ネスレ日本へ転職考えていませんか?
応募を考えるうえで、企業ホームページや採用ページ、求人情報以外の職場風土や給与について調べようと考えていても口コミサイトがいくつもあって、どれを見ればいいのか分からないことになっていませんでしょうか。
こちらのページでは、転職エージェントとして転職支援を行ってきた経験とネットワークをもとにネスレ日本に転職を考えている人に向けて、知っておくべきポイントと内部情報に関する評価の口コミ情報を分析し解説します。
こちらを全て読めば、ネスレ日本に転職すべきか決めることができ、転職するための方法を理解することができるでしょう。
1.1分でわかるネスレ日本の概要と転職するときのポイント
1-1.ネスレ日本の概要
- 世界最大手の食品メーカー、ネスレ(本社スイス)の日本法人。2013年に創業100周年
- 日本の少子高齢化に合わせて、医療、介護分野に力を入れている
- 平均年収600万~650万と他の食品メーカーと比較すると低めだが、福利厚生制度が充実し待遇満足度が高い
- 平均残業時間は10時間未満と働きやすさやワークライフバランスに力を入れている
- 世界的にも商品のネームバリューがあり、取引先への営業力が高い
- 外資系企業だが、日本のマーケットを相手にしておりや本社や工場など日本的な風土
1-2.ネスレ日本に転職するときのポイント
- ウェルネス・アンバサダーの開発などイノベーション志向のある採用
- 営業職や事務職、マーケティングを希望する人におすすめ
- 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを有効活用して転職活動を進めましょう
2.ネスレ日本の会社・事業概要
社名 | ネスレ日本株式会社 |
本社所在地 | 兵庫県神戸市中央区御幸通7丁目1-15三宮ビル南館・ネスレハウス |
代表者 | 代表取締役社長兼CEO 高岡浩三 |
設立 | 1933年6月5日 |
資本金 | 100億円 |
従業員数 | 約2,500人 (グループ各社社員含む) |
売上 | 会社規定により非公開 |
事業内容 | 飲料、食料品、菓子、ペットフード等の製造・販売 |
2-1.事業概要
スイスの売上高世界最大の食品メーカーネスレ (Nestlé S.A.) の日本法人です。日本ではコーヒーが主力商品だが、菓子やパスタ類、ペットフードなども扱っています。
2-2. ミッション・バリュー
ネスレ社は、創業者アンリ・ネスレの精神を受け継ぎ、栄養を中心としたネスレの価値観のもと生活の質を高めル、さらに健康な未来づくりに貢献する製品やサービスの開発に取り組むメッセージを出しています。
もともとは、「良質で純粋な原料から作られ、しかも長期保存ができるミルクを人々は求めている」そのニーズに応えるために、1866年に元となるアングロ・スイス社が設立されました。その後「母乳の代替食品を」と研究を重ね、1867年に安全で栄養価の高い新しい乳児用乳製品を開発し、それを製造販売する会社を創業した会社と合併し、今のネスレ社となっています。
乳児死亡率の低下を目指して、アンリ・ネスレが乳児用乳製品を開発して以来、ネスレはお客さまの生活改善に取り組んでいます。
現在ネスレ日本社では、日本の少子高齢化に伴い、栄養と健康の課題に取り組むヘルスケア事業に力を入れています。
2-3.トップメッセージ
企業HPより「少子高齢化が進む成熟先進国の日本における「新しい現実」の中で、お客さまが抱える問題を発見し、製品やサービスを通じてその問題を解決することに取り組んでいます。」とメッセージを打ち出しています。
2-4.グローバル展開
189か国の世界各国にネスレブランドの食品・お菓子を展開しています。全世界で9兆8,640億円(2017年)にのぼり、コカ・コーラ、ペプシを抜いて世界第二位の食品・飲料メーカーです。
2-5.更にネスレ日本について知りたい人は
・ネスレの稼ぐ仕組み
(著 代表取締役社長兼CEO 高岡浩三 )
ネスレ(本拠地スイス)は、世界最大の食品メーカー。ネスレが事業を展開する世界197カ国のうち、最も続伸した国は「ネスレ日本」。それは「ジャパン・ミラクル」とも呼ばれている。受験生のお守りとして一世風靡を浴びた「きっと勝つ」という語呂合わせをした「キットカット」の仕掛け人は、現在のCEO高岡浩三氏。トップ就任後から4年連続で右肩上がり。「人口減少」「少子化」「物が売れない」と嘆く日本の企業に、どうすれば消費者の心をつかめるのか。まさにネスレの稼ぐ仕組みを大公開する。利益率10%に、満足しない。100円コーヒーに勝つ凄い戦略!CEO就任から4年連続右肩上がりトップが語る型破りな仕組みを大公開。
※amazon公式サイトより引用
ゲームのルールを変えろ――ネスレ日本トップが明かす新・日本的経営
(著 代表取締役社長兼CEO 高岡浩三)
★思いついたことの98パーセントは実行せよ!
