【PDF有・保存版】転職の面接で聞かれた過去事例|質問集まとめ

転職の面接でどのような質問がされるのかどうか、悩んでいませんか?

「応募書類についてどこを聞かれるのか?」、「質問されたときに気を付けておくことは?」、「あの時こうやって答えれば良かったと後悔したくない」、「想定できる質問は準備しておきたい」と考える方は多いのではないでしょうか。

 

面接の出来は準備で決まると言ってよいとも言われています。

面接は、採用の合否を決める最も重要な選考フェーズです。しかし、面接を終えてみると、「質問に対して上手く答えられなかった。」という感想をよく耳にします。

聞いてみると質問は実に難しくない内容であって、余計に後悔してしまうことが良くあるようです。原因は、当日の緊張具合や面接の質疑の流れによって違いますが、大体は『事前の準備不足』です。

事前に準備おかなければ過去の経験を聞かれたときに「実績数値が出てこなく、客観的な説明が出来なかった」、「質問の意図が分からなかった」となってしまいます。

こちらのページでは、転職エージェントとして支援してきた過去の千回以上の面接の事例から、共通する質問をまとめました。(PDF有)

こちらのページを読めば、面接全体の流れを理解でき、基本的な質問でつまづく事がないよう準備することができ、面接の質が向上することでしょう。

 

1.転職面接の流れ

面接の流れはこのような流れで進みます。

まず、自己紹介から始まり、経歴の確認、転職活動の経緯、転職に対する考え、志望動機、採用企業からの求人の説明、質問の受付で終了です。

よく面接は最初の3分で決まる、5分、10分で決まると言われているほど最初の場面で決まってしまうと言われています。

それは、中盤(前半)の時点で面接官の採用の合否を決めるほどの情報が得られるからです。この段階で不採用につながるようなミスを出さずに受け答えができれば、その後の面接がスムーズに進みます。

自己紹介のような基本的な質問にも十分な準備をしたうえで、面接に臨むようにしましょう。

そのためには事前に自身のキャリアを整理し、一つ一つの経験をコンパクトにまとめて話せるかどうかが重要です。

 

筆者はエグゼクティブ層の転職支援も行っていますが、新規事業立ち上げや事業責任者を歴任され、ビジネス経験が豊富な方でも、面接前にはこれまでの経験を数値化する、客観的に伝える練習、経済情勢の情報収集を怠りません。

新卒での就職活動の時の面接を思い出し、あれこれ準備するのではなく、面接時にどのようなポイントを見てほしいかといった観点で中途採用向けの応募書類を作成することも上級テクニックです。

転職には、「職務経歴書」の提出が求められますので、この書類をもとに面接が行われると思っておいてよいでしょう。

面接の各フェーズでは以下のように進みます。それぞれのフェーズにおけるポイントを押さえ、着実に面接の質疑をこなしていきましょう。

 

1-1.序盤 自己紹介・自己PR

1-1-1.自己紹介

まず面接が開始すると、自己紹介を依頼するケースがほとんどです。

ポイント

『1分以内』で簡潔に説明するようにしましょう。

 

・氏名

・年齢

・現在(前職)のポジション

・業務内容、経験して培ったスキル

・志望動機

1分間で話せるスピードは300文字程度です。面接で話すと時間の感覚が分からなくなってしまう場合があります。

また、経験豊富な方の場合に良くあることですが、経歴を細かく説明してしまい、実績やスキルをいくつも挙げてしまう場合がありますが、逆効果です。

面接官の目線

実は、ここで応募者のことを詳しく知ろうとは思っていません。

「簡潔に自分自身のことを簡潔に伝えることができる人なのか」、という目的で質問しています。また、自己紹介をしている最中に書類に目を通すために時間稼ぎしているという人もいます。
ここで時間を長くPRしては評価が下がります。あくまで、面接官が知りたい内容はこれから質問で詳しく聞いてきます。あくまで簡潔な自己紹介を心がけましょう。

