ディー・エヌ・エーへ転職考えていませんか?
応募を考えるうえで、企業ホームページや採用ページ、求人情報以外の職場風土や給与について調べようと考えていても口コミサイトがいくつもあって、どれを見ればいいのか分からないことになっていませんでしょうか。
こちらのページでは、転職エージェントとして転職支援を行ってきた経験とネットワークをもとにディー・エヌ・エーに転職を考えている人に向けて、過去の質問事例や選考の特徴など知っておくべきポイントと企業の内部情報に関する評価の口コミ情報を分析し、解説します。
こちらを全て読めば、ディー・エヌ・エーに転職すべきか決めることができ、転職するための方法を理解することができるでしょう。
1.1分でわかるディー・エヌ・エー(DeNA)の概要と転職するときのポイント
1-1.ディー・エヌ・エーの概要
- 1999年設立し、、Eコマース事業からスタートした会社。現在ではゲーム、オートモーティブ、ヘルスケア、スポーツ事業など事業拡大
- NTTドコモ、日産自動車、住友商事などと業界大手と提携し新たな事業、サービスを展開している
- 平均年収757万円。高めの給与水準。年収の内賞与の割合が低め
- 出産、育児、介護休暇、健康サポート関連の福利厚生制度を重視している
- ロジカル思考、成果主義、実力主義の評価基準
- 一人ひとりの裁量があり、事業責任者になることもある。スピード感がある
- 働き方は個人の自由度が高く、出勤、退勤など調整しやすい
1-2.ディー・エヌ・エーに転職するときのポイント
- ロジカルな思考力が必須。中途採用者も仕事への主体性が求められる
- 選考対策を行うために転職エージェントを有効活用して転職活動を進めましょう
1-3.ディー・エヌ・エーの口コミまとめ
2.ディー・エヌ・エー(DeNA)の会社・事業概要
社名 | 株式会社ディー・エヌ・エー |
本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ |
代表者 | 代表取締役会長 南場 智子
代表取締役社長兼CEO 守安 功 |
設立 | 1999年3月4日 |
資本金 | 103億97百万円 (2018年3月末時点) |
従業員数 | 連結:2,475名(単体:1,341名) (2018年3月末時点) |
売上 | 1,393億9千万円(2018年3月度) |
事業内容 | ゲーム事業、エンターテインメント事業、Eコマース事業、オートモーティブ事業、ヘルスケア事業、スポーツ事業等 |
2-1.事業概要
※ディー・エヌ・エー HPより引用
ディー・エヌ・エーは、1999年に外資系コンサルティング会社マッキンゼー出身の南場氏をはじめとするメンバーで設立し、Eコマース事業から操業した会社です。1999年オークションサイト「ビッダーズ(現Wowma!)」のリリースをはじめ、2004年ケータイオークションサイト「モバオク」のリリースとサービスを拡大していきました。2011年には、横浜ベイスターズを子会社化し、一般的にも知名度が向上しました。
現在では、ゲーム事業を中心にEC、ヘルスケア、スポーツ、オートモーティブ事業を展開し、AI関連事業として研究開発に力を入れています。
新規事業においてはタクシー業界では配車サービスを提供するアプリを開発、自動車業界では日産自動車と無人運転に関する研究開発、NTTドコモではヘルスケア関連サービスなど業界大手と提携しインターネットサービスを各種展開しています。
2-2. ミッション・バリュー
※ディー・エヌ・エー HPより引用
ディー・エヌ・エーは2012年にミッションを一新し、「Delight and Impact the World(世界に喜びと驚きを)」というメッセージのもと、スポーツ、オートモーティブ分野での新規拡大を進めています。ディー・エヌ・エーは「永久ベンチャー」という表現をしています。これは、ずっと新しいことに挑戦し続けたい、昨日より今日、今日より明日進化していたい、そんな気持ちを言葉にしたもので、新規、既存事業関わらず、色々なことに挑戦し続けることを意識しています。
※ディー・エヌ・エー HPより引用
行動・評価基準をDeNA Qualityとして定義しています。
- 「こと」に向かう : 本質的な価値を提供することに集中する
- 全力コミット : 球の表面積を担うプロフェッショナルとしてチームの目標に向けて全力を尽くす
- 2ランクアップ : 自身の二つ上の視座を意識して 仕事に取り組む
- 透明性 : チームで成果を上げるために、正直でオープンなコミュニケーションを心がける
- 発言責任 : 役割にかかわらず、しっかりと自分の考えを示す
人事評価や行動基準にも浸透している考え方です。ディー・エヌ・エーの価値観や社風を知る上でも大切です。
※ディー・エヌ・エーの言う「球の表面積」とは?