★マーケティング、営業、流通、採用・育成・評価…本物のリーダーは仕組みを変える。
★ネスレ日本100年の歴史で、史上初の生え抜き日本人CEOに就任した著者が語る、世界に通用する日本的経営とは?
※amazon公式サイトより引用
3.ネスレ日本の採用・求人情報
社名 | 見るべきポイント |
事業概要 | 会社の企業理念やミッションを理解し、事業内容をチェックしておきましょう。代表者によるトップメッセージや事業方針を念頭にあなたのキャリアにマッチしているかをしっかりと考えましょう。 |
採用・求人情報 | 求める人物像をチェックし、考え方などあなたに合っているかを考えましょう。会社採用ページの代表者や人事担当者、社員の紹介ページを参考にしましょう。 |
働き方 | 企業の求人票やホームページの福利厚生制度などの調査だけでなく、転職エージェントや口コミサイトなどの第三者からも幅広く情報収集を行うことで、企業研究の質が上がります。 |
3-1.採用メッセージ
新たにネスレパーソンの一員になる方々にも『イノベーション』を起こせる人材を求めています。『イノベーション』を起こせる人の要素は、『志の高さ』『リーダーシップ』『感性の鋭さ』『ポジティブ思考』『バイタリティ』を動力として、Plan→Do→Seeのサイクルを回し続けられる人と考えています。
そのため、応募する時には経歴の説明や自己PRの時には、この点を踏まえて説明するように心がけましょう。
3-2.平均年収
平均年収は、他の食品メーカーなどと比較すると低めですが、住宅補助など年間数十万程度支給されるなど福利厚生制度が充実しており、社員の待遇満足度は高いです。
3-3.労働環境
・平均残業時間 4.8時間(※)
・有給消化率 15.4日(※)
・福利厚生制度
- 住宅:借上社宅制度(会社に支払う自己負担額は5,000円~)
- 健康管理:定期検診、人間ドック(受診補助)、成人病健診
- 年金制度:規約型確定拠出企業年金、退職金
- 生涯設計:財形貯蓄(住宅・年金)、財形住宅融資制度など
- 表彰制度:永年勤続表彰など
- その他制度:育児休業、介護休業制度など
- リゾート施設(契約保養所):ラフォーレ倶楽部、エクシブ(会員制リゾート施設)
- 宿泊施設利用補助:契約宿泊施設利用時に補助支給
(※厚生労働省 女性の活躍推進企業より抜粋)
職種にもよりますが、平均残業時間は非常に低くなっています。全社的に19時定時退社を呼びかけており、有給休暇の取得率も高めです。ミッションにもある通り健康と生活の向上を掲げる会社としてワークライフバランスに取り組んでいると言えるでしょう。
4.ネスレ日本の求人情報
現時点で、求人についてネスレ日本社のホームページとdodaエージェントサービスが求人を掲載していました。
部門 | 募集職種 |
本社 |
|
栄養補助食品の営業職として、医療関係者へ営業を行う仕事として求人が掲載されていました。MR経験者、医療関連業務の経験者を対象にした経験者採用です。
モデル年収として、28歳で年収580万円とされており、20代の方でも十分に年収アップできる会社として狙い目です。
ネスレ日本では、ヘルスケア関連事業の営業職を中心に採用活動を行っています。新卒採用では技術系や事務系に関する採用も行っていますので、中途採用情報についてチェックしておきましょう。
5.ネスレ日本の口コミ情報まとめ
ネスレ日本の口コミや企業情報、内部情報について4つの軸でまとめました。
- 人事(待遇の満足度/福利厚生)
- 仕事(やりがい・達成感/成長・教育制度)
- 職場(風通しの良さ/職場の士気)
- 制度(コンプライアンス/人事評価制度)
備考 | |
待遇の満足度
福利厚生 |
|
やりがい・達成感
成長・教育制度 |
|
風通しの良さ
職場の士気 |
|
その他 |