 

 

1-1-2.自己PR

自己紹介と兼ねて説明を促すケースもあります。

ここでは、あなたの「一番の強みである売りは何か」を確認するために聞いています。

ポイント

・客観的な分析であること

・採用企業にとって魅力的であること

 

こちらも自己紹介同様、簡潔な説明が求められます。

PRすべきポイントは「過去の実績や成果」、「仕事への取組み方、姿勢」、「力を入れてきたエピソード」のいずれかを盛り込んでいく必要があります。

いくつものエピソードを説明してしまうと内容が、面接官が覚えきれず印象がぼやけてしまうため、伝えたいことを1つにまとめるようにしましょう。

面接官の目線

ここでは、職務経歴書に複数書いてある内容の「どの部分を抜粋してPRしてくるのか」を確認しています。

また、その内容は主観的(こんな事やりました、頑張りましたというような内容)でなく、客観的な分析から自分を売り込めるプレゼンテーション能力があるかどうかを見ています。

 

1-2.中盤(前半)履歴書・職務経歴の確認

ここで詳しくあなた(応募者)の知りたいことを深堀します。

1-2-1.履歴書

履歴書はあくまで人事の保管用の書類のため、確認することはほとんどありません。

強いていえば、配偶者の有無、子供の有無、最寄り駅と通勤時間の確認程度です。資格欄などは経歴と一緒に確認します。

1-2-2.職務経歴書

中途採用においては、職務経歴書の提出がほぼ必須となります。

ここでは主にスキルチェックを行います。募集内容のスキル要件をどの程度満たしているかを確認します。

ポイント

・実績や成果は数値して客観的に説明する

・経験を通じて培ったスキルや困難を乗り越えたエピソードで臨場感を出す

 

職務経歴書に沿って、「どのようなポジションで」、「どのような業務を担当して」、「何をどのように考え」「どのような実績を出したか」、「何を身に付けたか」を確認していきます。

あくまで客観的な視点から経験を説明することが求められます。

スキルをアピールするときは、採用企業にとって有益なポイントを伝えることが重要です。

そのポイントがずれてしまうと相手の目線に立って、物事を考えられないというマイナスの評価につながってしまいますので、採用企業ごとに説明するポイントを整理しましょう。

面接官の目線

ここでは、基本的に面接官からの質問ありきで話が進んでいきます。

一番の目的はスキルチェックをするためです。スキルチェックが済んだら、素養(ストレス耐性、リーダーシップ、調整能力など)を色々な視点から見ていきます。素養を見るときの題材や話の基となるものが、職務経歴書に記載される内容です。

例えば、「これまでの経験の中で一番つらかったことは何ですか?」のような質問です。

ここでは、つらいエピソードを聞いて苦労話を聞きたいのではなく、「その状況下で、どのように工夫して、周囲の協力を得て、乗り越えたか」という学びの部分を確認し、素養を評価しています。「スキルチェックをしているのか」、「素養を見ているのか」を質問や文脈から考えて回答しておくと面接官とのコミュニケーションは各段に良くなります。
スキルチェックをされているときに、自己PRを盛り込んでしまうと上手くありません。

例えば、営業職種の面接時に「現在担当している案件の売上規模と業務内容を教えてください」という質問に対して、「ルート営業を担当しています。年間5千万の取引先を担当し、改善提案を行い、現在では7千万まで売上を増やすことができました。」

ここで説明すべきポイントは、「年間売上7千万」、「ルート営業の方法」となります。

スキルチェックをするときには、営業方法を確認してスキルを確認します。素養を確認する時は、「この仕事の一番の実績は何ですか?」と聞かれたときに、初めて「改善提案」の内容を説明するべきでしょう。

質問に対して、相手の欲しい情報を回答するという基本的なことですが、非常に大事なポイントです。

 

