面接でメモを取っても大丈夫?印象を悪くしないポイント5つ

「面接でメモを取っても評価が下がらない?」

「メモを準備していっても大丈夫?」

などと転職の面接でのメモの使い方についてお調べではありませんか?

転職の面接でメモをとることは問題ありません。しかしながら、メモの取り方や撮る内容によっては、評価が下がることがあります。

こちらのページでは、「応募者がメモを取るときの面接官が持つ印象」、「メモを取っても印象が悪くならない内容」「メモを取るときの注意点」などのポイントから面接でメモを活用するときの方法をご紹介します。

 

1.メモを取るときの面接官の印象

メモを取るときの面接官の印象は良い印象を受ける場合もあれば悪い印象を受ける場合もあります。

良い印象

熱心でまめな印象を伝えることができる

メモをとることは大事なことは忘れないようにしようとする姿勢が伝わります。面接官の立場にたってみると、面接官が大事なことや忘れやすい内容だと思っていることを話しているときにメモをとっていると、安心感があります。

 

仕事でもメモをとる習慣があるのではと評価されることもある

面接での伝達事項や聞き取った内容をメモを取る姿勢が、入社後も仕事をするときはメモを取る習慣がある人なのではと、評価されることもあります。

 

悪い印象

面接の会話に集中していない印象を持たれる

メモに書き残すスピードより話すスピードの方が早いため、メモに書き残した内容しか頭に入っていないのではと思われる可能性があります。

メモを取ることに集中しすぎると、相手に話を全て聞きとれていないのではと思われることがあります。

 

メモをとらないと覚えられないのかと記憶力を疑われる

簡単な制度説明や業務内容の説明などをメモを取っていると、これぐらいも覚えられないのかと記憶力を疑われることがあります。

忘れっぽい、仕事の抜け漏れがあるという普段の仕事ぶりの評価が悪くなることもあり得ますので、面接で聞いた話を全てメモをとることは控えておきましょう。

 

2.メモを取って良い内容

簡単な内容などメモを取ると記憶力を疑われるかもしれません。しかし、こちらの4つの項目については、選考採用において重要事項にあたりますので、メモを取っていても印象が悪くなることはあまりありません。

2-1.求人票に書かれていない詳細の情報

業務内容の詳細や仕事をする上で知っておくと良い知識などを説明を受けることがあります。そのような時に入社する前に事前に勉強しておこうとする姿勢などが伝わり、好印象になります。

 

2-2.就業規則、細かな労働条件

完全成果報酬制度の仕組みや給与の振込先の銀行の指定の有無など細かな雇用条件については、メモをとっておいてかまいません。

細かな説明をする場合は人事担当、現場担当者が面接官になることが多く、業務上メモを取る習慣がある社員であるため、メモをとっておいても印象が悪くなることはあまりありません。

 

2-3.今後の選考の流れ

今後の選考の流れについて、準備しておくものや持参物、スケジュールなどの説明についてはメモをとって問題ありません。

選考採用について忘れてはならない事項であるため、メモをとっておくことは相手の安心感につながります。

 

3.メモの取り方

メモの取り方次第で、印象が左右することもありますので、3つの注意点を守っておきましょう。

3-1.面接が始まるときに机の上に準備しておいても問題ない

メモを取ろうとして、急いでバッグから取り出すのは時間をロスしてしまうことと、話が中断してしまいますので、良くありません。

そのため、面接が始まるまでの待機時間にメモを机上に準備しておくことが問題ありません。また、結果的にメモを取らなくても大丈夫です。

 

3-2.「メモをとってもよろしいでしょうか?」と一言断りをいれる

会話を遮ってまで一言断りを入れることは必要ありません。説明の最初に「今後の流れについて、~~」、「労働条件についてご説明します。~~」というような説明の最初の段階で一言断りを入れると丁寧です。

 

3-3.メモ帳と筆記用具は控えめのデザインのものを使う

メモ帳や筆記用具はキャラクター柄や蛍光色など派手な文房具の使用は控えておきましょう。趣味や人柄が伝わりやすくなりますが、良い印象を持つ人と悪い印象を持つ人に分かれます。

大半が悪い印象を持つ人が多いです。プライベートと仕事を切り分けることができない人なのではと評価される可能性があります。

 

4.メモを取るときの注意点

メモを取り方次第で、悪い印象になりかねないポイントがありますので注意しておきましょう。

メモを取ることに集中せず、相手の顔を適度に見る

説明を受けながらメモを取るときも、顔を下に向けず、適度に相手の顔を見るようにしましょう。メモだけに集中せず相手の話を聞き取っているような姿勢が伝わりますので、「説明を聞き逃しているのでは」という悪い印象を防ぐことができます。

 

給与や賞与、人事制度の諸条件はメモしない

給与や賞与などの給与条件「だけを」メモすることは面接官の心証が良くありません。

給与関連の説明に関してメモを取ること自体は問題ありません。世帯を持っている人や住宅ローンなど生活設計が成り立つことを確認しておくために大事なポイントです。

注意しておくべきは、給与関連の説明だけをメモを取ると、「給与以外に興味が無いのか?」と志望意欲を悪く評価されることがあります。

そのため、給与関連に関してメモを取らない、もしくは給与関連以外にもメモを取るなど対策しておくと無難です。

 

5.事前に準備したメモを見るとき

メモを取る以外にも、事前に控えてきた質問事項などを見るときの注意点をご紹介します。

「準備してきたメモを見てもよろしいでしょうか」と一言断りを添える

面接の最後に「何か質問はありますか?」という逆質問ができるときに、準備していたメモを確認したい場合は、「メモを確認してもよろしいでしょうか?」と断りを入れておくと丁寧な印象になります。

 

箇条書きにしておく

質問事項、確認事項については箇条書きにしておきましょう。

控えているメモなど面接官から見える場合があります。メモの取り方やまとめ方で仕事ぶりを評価しています。

そのため、事前にまとめているメモについては、殴り書きにせず箇条書きでまとめておくと良いでしょう。

 

質問、確認事項はタイミングを計って聞くようにする

面接の時の質問、確認事項はタイミングが全てです。タイミングは、相手から説明を一通り受けた後、もしくは逆質問のときのいずれかです。

説明を受けたときに質問ができなければ、面接の最後にまとめて質問しておくと良いでしょう。

 

6.まとめ

面接のメモの取り方、まとめ方で面接官の印象を左右することがあります。メモの取り方ひとつで仕事ぶりなどを想像し、評価にされています。

そのためメモを取るときのポイントとして、「メモを取ることに集中せず、適度に相手の話を聞く姿勢を示す」ことと、メモを取る内容は「細かな労働諸条件、今後の選考の流れ」に絞っておくなど工夫しておくと良いでしょう。

また、面接で確認し忘れた、聞いたけどメモをとっていないので覚えていないなどの場合も考えられます。

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面接対策に悩む方へ|おすすめの転職エージェント3社と活用ポイント

 

こちらの記事が、皆さまの転職活動のお役に立てれば幸いです。