球には、見る面によって無数の真正面があり、誰もがその正面に立っていて、誰かの後ろに隠れることはできない。仕事においては、自分は自分の会社を代表する一人であると認識し「DeNAは私の会社である」という当事者意識を大切にしています。
※「会社にではなく、仕事に向き合え」 DeNA南場智子氏が語る、生き残れる人材の条件とは?
2-3.トップメッセージ
※ディー・エヌ・エー HPより引用
ディー・エヌ・エーは、ヘルスケア、オートモーティブ事業への参入、スポーツ事業の拡大を続け、自動車業界では日産自動車社と提携し、無人運転車両の実験をすすめるなど、各産業界を代表するような企業との共創も続々とスタートしています。各事業へのAI技術の導入、AI技術の研究開発へ本格的に着手し、新たなサービスを提供していく方針です。
2-5.更にディー・エヌ・エーについて知りたい人は
DeNAの創業前のエピソードから数々のサービスを開始するときの社内の失敗事例など苦悩や葛藤、事業を継続してきた裏話が書かれています。外資系コンサルティングファーム出身者が集まって起業した会社の煌びやかなイメージからは程遠い、泥臭く愚直に取組んできた話から、創業者の方々たちの人間性や事業への考え方が良く分かる一冊です。
不格好経営―チームDeNAの挑戦
「それにしても、マッキンゼーのコンサルタントとして経営者にアドバイスをしていた自分が、これほどすったもんだの苦労をするとは……。経営とは、こんなにも不格好なものなのか。だけどそのぶん、おもしろい。最高に。」――創業者が初めて明かす、奮闘の舞台裏。
なぜ途中で諦めなかったのか、いかにしてチーム一体となって愚直に邁進してきたか。創業時の失態や資金集めの苦労、成長過程での七転八倒など、ネット界に新風を巻き起こしたDeNAの素顔を同社ファウンダーの南場智子が明らかにする。華やかなネットベンチャー創業の舞台裏で、なにもそこまでフルコースで全部やらかさなくてもと思うような失敗の連続――こんなにも不格好で、崖っぷちの展開があったのかと驚かされる。当時の心境も含めて綴られた文章は軽快で、ビジネス書として示唆に富むだけでなく、読み物としても楽しめる。スピード感あふれる人材育成の現場も垣間見ることができる。
※amazon公式サイトより引用
3.ディー・エヌ・エー(DeNA)の採用・求人情報
社名 | 見るべきポイント |
事業概要 | 会社の企業理念やミッションを理解し、事業内容をチェックしておきましょう。代表者によるトップメッセージや事業方針を念頭にあなたのキャリアにマッチしているかをしっかりと考えましょう。 |
採用・求人情報 | 求める人物像をチェックし、考え方などあなたに合っているかを考えましょう。会社採用ページの代表者や人事担当者、社員の紹介ページを参考にしましょう。 |
働き方 | 企業の求人票やホームページの福利厚生制度などの調査だけでなく、転職エージェントや口コミサイトなどの第三者からも幅広く情報収集を行うことで、企業研究の質が上がります。 |
3-1.採用メッセージ
※ディー・エヌ・エー HPより引用
大切なのは、「勝ちにこだわり、挑み続ける」ということ。世の中を驚かせるために、遥か高い目標に向かって、全力で突き進むことです。後に選考について紹介しますが、ディー・エヌ・エーで何かしたいのか?何かできるのか?仕事に対してどのような目的があるかといった、志向性が会社の方針をマッチしているかという視点で選考されることも多く、選考対策の参考にしてみてください。
3-2.平均年収
平均年収は、比較的高い給与水準といえますが、メガベンチャーの中では平均年齢が高いことが特徴の一つです。また勤続年数がやや短めです。2016年以降中途採用を増やしこたことが要因と考えられます。
3-3.労働環境
・平均残業時間 22時間(※厚生労働省 女性の活躍推進企業より抜粋)
・有給消化率 83%
・福利厚生制度
ライフイべント支援 育児・介護関連
- ベビーケア休暇(出産時に特別休暇5日付与)
- ベビーシッター補助(入会金・年会費・利用料の一部を会社が負担する)
- 介護休暇
- 積立休暇制度(未消化で失効する有給休暇を1日単位で毎年10日を上限に積立て、用途を限り利用することができる)
教育/研修
- 英語学習支援制度
- 勉強会開催支援制度(勉強会の費用負担、運営の支援)
- 国際学会派遣制度(世界中の国際会議、セミナー、フォーラム、展示会などに社費で参加できる)
その他
- マッサージルーム完備
- PC・モニター(会社が準備した機種から使いやすいものを選択)
- CHO室
ディー・エヌ・エーは住宅手当などの福利厚生制度はありません。健康関連、出産・育児・介護関連を重点的に福利厚生制度が充実しています。特徴的な制度として創業者が設立したCHO室が設置されています。DeNAの健康経営宣言として、産業医・保健師がおり、社員の健康サポートを行う専門部署です。腰痛撲滅プロジェクト、睡眠スキルアップセミナーなどプログラムを組み、社員の健康づくりの活動を進めています。