1-3.中盤(後半)転職理由・志望動機

転職理由と志望動機の内容に一貫性があるかどうかを見ています。

1-3-1.転職理由

転職(退職)理由は必ず聞かれる質問の一つです。濁すことなく明確に話すことが一番です。この理由に納得感を得られなければ、採用されることはありません。

ポイント

・ネガティブな内容は控える

 

転職(退職)理由を聞かれた場合、前向きな表現で伝えるようにしましょう。

面接官の目線

「人間関係のトラブル」、「給料が低い」、「残業が多い」、「やりたいことと違う」というようなネガティブな内容であった場合、自分たちの会社に入社した後、同じような状況になったら退職してしまうのでは?と思ってしまいます。
虚偽はいけません。前向きな表現をするよう心がけましょう。

 

 

1-3-2.志望動機

業界研究を行い、なぜその企業なのかを論理的に話すことができるかどうかを確認しています。

ポイント

・なぜウチ(採用企業)でなければいけないのか?という疑問を払拭できればOK

 

単に「御社のサービスが好きです」「福利厚生に魅力を感じて」という内容では不十分です。面接官の転職(退職)理由の納得感を得られた後に、その理由と志望動機の辻褄が合っていることが必要です。

面接官の目線

志望動機で確認するポイントは、転職理由同様、自身のキャリアの方向性と採用企業に対する志望理由に一貫性を持っていて、面接官の納得感が得られるかどうかです。
極端な話ですが、転職理由を解決するためには、御社に就職することで解決しますということです。

志望動機に採用企業の良いところを言う、褒めるような表現は評価されません。

例えば、「個性的な教育制度をお持ちで、魅力を感じて応募しました」というような内容では面接官の納得感は得られにくいです。

転職理由と志望動機の一貫性に注意して、内容をまとめるようにしましょう。

1-4.終盤 仕事内容の説明・待遇の説明

企業の説明、採用背景、入社後の業務内容の説明です。

募集している部署の担当者が面接官である場合、具体的な業務内容の説明を行います。

ポイント

・企業のホームページや求人票に書いてあるような質問は避ける

 

1次面接に行う場合が多いです。2次面接以降も説明が重複する場合がありますが、面接担当が違えば、説明するポイントも違いますので良く聞いておくようにしましょう。

面接官の目線

ここでの説明は事務的な内容です。業務説明をしている最中の応募者の理解力などを確認しています。少し調べれば分かってしまうような初歩的な質問をしてしまうとマイナスの印象となります。

 

1-5.最後 質問の受付

面接の一番最後に聞かれる質問です。面接で体力も精神力も使ってしまって、「特にありません」と言ってしまいそうな場面です。

しかし評価を左右するシーンですので、事前に準備してPRにつなげられる質問をすることで、面接官が持つ印象を飛躍的に向上させることができます。

ポイント

・聞いてもしょうがないような内容は避ける

・本当に何もなければ、入社への想いを伝えて問題なし

面接官の目線

応募者が質問してくる内容から、企業調査や自社の理解度、着眼点の鋭さを確認しています。企業の財務諸表の利益率の推移などの細かい部分などは避けましょう。

聞くとしても経営者目線で自分が入社した場合どうであるか、という当事者意識を持っている質問だけで良いでしょう。
下手な質問は逆効果ですので、とりわけ質問が無ければ入社への熱意や想いを伝えておくことがベターです。「入社した後には、経験を活かして、◯◯のような形で貢献していきたいと思います。よろしくお願いします。」というような形で、応募者の採用すべきメリットを再度PRする程度で問題ありません。

 

2.転職面接での質問を『8割』以上網羅した質問集(PDF有り)

面接の想定される質問とその回答するポイントをご紹介します。

想定される質問は、企業ごとに聞き方は多少異なりますが、聞きたいポイントは概ね変わりません。こちらのリストをもって、応募企業から質問されることを想定し、答えられるようにしておけば、大半の質問には問題なく、回答できるようになるでしょう。

自己紹介

・改めて、自己紹介をお願いできますか?