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5-1.待遇の満足度/福利厚生
待遇や福利厚生への満足度は高めです。
食品業界の中では、給与水準が比較的高めであり、他の外資系企業や日系食品メーカーと比較して満足度が高くなっています。評価が高くなっている理由として、住宅手当や家族手当など基本給や賞与以外の各種手当があるため、年収レベルで数十万上がるため高評価になっています。
企業年金制度が充実し、退職後も勤続年数や退職時の役職に応じて支払われます。また、万が一の場合でも、残された家族に一定期間(10~20年間)月額20万円程度支給される制度があり、家庭のある人にとっては安心できるような制度があり満足度が高い理由の一つです。
しかし、工場や製造関連職種、契約社員については、これらの制度が適用されないため、正社員との格差が目立ち、満足度が低い評価傾向にあります。
5-2.やりがい・達成感/成長・教育制度
高い知名度を誇るブランド企業ということもあり、評価は高めです。
キットカットやネスカフェなど日本のマーケットで知名度の高い商品を扱っており、自身と誇りを持った社員のコメントが多いです。あまり知られていませんがペット市場でも知名度が高く、社内でもペットを飼っている人向けの補助制度があるなど事業へ愛着を持ちやすいことが高い評価になっています。
また、ウェルネス・アンバサダーの開発などの事例にある通りイノベーションを起こそうという企業姿勢とそれを促進するための研修を行っており採用メッセージにあるようなイノベーション志向が社員にも理解されています。
その他にも新人研修や仕事のマニュアルなど高いレベルにあり、人によっては海外研修もあり、外資系企業ならでは研修制度が用意されていることも特徴です。
5-3.風通しの良さ/職場の士気
会社の雰囲気やモチベーションについては、他の日系食品メーカーと比べてやや高めの評価です。
外資系企業ですが、日本的で定年まで勤めあげる社員が多く、給与設計や年金制度の充実さがロイヤリティの高さにつながっています。
女性採用比率も低くなく、外国籍の社員がおりダイバーシティを進めています。しかしながら工場などの製造部門においては、キャリアパス少なく閉鎖的というネガティブな意見もありました。
5-4.人事評価制度/コンプライアンス
人事評価制度の透明性が高い、法令順守意識が高く、独自の社内ルールを設けており高い評価となっています。
裁量労働制や在宅勤務の導入などワークライフバランスを重視した勤務体系を取り入れており、イノベーションを起こそうという意識が高くあります。
残業時間も一月当たり平均10時間未満と低くなっています。裁量労働制ですが別途評価の上支給されています。
社内ルールの一つに、「0、1、100」という「0災害」、「1チーム」、「100%全員参加」というフレーズを掲げているように安全衛生に関する意識も高いです。
その他にも、ネスレ日本の独自のルールを設けて法令遵守しており、中途採用者にとっては、これらの社内ルールを理解することが社風を理解することにもつながるでしょう。
6.ネスレ日本に転職するためには
ネスレ日本に転職を成功させるためには、転職エージェントを活用することをおすすめしています。転職エージェントを活用する理由は3つあります。
理由1.独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、企業のHPや転職サイトに掲載されていない非公開求人を保有しています。企業HPなどで募集していなくとも、企業から人材確保の依頼を受けて求人活動を行っています。このような求人は、転職エージェントに登録しなければ紹介されない非公開求人として扱われているため一般の転職市場に出回りません。
大手の転職エージェントであれば、ネスレ日本から依頼を受けている可能性があるため、求人を探す上で有効です。