※ディー・エヌ・エー HPより引用
4.ディー・エヌ・エー(DeNA)の求人情報
現時点で、求人についてディー・エヌ・エーのホームページとリクルートエージェントが求人を掲載していました。
部門 | 募集職種 |
AI関連 |
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ゲーム |
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オートモーティブ |
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スポーツ |
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ライフサイエンス |
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コーポレート |
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※ディー・エヌ・エー HPより引用
ディー・エヌ・エーのホームページには、「ゲーム」、「オートモーティブ」、「スポーツ」、「ライフサイエンス」、「コーポレート」など事業別、職種別に分かれて100件以上の求人が掲載されています。
4-1.ディー・エヌ・エーの求人について
ディー・エヌ・エーは、中途採用において積極的に転職エージェントを利用して採用しています。公開求人にはエンジニア職を中心に掲載されていますが、営業系、コーポレートも人材確保の依頼を出していますので、登録して確認しておくと良いでしょう。
5.ディー・エヌ・エー(DeNA)の口コミ情報まとめ
ディー・エヌ・エーの口コミや企業情報、内部情報について4つの軸でまとめました。
- 人事(待遇の満足度/福利厚生)
- 仕事(やりがい・達成感/成長・教育制度)
- 職場(風通しの良さ/職場の士気)
- 制度(コンプライアンス/人事評価制度)
コメント・備考 | |
待遇の満足度
福利厚生 |
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やりがい・達成感
成長・教育制度 |
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風通しの良さ
職場の士気 |
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人事評価制度
コンプライアンス |
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その他 |
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5-1.待遇の満足度/福利厚生
給与水準が高めで月給設定が高く、満足度はまずまずです。
転職する時の年収に基本給、業績見合いの賞与が含まれています。賞与は年間1か月程度と少なめであるため、月給が高くなります。成果主義の思考があり、昇給額については人によってまちまちで、満足評価は人によって様々です。裁量労働制の場合は45時間の残業手当が月給に含めて支給されます。45時間を超えて残業する場合は、全て支給されています。
ディー・エヌ・エーに転職する場合は、入社時の年収は比較的高めになり得ますが、成果を出し続けなければ上がっていくことが難しいと言えるでしょう。
5-2.やりがい・達成感/成長・教育制度
やりがい、成長を実感できるコメントが多く評価は高めです。
「永久ベンチャー」という姿勢のもと、絶えず新たな事業やサービスを企画、推進しているため、新卒や若手、入社歴が浅くても誰でもチャレンジできる風土があります。それらに人を割り当てられていくため人材は絶えず不足している状況であるため、自ら考え仕事を進めていくやり方が多く、事業のノウハウの共有や、お互い学び合う文化があまりないようです。そのため長期的な人材育成のための異動事例などが少ないのではという意見もありました。
5-3.風通しの良さ/職場の士気
誰でも発言ができる風土があり、風通しの良さなど評価が高いです。
ちょっとした面談の話から良い企画であれば、事業化される事例もある。ロジカルさを評価される風土があるため、誰でも発言できる環境があるようです。その他では優秀な社員がいるというコメントも目立ち、高い評価になっています。
5-4.人事評価制度/コンプライアンス