・職務経歴書について、これまでの経験を簡単に教えてください

 

面接の最初の質問です。1分程度で簡潔に話すようにしましょう。書類に書いていないことを話したり、長すぎるのは良くありません。

 

自己PR

・あなたの社内での位置づけを教えてください

・前職(現職)の実績・成果を一つ教えてください

・自分の強み(長所)と弱み(短所)を教えてください

・これまでの経験の中で、弊社で活かせるスキルや経験、人脈はありますか?

・自分のことをどのような性格だと思っていますか?

・周りの友人家族同僚からあなたのことをどのような方だと言われますか?

・仕事で楽しいと思うことや、うれしいと感じることは何ですか?

・弊社があなたを採用すべきメリット、理由はなんですか?

 

応募しているポジションに共通している内容を話すようにしましょう。また客観的な視点から話をすることができるかも見られています。

それぞれの質問に背伸びをして答えてしまいがちですが、素直な回答をすることで面接官の印象は良くなります。

どこの企業も共通して「素直であること」が採用要件のうちの一つです。

素直さを見極める質問項目に、自分を客観視して、自分らしさを背伸びせずPRできるかを見ています。

 

ストレス耐性

・これまで仕事の中で一番辛かったことはなんですか?どのように乗り越えましたか?

・仕事上での一番の失敗経験を教えてください。そこで学んだことは何ですか?

 

新たな仕事で経験するであろう失敗やストレスに対して、対処できるかどうかを見ています。応募者にとっての辛いと思う基準がどの程度なのか、厳しい環境下でも前向きに取り組む姿勢があるのかどうかを見ています。

経験の浅い人は、社会人としての内容でなくても構いません。

しかし、さかのぼっても20歳前後までです。高校生の時のエピソードは期間が空きすぎていて、「アピールできる経験が無いのでは」と逆にマイナスの評価につながってしまいます。

 

マネジメント

・マネジメント経験について人数、自身の役割を教えてください

・ご自身のマネジメントスタイルはどのようなものですか?

・マネジメントを行う上で、大事にしていることを教えてください

・マネージャーは何をする仕事だと思いますか?

・マネジメントで苦労していることは何ですか?

・経営陣との折衝はどのようなものありますか?

 

自分の会社に入ったときに、どの程度マネジメントできるかどうかを見ています。上司、部下、他部署とのコミュニケーションを取れる人材かどうかを、色々な質問から確認しています。

またマネージャーとして勤務している人は、その会社で昇格しているケースが多いため、えらくなっても、勘違いせず謙虚な姿勢を保てているかどうかを見ています。

 

リーダーシップ

・理想とするリーダー像はどのようなものですか?

・リーダーに必要な要素は何ですか?

・あなたにとって、最も難しい意思決定はなんですか?

・対抗勢力があった場合には、どう対処しますか?

 

仕事に対して主的な姿勢をもって取り組むことが出来るのかどうかを見ています。抽象的な内容になってしまいがちです。例え話や具体的なエピソードがあれば説得力が出ます。

他の質問と同様、前向きな姿勢であることを心がけましょう。

 

新規事業

・新たにサービスや事業を企画し、提案した経験はありますか?

・新しいアイデアが出た場合、どのように形にしますか?

 

これまで新規開拓営業をして、実績になったことがあれば教えてください
新たな取り組みに対して、前向きで、ガッツある姿勢があるどうかを見られています。

与えられた仕事をこなすだけではなく、周りがやっていないことに対して、自分の頭で考えてトライアンドエラーをした経験が非常に評価されます。

業務の改善などの事例でも構いません。規模の大きい小さいは関係なく、仕事を1から形にしていく過程を確認しています。

 

海外・語学

・語学は仕事でどれぐらい使っていましたか?

・これまで外国籍や異教の方と働いたことがありますか?