理由2.業界情報や企業の選考情報を教えてくれて、選考対策を立てられる
転職エージェントは業界情報や採用企業各社の採用動向を教えてくれます。採用企業の選考の流れ、選考の評価基準、過去の面接での質問事例など選考ノウハウを蓄積しています。
過去の面接事例から、これまで採用不採用の人の特徴、具体的な質問内容など面接官のポジションなど事前に教えてくれます。
その情報をもとに、応募書類の添削や面接前に知っておくべき業界トピックスやニュース、面接質問リスト、模擬面接を行ってくれますので、転職サイト経由で自己応募するより選考対策を立てられます。
理由3.年収交渉や聞きにくい質問も代行して行ってくれる
選考段階で聞きにくいとされる入社時の想定年収に関する質問など、転職エージェントが代行して年収交渉を行ってくれます。
また、福利厚生に関する細かな質問や過去に応募企業を退職した社員の退職理由など聞きにくいことも転職エージェントが面接の前後問わず確認してくれます。
面接で質問しにくいような精神的に負担のかかるものに関して転職エージェントに任せておくことで面接対策に専念することができます。
7.ネスレ日本に転職を考える人は登録すべき転職エージェント5選
ネスレ日本に転職を考えている人におすすめの転職エージェントについて、以下の条件から厳選してご紹介します。
・ネスレ日本の求人(非公開求人含む)を保有している可能性がある
・業界情報や各種選考対策に関するノウハウを持っているか
・キャリアコンサルタントの質が良いか、サポートは丁寧か
7-1.リクルートエージェント|業界No1.多くの求人を紹介してほしい人におすすめ
『リクルートエージェント』は、求人件数、転職決定数など業界No1の転職エージェントです。
ほぼすべての業界に対応しており、総合型転職エージェントです。こちらは他のエージェントと比較しても圧倒的な数の求人件数を保有しています。メディア運営、企業への高い営業力とコネクションにより、業界最大手に位置しています。
実際に登録をして、求人の紹介を受けると大手と呼ばれる企業の求人がずらりと並びます。
選考に進むとなると『AGENT Report』と呼ばれるレポートで、採用企業ごとに業界分析、選考ポイント、入社事例などをまとめた資料を求人票とは別にもらうことができます。
採用企業の立場から見ても、リクルートエージェントの圧倒的な人材データベースがあるため、求人依頼をするときには高い確率で依頼します。
出来るだけ多くの求人を紹介してほしいという人にはおすすめです。
7-2.dodaエージェントサービス|業界No2.キャリアコンサルタントの質が高い
『dodaエージェントサービス』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する業界No.2の総合転職エージェントです。
こちらも大手企業を中心に非公開含む豊富な求人を保有しています。
おすすめしたい点はキャリアコンサルタントの質の高さです。転職者の希望するキャリアを理解して、マッチング率も高いと評判です。転職実績も多く業界情報や選考情報を教えてくれます。また、職務経歴書の添削など丁寧な転職サポートを提供しているため、満足度が高いと評判です。
7-3.パソナキャリア|初めての転職、女性の転職に強い
『パソナキャリア』は、大手転職エージェントの中でも、丁寧なキャリアコンサルティングが評判で、幅広い相談を受け付けており、初めての転職活動を行う方にぴったりです。
また、女性に転職に強いことも特徴の一つです。パソナキャリアの母体であるパソナは、1976年創業で、『育児を終えてもう一度働きたい女性へ向けて、能力や技術を活かすことのできる適切な仕事の場をつくりたい』という想いから派遣業を開始し、現在業界第2位のポジションにいる大手企業です。