人事評価については徹底した数値至上、成果主義となっています。全社員のグレードが公開されているため、評価レベルが分かりやすく、評価満足度はまずまずです。
成果主義が徹底されている分、分かりやすさがあります。上司からの評価が分かりずらいという意見もありますが、DeNA Qualityに則って評価されているため、評価基準は浸透しているようです。
6.ディー・エヌ・エー(DeNA)の選考・過去の質問事例
ディー・エヌ・エーの選考の流れと過去に質問された事例をご紹介します。面接での質問内容から求める人物像の理解を深めることや選考対策の参考にしてみてください。
6-1.選考・面接の流れ
ディー・エヌ・エーの選考方法は基本的に面接2~3回で採用を決定します。主に現場担当者と人事担当者、マネージャークラスで面接を担当することが多いです。1次面接に現場担当者が担当し、2次面接では人事部も同席する形が多いですが、募集方法や職種によって変えているようです。
6-2.聞かれる質問事例
これまで転職エージェントとして支援した過去の事例や在籍していた社員からの情報から質問事例をまとめます。
過去に質問された事例 |
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6-3.選考の特徴とポイントについて
転職市場におけるディー・エヌ・エーの人気は非常に高く、倍率が高い企業の一つです。面接ではスキルマッチングを確認する質問も多く、思考力(ロジカルシンキング)を問われる質問が多く、地頭力を測る傾向にあります。
また、複数の社員が面接を担当しディー・エヌ・エーの社風とマッチしているかどうかなども重視しています。入社した後にどのようなことをしたいのかなどという目的意識がディー・エヌ・エーの価値観とマッチしているかどうかも評価されていきます。
面接対策を進めるうえでは、十分準備していく必要があります。
7.ディー・エヌ・エー(DeNA)に転職するためには
ディー・エヌ・エーに転職を成功させるためには、転職エージェントを活用することをおすすめしています。転職エージェントを活用する理由は3つあります。
理由1.独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、企業のHPや転職サイトに掲載されていない非公開求人を保有しています。企業HPなどで募集していなくとも、企業から人材確保の依頼を受けて求人活動を行っています。このような求人は、転職エージェントに登録しなければ紹介されない非公開求人として扱われているため一般の転職市場に出回りません。
大手の転職エージェントであれば、ディー・エヌ・エーから依頼を受けている可能性があるため、求人を探す上で有効です。
理由2.業界情報や企業の選考情報を教えてくれて、選考対策を立てられる
転職エージェントは業界情報や採用企業各社の採用動向を教えてくれます。採用企業の選考の流れ、選考の評価基準、過去の面接での質問事例など選考ノウハウを蓄積しています。
過去の面接事例から、これまで採用不採用の人の特徴、具体的な質問内容など面接官のポジションなど事前に教えてくれます。
その情報をもとに、応募書類の添削や面接前に知っておくべき業界トピックスやニュース、面接質問リスト、模擬面接を行ってくれますので、転職サイト経由で自己応募するより選考対策を立てられます。
理由3.年収交渉や聞きにくい質問も代行して行ってくれる
選考段階で聞きにくいとされる入社時の想定年収に関する質問など、転職エージェントが代行して年収交渉を行ってくれます。
また、福利厚生に関する細かな質問や過去に応募企業を退職した社員の退職理由など聞きにくいことも転職エージェントが面接の前後問わず確認してくれます。
面接で質問しにくいような精神的に負担のかかるものに関して転職エージェントに任せておくことで面接対策に専念することができます。
8.ディー・エヌ・エー(DeNA)に転職を考える人は登録すべき転職エージェント5選
ディー・エヌ・エーに転職を考えている人におすすめの転職エージェントについて、以下の条件から厳選してご紹介します。
・ディー・エヌ・エーの求人(非公開求人含む)を保有している可能性がある
・業界情報や各種選考対策に関するノウハウを持っているか
・キャリアコンサルタントの質が良いか、サポートは丁寧か
8-1.リクルートエージェント|業界No1.多くの求人を紹介してほしい人におすすめ
『リクルートエージェント』は、求人件数、転職決定数など業界No1の転職エージェントです。
ほぼすべての業界に対応しており、総合型転職エージェントです。こちらは他のエージェントと比較しても圧倒的な数の求人件数を保有しています。メディア運営、企業への高い営業力とコネクションにより、業界最大手に位置しています。
実際に登録をして、求人の紹介を受けると大手と呼ばれる企業の求人がずらりと並びます。