 

グローバルに活躍するためには何が求められると思いますか?
語学力をチェックしています。経歴書上、ビジネスレベル、日常会話レベルなど基準が分かりにくい表記になってしまうことがあります。そのため、どの程度なのかを使用したシーンなどから確認しています。

経験や語学力がなかったとしても、語学を使用することに対して、前向きな姿勢であれば問題ないでしょう。

 

チームワーク

・チームで成果を上げた事例を挙げてください。その時のあなたの役割を教えてください

・あなたにとってチームワークとは何ですか?

・扱いにくい同僚、部下や上司がいた場合にどのように対処しますか?

 

特に第二新卒などの年齢の若い方や、プロジェクト単位でチームメンバーと仕事をするような場合に質問されるケースが多いです。

相手の立場に立って、物事を考えられるかどうか、コミュニケーション能力はあるかどうかを確認しています。「コミュニケーションを円滑にとれるように工夫した」というようなエピソードがあれば評価されるポイントです。

 

調整・交渉

・社外、社内で調整する業務はありますか?

・対外的に利害関係のある立場で、交渉する場面での経験はありますか?

・利害関係のある衝突があった場合、どのように対処しますか?

 

管理職など、20代後半以降の応募者に質問する場合が多いです。立場の違う双方のメリットデメリットを正確に理解し、丁寧なコミュニケーションをとれるかどうか、粘り強い姿勢を持っているかどうかを確認しています。

調整する双方の立場、目的、内容、結果の状況を整理し、コンパクトにまとめられるようにしましょう。

 

転職活動

・転職を考えたきっかけや理由は何ですか?

・転職活動をする上で、どのような軸で活動し、どのような基準で選んでいますか?

・弊社の他に、どこの業種・職種・会社を受けていますか?選考状況を教えてください

・これまで会った面接官の印象はどう持っていますか?

 

過去の面接した事例でほぼ100%質問された項目です。

ネガティブな表現を避けて、前向きな表現を心がけましょう。曖昧な表現を避けて、はっきり話すことは好印象です。

また、他社の選考状況も素直に話でおくようにしましょう。面接官が、他社の選考状況を確認する目的は、「転職者が話した転職活動の軸」と「退職理由」の一貫性を保てているかどうかを確認しています。

他社の選考が進んでいるから自社の選考も急ごう、というような観点での質問ではありませんので気をつけましょう。

 

志望意欲

・弊社に対してどんな印象を持っていますか?

・弊社に興味を持ったきっかけは何ですか?

・弊社のビジョンやバリューをご覧になり、どう感じましたか?

・この業界の中で、なぜ競合の○○社ではなく弊社を選んだ理由はなんですか?

・弊社の製品・サービスを使ったことはありますか?改善するとしたらどのような点ですか?

・応募企業のうち弊社の志望順位は何位ですか?

・複数内定をもらった場合、どのような基準で入社する会社を選びますか?

 

応募企業の研究した度合いを見ています。ホームページに記載されているような「ビジョンに感銘を受けました。」というだけでなく、「なぜ、どういうところが」という一段階深いレベルで、自分の言葉で話せるようにしましょう。

また、自社のサービスについて感想や意見を求めている場合は、あなた(転職者)が入社した後の当事者意識を持って調査しているかどうかを確認しています。

 

キャリアビジョン

・入社したらどんな仕事をしたいですか?

・弊社の事業に改善すべきこと、自分だったらこうするというアイデアはありますか?

・5年、10年後のキャリアイメージは持っていますか?

 

ここの質問では、「転職者のキャリアの方向性」と「採用企業の求めている仕事内容とキャリア」がマッチしているかどうかを確認しています。

5年後、10年後のキャリアを正確に描き切ることは難しいことだと面接官も理解しています。しかし、前向きであり、採用企業にとって魅力的かつ現実的であるかどうかを確認しています。

キャリアのイメージが湧かないという人にも面接官の質問の的を外さないやり方があります。採用企業のホームページに掲載されている社員の紹介ページから、入社後のキャリアを想像するヒントを基に考えると、現実性が増します。

注意点として、海外転勤する、新規事業を開発するなど不確定要素があって、あまり現実味の無いような内容は避けておきましょう。

 

成長意欲

・今、仕事以外で勉強していることはありますか?