面談に訪問したときに全員に配布される『転職必勝ガイド』に非常に有益な内容が書いてあります。職務経歴書の書き方や、面接質問集など転職活動の全体を理解するうえで非常に評判の良いものです。このためだけに面談するのでも充分に価値があるものと言えます。
7-4.マイナビエージェント|新卒メディアNo1の実績
『マイナビエージェント』は、新卒No.1メディア「マイナビ」を運営する総合転職エージェントです。
大学の就活生の大多数が利用していることから知名度もあります。マイナビエージェントを利用する企業はそのようなターゲットに向けて求人をだす会社が多く、その中には大手企業も数多くいます。
また、中途採用市場においては、中小規模の企業の求人の強みを持っており、他の転職エージェントと比較して独占求人を扱っていることが多くあり、求人の内容は申し分ありません。リクルートなどで紹介される求人がマッチしなければ、登録して損の無い転職エージェントです。
7-5.JACリクルートメント|管理職、ハイキャリアの転職におすすめ
『JAC リクルートメント』は、イギリス発祥の外資系転職エージェントで国内業界No.3に位置します。海外、グローバルポジションについては国内実績No.1です。
大手企業や海外企業の求人も豊富で、ハイキャリア、高年収の求人割合が高いです。
JACリクルートメントの特長の一つとして、企業と転職者の担当を一人で行うため、企業の採用に関わる情報を深くヒアリングしています。そのため面談後に紹介される求人のマッチ度も高いと評判です。また、キャリアコンサルタントの質が高く、キャリアプランの相談などこれから転職を検討している方などにおすすめです。
8.転職エージェントを最大活用する7つのポイント
8-1.複数の転職エージェントに登録する
転職エージェントは1社だけではなく、2~3社程度登録しておくことをおすすめしています。登録の手間がかかりますが、その分メリットがありますので登録しておくと良いでしょう。
各会社の独占非公開求人を網羅できる
転職エージェント各社は、自社だけが保有している独占案件と呼ばれる求人を保有しています。複数の転職エージェントを登録することで、それらの独占求人を網羅することができます。
転職エージェント各社の強みや特徴を活かして使い分けることができる
転職エージェントによって強みを持つサービスが異なります。初めての転職の人やこれから転職活動の準備を進める人にはパソナキャリアなど丁寧なサポートをしてくれる転職エージェントを選ぶと有効です。
自分にあったエージェント担当者に出会う確率が上がる
転職エージェントの担当者には良い担当者もいれば悪い担当者もいます。良い担当者に出会うことで求人の紹介の質、企業への推薦の営業力など転職サービスの質が格段に違います。良い担当者であれば、「御社の事業にお役に立つ人材だと思いますが、いかがでしょうか?」と推薦してくれることもあります。
複数の転職エージェントに登録してから、自分に合った担当者を絞っていきましょう。
8-2.すぐに転職すると伝える
転職エージェント担当者から必ず質問を受ける一つに、転職時期を確認されます。
大半が、「良いところがあればすぐに」、「1か月以内」、「3か月以内」、「時期は決まっていないが転職を考えている」といった具合です。
その場合は、「良いところがあればすぐに」と回答しましょう。
そうすることにより、転職エージェントの優先度が上がります。求人を紹介してもらえないと、転職活動の第一歩にならないので、「良いところがあればすぐに」と回答することで、より早く情報を提供してもらえるようにしましょう。
8-3.定期的に連絡を取っておく
キャリアコンサルタントから定期的に「転職活動のご状況は?」、「紹介した求人案件への興味は?」、「希望条件に変わりはないか?」というように連絡が来ます。