選考に進むとなると『AGENT Report』と呼ばれるレポートで、採用企業ごとに業界分析、選考ポイント、入社事例などをまとめた資料を求人票とは別にもらうことができます。
採用企業の立場から見ても、リクルートエージェントの圧倒的な人材データベースがあるため、求人依頼をするときには高い確率で依頼します。
出来るだけ多くの求人を紹介してほしいという人にはおすすめです。
8-2.dodaエージェントサービス|業界No2.キャリアコンサルタントの質が高い
『dodaエージェントサービス』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する業界No.2の総合転職エージェントです。
こちらも大手企業を中心に非公開含む豊富な求人を保有しています。
おすすめしたい点はキャリアコンサルタントの質の高さです。転職者の希望するキャリアを理解して、マッチング率も高いと評判です。転職実績も多く業界情報や選考情報を教えてくれます。また、職務経歴書の添削など丁寧な転職サポートを提供しているため、満足度が高いと評判です。
8-3.パソナキャリア|初めての転職、女性の転職に強い
『パソナキャリア』は、大手転職エージェントの中でも、丁寧なキャリアコンサルティングが評判で、幅広い相談を受け付けており、初めての転職活動を行う方にぴったりです。
また、女性に転職に強いことも特徴の一つです。パソナキャリアの母体であるパソナは、1976年創業で、『育児を終えてもう一度働きたい女性へ向けて、能力や技術を活かすことのできる適切な仕事の場をつくりたい』という想いから派遣業を開始し、現在業界第2位のポジションにいる大手企業です。
面談に訪問したときに全員に配布される『転職必勝ガイド』に非常に有益な内容が書いてあります。職務経歴書の書き方や、面接質問集など転職活動の全体を理解するうえで非常に評判の良いものです。このためだけに面談するのでも充分に価値があるものと言えます。
8-4.マイナビエージェント|新卒メディアNo1の実績
『マイナビエージェント』は、新卒No.1メディア「マイナビ」を運営する総合転職エージェントです。
大学の就活生の大多数が利用していることから知名度もあります。マイナビエージェントを利用する企業はそのようなターゲットに向けて求人をだす会社が多く、その中には大手企業も数多くいます。
また、中途採用市場においては、中小規模の企業の求人の強みを持っており、他の転職エージェントと比較して独占求人を扱っていることが多くあり、求人の内容は申し分ありません。リクルートなどで紹介される求人がマッチしなければ、登録して損の無い転職エージェントです。
8-5.JACリクルートメント|管理職、ハイキャリアの転職におすすめ
『JAC リクルートメント』は、イギリス発祥の外資系転職エージェントで国内業界No.3に位置します。海外、グローバルポジションについては国内実績No.1です。
大手企業や海外企業の求人も豊富で、ハイキャリア、高年収の求人割合が高いです。
JACリクルートメントの特長の一つとして、企業と転職者の担当を一人で行うため、企業の採用に関わる情報を深くヒアリングしています。そのため面談後に紹介される求人のマッチ度も高いと評判です。また、キャリアコンサルタントの質が高く、キャリアプランの相談などこれから転職を検討している方などにおすすめです。
9.転職エージェントを最大活用する7つのポイント
9-1.複数の転職エージェントに登録する
転職エージェントは1社だけではなく、2~3社程度登録しておくことをおすすめしています。登録の手間がかかりますが、その分メリットがありますので登録しておくと良いでしょう。
各会社の独占非公開求人を網羅できる
転職エージェント各社は、自社だけが保有している独占案件と呼ばれる求人を保有しています。複数の転職エージェントを登録することで、それらの独占求人を網羅することができます。
転職エージェント各社の強みや特徴を活かして使い分けることができる
転職エージェントによって強みを持つサービスが異なります。初めての転職の人やこれから転職活動の準備を進める人にはパソナキャリアなど丁寧なサポートをしてくれる転職エージェントを選ぶと有効です。
自分にあったエージェント担当者に出会う確率が上がる
転職エージェントの担当者には良い担当者もいれば悪い担当者もいます。良い担当者に出会うことで求人の紹介の質、企業への推薦の営業力など転職サービスの質が格段に違います。良い担当者であれば、「御社の事業にお役に立つ人材だと思いますが、いかがでしょうか?」と推薦してくれることもあります。
複数の転職エージェントに登録してから、自分に合った担当者を絞っていきましょう。
9-2.すぐに転職すると伝える
転職エージェント担当者から必ず質問を受ける一つに、転職時期を確認されます。