・これまでの経験で、一番成長した時期や出来事はなんですか?

 

常に、最先端の情報を自主的に情報収集し、勉強をする考え方があるかどうかを確認しています。

特にITエンジニア職の面接で多く聞かれる質問の一つです。目的をしっかり持って行動していることが伝われば問題ありません。

 

興味・好奇心

・弊社のいる業界の中で気になっているニュースはなんですか?

・普段の情報収集はどのように行っていますか?

 

ニュースを見ている、本を読んでいる、情報雑誌を読んでいる、メルマガを登録している、夜間専門学校に行っているなど何でも良いです。

しかし、投資銀行やコンサルなどの職種に多いですが「気になっているニュースのことに対して自分の考えを教えてください。」というような考えを求める質問もあります。

自分の業務に関することだけ情報収集せず、幅広い視野で物事を考えているかどうかを確認しています。

業界調査の一環として、企業の属する業界のニュースはチェックしておきましょう。

 

待遇・条件

・現在の年収はどれぐらいですか?

・希望給与どれぐらいですか?

・いつごろ入社できますか?入社時期をいつごろ決められますか?

・希望勤務地はありますか?転勤は可能ですか?

 

条件については、曖昧にせず、しっかり伝えましょう。入社時期など不確定要素がある場合には、確定できる時期や条件を伝えておくようにしましょう。

 

逆質問

・(最後に)質問はありますか?

・(最後に)言い残したことや、何か伝えておきたいことはありますか?

 

会社の方針などの抽象的な内容や、企業CSRレポートに書いてありそうな細かすぎる質問は逆効果です。質問が無いならば、入社への熱意や想いなど自己PRをしておく方がベターです。

 

家庭環境

・家族(奥様、旦那様)と転職活動について話していますか?

・小さなお子さんがいらっしゃいますが、送り迎えはどのようにしていますか?

・子供が風邪を引いた場合などは、どなたが対処しますか?

・通院する持病はありますか?

 

面接の流れで個人的な質問されることがあります。家族構成など聞かれても差し支えない範囲で回答するようにしましょう。

小さい子供がいる場合は、「子供が風邪を引いたときには、両親に依頼するなど、フォロー体制などを整えている」といった形で、勤務に影響がないように対応できるよう説明をしましょう。

自身の持病などの健康状態については、素直に回答しましょう。

入社後に何かあった場合には、面接時に虚偽の説明をしたとなっていまい、懲戒解雇の対象になり得ます。お互い合意の上、入社したほうが結果的に双方のためになります。

 

プライベート

・休日はどのように過ごしていますか?

・尊敬している人を教えてください

・趣味はなんですか?

 

このような質問は、あなた(転職者)の人柄を知りたいと思っています。

それ以外には、応募者の緊張を和らげるために質問したり、緊張感のある質問が続いたときのクッション役として聞く場合が多いです。

いつものあなたの姿を聞いています。背伸びせず回答しましょう。

 

エンジニア

・これまで経験した言語と環境を教えてください

・好きなブラウザ、好きなエディタ、好きなシェルはなんですか?

・わが社のサービスについてどういう印象を持っていますか?

・どのようなシステム、サービス、アプリを手掛けてみたいか

・今、勉強していることは何ですか?

 

エンジニア職の面接は、志向や興味の対象でスキルレベルを推測していきます。

また、技術の進歩が早い業界でもあるので、情報収集を怠らず、興味を持っている意欲があるかどうかなども評価のポイントです。

 

第二新卒

・大学・学部・学科・部活・サークル・論文を選んだ理由を教えてください

・新卒の就活は何社ぐらい受けましたか?

