその業界の最新情報や企業のホームページに知らない情報もあります。しかし、中には転職エージェント側の都合で、転職エージェントが早く内定者を出したいという思惑で応募をうながす場合があります。

それは、採用企業側から強いプレッシャーを転職エージェントにかけられている場合や、転職エージェントも営業活動を行っていますので、目標数値(応募数や採用決定数)を迫られているからです。

 

口コミサイトを活用する

企業のホームページや求人票に記載されている女性の活躍の事例や出産、育児休業、復職、時短などの事例が本当に普及しているのかどうかを確認するために口コミサイトを使ってみると良いです。採用企業の既存社員もしくは退職した社員が投稿する口コミサイトで企業リサーチにおすすめです。

『VORKERS』

https://www.vorkers.com/

口コミサイトには不満を持って退職した社員が企業へのコメントもあるため、あえてネガティブに書かれたコメントもあります。あくまで企業のHPや求人票、転職エージェントの情報の裏取りとして、参考程度に確認しておくと良いです。

 

複数の転職エージェントに登録する

いくつかの転職エージェントを利用することのデメリットは、面談の手間や管理が大変になってしまいますが、複数登録してから、自分に合っていると思う転職エージェントを選ぶことをおすすめしています。

メリット

  • 各会社の非公開求人(独占案件)を網羅できる
  • 自分に合ったエージェントを見つけることができる

転職エージェント各社、採用企業から独占して依頼を受けている非公開求人があります。それらの求人を網羅して紹介してもらうためにもいくつか登録しておくと良いです。

採用企業が一部の転職エージェントだけに依頼する理由は、管理が面倒なだけでなく、その転職エージェントであれば採用できると考えていますので、企業とのコネクションが強い証です。

 

すぐに転職すると伝える

転職エージェント担当者から必ず質問を受ける一つに、転職時期を確認されます。大半が、「良いところがあればすぐに」、「1か月以内」、「3か月以内」、「時期は決まっていないが転職を考えている」といった具合です。

その場合は、「良いところがあればすぐに」と回答しましょう。そうすることにより、転職エージェントの優先度が上がります。

求人を紹介してもらえないと、転職活動の第一歩にならないので、「良いところがあればすぐに」と回答することで、より早く情報を提供してもらえるようにしましょう。

 

複数のエージェントから同じ企業に応募しない

複数の転職エージェントに登録していても、同じ採用企業に応募しないようにしましょう。転職サイト経由の場合でも同様です。同タイミングで応募した場合、採用企業としてもどちらの転職エージェントと対応して良いか困惑してしまいます。

その場合、必ず採用企業側から両方の転職エージェントに連絡がいきますので、結果的に採用企業と転職エージェントの双方に、情報管理ができない転職者という見られ方をされ、応募が出来なくなったり、転職エージェントからサービスが受けれなくなることもありますので、注意しましょう。

 

4.まとめ

女性の転職活動におすすめの転職エージェントの活用方法と注意点をまとめました。女性のキャリアには、結婚、出産、育児、旦那の転勤など様々なイベントがあります。その中でも自分に合った会社を探すためにも、転職エージェントの利用をおすすめしています。

自分の経歴や希望条件にマッチした求人探しをアシストしてくれるだけでなく、採用された人の傾向なども教えてくれるので、選考対策も充実しています。

転職について迷っていたり、検討している方は転職エージェントの面談で相談してみるだけも一歩前進するでしょう。

おすすめの転職エージェントまとめ

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マイナビエージェント|契約社員や若手の転職に強い

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