転職エージェント側のシステム・データベースで、転職者一人ひとりの履歴が保存されています。こちら側の状況を伝えておくと、その内容と最終連絡日の履歴が残ります。そうするとエージェントとしては、「まだ転職活動見込みがありそうだ」ということになり、新しく求人が発生した場合など、優先的に紹介してくれる確率が上がります。
また、メールや電話でなくとも転職エージェントの登録者が利用するシステムへのログイン日も一つの基準になります。定期的にログインしておくなどしておくとおすすめです。
8-4.嘘をつかない
履歴書や職務経歴書の記載内容に、事実と違うことを書いてしまうことです。
意外にも、事実と違うと発覚するケースは多いです。例えば、転職エージェントに登録した時に、数年前の登録情報と違う?といったケースもよくあります。
そうなると、虚偽の報告をする方だと、要注意人物と見なされ、求人の紹介を受けにくくなってしまいます。
8-5.悪い担当者が担当した場合は、担当者変更を依頼する
転職実績が豊富にある大手総合型転職エージェントに登録しても、サービスの質が悪い担当者になってしまうこともあります。
事情として経験が浅い、業務が忙しすぎて対応してくれないなど事情があるかもしれませんが、シビアに担当替えを依頼しておきましょう。
エージェントに「先日お伺いしたご担当者へ転職活動のご相談をさせていただきまして、有難うございました。更に詳しい情報について別の担当者のお話を伺いたく、ご紹介していただくことは可能でしょうか。」といった形で連絡すれば、別担当者から再度連絡をもらい面談してもらうことができます。
担当者変更は良くあることですので、連絡しても印象が悪くなることはありませんので、転職支援を受けるためにはやっておきましょう。
8-6.転職エージェントの勧める求人を見定める
転職エージェントに登録し、面談の時に職種などの希望条件を伝えると、5件から50件程度求人の紹介を受けます。それらを一つ一つに目を通して、応募するかしないかを自分で決めていきます。
「ここが希望と違った、ここが希望に近いので応募したい」などと条件とのマッチングをしていくと紹介してくれる求人の質が上がっていきます。
8-7.複数のエージェントから同じ企業に応募しない
複数の転職エージェントに登録していても、同じ採用企業に応募しないようにしましょう。転職サイト経由の場合でも同様です。同タイミングで応募した場合、採用企業としてもどちらの転職エージェントと対応して良いか困惑してしまいます。
その場合、必ず採用企業側から両方の転職エージェントに連絡がいきますので、結果的に採用企業と転職エージェントの双方に、情報管理ができない転職者という見られ方をされ、応募が出来なくなったり、転職エージェントからサービスが受けられなくなることもありますので、注意しましょう。
また、採用企業の中には過去1年以内に応募した転職者は選考対象外にする会社もあるため、仮に過去に応募したことのある場合は、転職エージェントに確認しておくとよいでしょう。
まとめ.
ネスレ日本に転職する時に知っておくべき転職のポイントについてご紹介してきました。ネスレ日本は待遇面の満足度は高いです。しかしながら外資系企業と言えど日本企業に近い風土をもっているため、職場風土や業務の進め方に合わない人がいるかもしれません。
企業情報や職場に関する情報を十分集めて転職活動を進めるために、転職エージェントの活用をおすすめしています。
ネスレ日本へ転職を考えている人におすすめの転職エージェント5選
・リクルートエージェント|業界No1.多くの求人を紹介してほしい人におすすめ
・dodaエージェントサービス|業界No2.キャリアコンサルタントの質が高い
・パソナキャリア|初めての転職、女性の転職に強い
・マイナビエージェント|新卒メディアNo1の実績
・JACリクルートメント|管理職、ハイキャリアの転職におすすめ
こちらが皆様の転職のお役に立てれば幸いです。