・新卒1社目の会社を選んだ理由を教えてください

・希望通りの会社に入社できましたか?

・自分に足りないと思うところ、仕事の課題は何ですか?

 

社会人として経験が浅いため、スキルチェックをされる質問ではなく、これまでの人生の沿革を聞いて、意思決定してきた軸に一貫性があるかどうかを確認しています。

また、自分に足りない部分や欠点など答えにくい質問もされることがあります。

圧迫面接になることはなく、自分自身を客観視することができるかどうか確認しています。経験したことを誇張せず、ありのままを述べることが評価につながります。

 

キャリアチェンジ

・なぜ、現職の職種を続けないのですか?

・なぜ、この職種を希望しているのですか?

・前職までの経験で、弊社で活かせる経験やスキルがあれば教えてください

・希望していない職場に配属を命令されたらどうしますか?

 

転職理由や志望動機を細かく質問される方の多くは異業種への転職の場合です。重要なことは話す内容に辻褄が合っているかどうかです。

また、異業種への転職の場合、直接活かせる経験が少ないです。スキルをアピールできない分、その仕事で培った仕事への姿勢や考え方、素養は言語化して、PRできるようになっておきましょう。

例えば問題意識をもって、改善提案を行った事例や1から業務を作り上げた事例など、どんなことでも構いません。

その仕事を進めたプロセスや進め方自体が評価されるポイントです。

 

ブランクがある・正社員経験が浅い

・離職期間中は何をしていましたか?

・なぜブランクがあるのですか?

・なぜ今、就職活動を開始したのですか?

・なぜアルバイト(派遣)を選んでいたのですか?

 

虚偽の無いよう回答すれば、問題ありません。曖昧な表現は避け、ハキハキと話すようにしましょう。

 

転職回数が多い

・退職理由を教えてください

・自分と合わない上司がいた場合に、どのように対処しますか?

・つまらないと思う仕事に対して、どのように取組みますか?

・これまで自分に向いていると思う仕事と、その理由を教えてください

 

厳しい環境にあった場合、逃げ出してしまうのではないかと見られがちです。

退職理由を根掘り葉掘り質問されることはありませんが、回答内容から間接的にその人の思考回路を見て、人間性を判断します。

他責、ネガティブなどの表現があるとマイナス評価につながりますので、あくまで前向きな姿勢をPRしましょう。

 

中小企業・ベンチャー

・なぜ知名度の低い弊社を応募したのですか?

・応募した業務内容以外にも担当することもありますが、問題ないですか?

・残業・休日出勤は可能ですか?

 

中小企業やベンチャー企業は複数の業務を兼務することがあります。

また、事業展開に応じて新たな業務を担当することも多くあるため、仕事への柔軟性があるかどうかを確認しています。

残業や休日出勤に対しては協力姿勢を示しておきましょう。

 

3.まとめ

これまで、転職面接の質問リストをそれぞれご紹介しました。

冒頭ご説明した通り、面接時の質問に対して、その場で考えて、その場で答えるのはかなり難しいです。

事前に準備して、スラスラと話せるような状態で面接に臨むのがベストです。

退職理由などネガティブになりがちな説明など要注意です。

「面接でこのように説明してよいのだろうか?」

「面接前に練習しておきたい」

という方は、転職エージェントに相談することをおすすめしています。

 

面接対策に悩む方へ|おすすめの転職エージェント3社と活用ポイント

 

こちらを参考にしてください。

面談に丁寧な転職エージェントに相談すると、応募書類の書き方や退職理由の説明方法などアドバイスをもらうことができます。

特に『Spring転職エージェント』や『ワークポート』が面談に丁寧と評判です。

もちろん無料で利用可能ですので、大丈夫だろうかと悩んでいる方は、一度相談しにいくのもおすすめです。

皆さまの転職活動に、お役に立てれば幸いです。