大半が、「良いところがあればすぐに」、「1か月以内」、「3か月以内」、「時期は決まっていないが転職を考えている」といった具合です。
その場合は、「良いところがあればすぐに」と回答しましょう。
そうすることにより、転職エージェントの優先度が上がります。求人を紹介してもらえないと、転職活動の第一歩にならないので、「良いところがあればすぐに」と回答することで、より早く情報を提供してもらえるようにしましょう。
9-3.定期的に連絡を取っておく
キャリアコンサルタントから定期的に「転職活動のご状況は?」、「紹介した求人案件への興味は?」、「希望条件に変わりはないか?」というように連絡が来ます。
転職エージェント側のシステム・データベースで、転職者一人ひとりの履歴が保存されています。こちら側の状況を伝えておくと、その内容と最終連絡日の履歴が残ります。そうするとエージェントとしては、「まだ転職活動見込みがありそうだ」ということになり、新しく求人が発生した場合など、優先的に紹介してくれる確率が上がります。
また、メールや電話でなくとも転職エージェントの登録者が利用するシステムへのログイン日も一つの基準になります。定期的にログインしておくなどしておくとおすすめです。
9-4.嘘をつかない
履歴書や職務経歴書の記載内容に、事実と違うことを書いてしまうことです。
意外にも、事実と違うと発覚するケースは多いです。例えば、転職エージェントに登録した時に、数年前の登録情報と違う?といったケースもよくあります。
そうなると、虚偽の報告をする方だと、要注意人物と見なされ、求人の紹介を受けにくくなってしまいます。
9-5.悪い担当者が担当した場合は、担当者変更を依頼する
転職実績が豊富にある大手総合型転職エージェントに登録しても、サービスの質が悪い担当者になってしまうこともあります。
事情として経験が浅い、業務が忙しすぎて対応してくれないなど事情があるかもしれませんが、シビアに担当替えを依頼しておきましょう。
エージェントに「先日お伺いしたご担当者へ転職活動のご相談をさせていただきまして、有難うございました。更に詳しい情報について別の担当者のお話を伺いたく、ご紹介していただくことは可能でしょうか。」といった形で連絡すれば、別担当者から再度連絡をもらい面談してもらうことができます。
担当者変更は良くあることですので、連絡しても印象が悪くなることはありませんので、転職支援を受けるためにはやっておきましょう。
9-6.転職エージェントの勧める求人を見定める
転職エージェントに登録し、面談の時に職種などの希望条件を伝えると、5件から50件程度求人の紹介を受けます。それらを一つ一つに目を通して、応募するかしないかを自分で決めていきます。
「ここが希望と違った、ここが希望に近いので応募したい」などと条件とのマッチングをしていくと紹介してくれる求人の質が上がっていきます。
9-7.複数のエージェントから同じ企業に応募しない
複数の転職エージェントに登録していても、同じ採用企業に応募しないようにしましょう。転職サイト経由の場合でも同様です。同タイミングで応募した場合、採用企業としてもどちらの転職エージェントと対応して良いか困惑してしまいます。
その場合、必ず採用企業側から両方の転職エージェントに連絡がいきますので、結果的に採用企業と転職エージェントの双方に、情報管理ができない転職者という見られ方をされ、応募が出来なくなったり、転職エージェントからサービスが受けられなくなることもありますので、注意しましょう。
また、採用企業の中には過去1年以内に応募した転職者は選考対象外にする会社もあるため、仮に過去に応募したことのある場合は、転職エージェントに確認しておくとよいでしょう。
10.まとめ
ディー・エヌ・エーに転職する時に知っておくべき転職のポイントについてご紹介してきました。ディー・エヌ・エーは転職時の提示年収が高い水準です。成果主義が徹底されていますので、評価、昇給についても分かりやすいことが言えるでしょう。
ディー・エヌ・エーらしさと言えるのはロジカル思考があり、新たな事業やサービスを作りだしていくベンチャー思考を大切にしています。企業情報や職場に関する情報を十分集めて転職活動を進めるために、転職エージェントの活用をおすすめしています。
ディー・エヌ・エーへ転職を考えている人におすすめの転職エージェント5選
・リクルートエージェント|業界No1.多くの求人を紹介してほしい人におすすめ
・dodaエージェントサービス|業界No2.キャリアコンサルタントの質が高い
・パソナキャリア|初めての転職、女性の転職に強い
・マイナビエージェント|新卒メディアNo1の実績
・JACリクルートメント|管理職、ハイキャリアの転職におすすめ
こちらが皆様の転職のお役に立てれば幸いです。