アクセンチュアへ転職考えていませんか?
応募を考えるうえで、企業ホームページや採用ページ、求人情報以外の職場風土や給与について調べようと考えていても口コミサイトがいくつもあって、どれを見ればいいのか分からないことになっていませんでしょうか。
こちらのページでは、転職エージェントとして転職支援を行ってきた経験とネットワークをもとにアクセンチュアに転職を考えている人に向けて、知っておくべきポイントと内部情報に関する評価の口コミ情報を分析し解説します。
こちらを全て読めば、アクセンチュアに転職すべきか決めることができ、転職するための方法を理解することができるでしょう。
1.1分でわかるアクセンチュアの概要と転職するときのポイント
1-1.アクセンチュアの概要
- 1995年設立の総合コンサルティングファーム。米国からアイルランドに本社拠点を移している
- デジタル、テクノロジー領域の事業に力を入れ始めており、積極的に採用している
- 平均給与750万円。職位、職種によって給与体系が異なる
- 「up or out」 から「up or stay」の文化になっており配置転換などの仕組みができている
- 独自の働き方改革に向けた社内プロジェクトにより、長時間残業が解消していきている
- 女性採用、管理職登用などダイバーシティーを進めている
1-2.アクセンチュアに転職するときのポイント
- 自ら情報やプロジェクトノウハウをキャッチアップし、成長できる環境がある
- アクセンチュアらしい人材(仕事の進め方やバリューへの共感など)が求められる
- 選考対策を行うために転職エージェントを有効活用して転職活動を進めましょう
1-3.アクセンチュアの口コミまとめ
2.アクセンチュアの会社・事業概要
社名 | アクセンチュア株式会社 |
本社所在地 | 東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR |
代表者 | 江川 昌史 |
設立 | 1995年12月 |
資本金 | 3億5千万円 |
従業員数 | 10,000人以上 (2018年9月1日時点) |
売上 | 日本単独の売上は非公開 |
事業内容 | 「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供 |
2-1.事業概要
アクセンチュアは本拠地アイルランドに拠点をおく、総合型の経営コンサルティングファームです。米国のトップ監査法アーサー・アンダーセンからコンサルティング部門を子会社化し、現在のアクセンチュア(accent”と“future”(accent on future)の造語)となっています。現在では5つの領域に分かれてサービスを展開しています。特徴としてはIBMに次ぐシステム開発部隊を中心に、近年ではアウトソーシング、デジタル領域に力を入れています。
- ストラテジー(戦略系)
- コンサルティング(特定産業、分野)
- デジタル(Web、デジタル領域)
- テクノロジー(テクノロジー、デリバリー)
- オペレーションズ(アウトソーシング関連)
2-2. ミッション・バリュー
※accenture HPより引用
アクセンチュアは世界53か国43万人以上の社員が働くグローバル企業です。取引業界は通信、メディア、金融、医療など40以上にわたり幅広い顧客へサービスを提供しています。各領域の専門社員が新卒中途問わず入社しています。その中でもアクセンチュアとして会社のカルチャーを形作る特徴として以下の5つのコアバリューを大切にしています。
- スチュワードシップ
- ベスト・ピープル
- クライアント価値の創造
- ワン・グローバル・ネットワーク
- 個人の尊重
これらを掲げ、組織体制の構築および福利厚生制度の整備、社員一人ひとりの日々の行動方針に繋がっています。
2-3.トップメッセージ
※accenture HPより引用
2016年にIMJの株式を取得するなど、デジタル領域を強化しています。また「お客様に対して最高のサービスを提供するには、社員個人が最大の力を発揮でき、さらなる誇りを持てる職場環境を整備すべき」との考えのもと、アクセンチュア社内の働き方改革として残業時間の抑制、女性社員など多様性拡大などに取り組んでいます。
以前であれば戦略系、会計系、SIer系のサービス領域、長時間残業などのイメージが強い会社でしたが、近年ではテクノロジーの進歩に伴い顧客課題の視点が変わってきていることから、サービス領域や社内体制の変革を行っているようです。
2-4.グローバル展開
※accenture HPより引用
アクセンチュアは世界53か国43万人以上の社員が働くグローバル企業です。各拠点との業務上の連携を行うポジションやアサインに応じて各事務所に配属となる可能性があります。
3.アクセンチュアの採用・求人情報
社名 | 見るべきポイント |
事業概要 | 会社の企業理念やミッションを理解し、事業内容をチェックしておきましょう。代表者によるトップメッセージや事業方針を念頭にあなたのキャリアにマッチしているかをしっかりと考えましょう。 |
採用・求人情報 | 求める人物像をチェックし、考え方などあなたに合っているかを考えましょう。会社採用ページの代表者や人事担当者、社員の紹介ページを参考にしましょう。 |
働き方 | 企業の求人票やホームページの福利厚生制度などの調査だけでなく、転職エージェントや口コミサイトなどの第三者からも幅広く情報収集を行うことで、企業研究の質が上がります。 |
3-1.採用メッセージ
※accenture HPより引用
アクセンチュアの採用ページに求める人物像は、「私たちが求めるのは、アクセンチュアによって自らを進化させ、アクセンチュアに進化をもたらす人材」と定義しています。
未来のアクセンチュアに必要なDNA
- 背伸びをしてでも目標に手を伸ばさずにはいられない
- 自分も会社も世の中までも、変えたいと望む
- ここで成長したあとは「次のステージ」も視野に入れている
- チャレンジに、手加減をしない
- タフな状況も、先頭に立ち楽しめる情熱がある
- 正しい判断のためには、上司との衝突も辞さない
- 信念に基づき、主張し、実際にやりとげる
- チームワークの可能性を信じる
- 多様な文化、相違する意見の中にこそ宝石があると知っている
- 常に誠実さを失わず、言行一致の気概がある
アクセンチュアに転職を考えている人は、スキルマッチングさせることはもちろんのこと、これまでの経験やキャリアを積んできた過程の中で、これらの考え方にフィットしてきている、これからもアクセンチュアでもこれらのDNAに称される考え方や価値観にマッチしていることを伝えることが大切です。
3-2.平均年収
職種によって変わり、コンサルタント職であれば年俸430万円、エンジニア職であれば330万円が新卒のベースとなる。毎年昇給昇格があり、職位が上がるごとに100万前後昇給するようです。
役職 | 年俸(推定) |
アナリスト | 430~600万円 |
コンサルタント | 650~750万円 |
シニアコンサルタント | 750~900万円 |
マネージャー | 1,000~1,500万円 |
ディレクター | 1,800万円~ |
※口コミサイトより統計
第二新卒の転職であれば、アナリストクラスの入社となります。その他一定年数専門分野を経験した人の場合はコンサルタント以上の職位で入社となるようです。
3-3.労働環境
・平均残業時間 18.4時間(※厚生労働省 女性の活躍推進企業より抜粋)
・有給消化率 84.5%(※厚生労働省 女性の活躍推進企業より抜粋)
・福利厚生制度
- 従業員株式購入プラン:(アクセンチュアの株式を15%割引で購入可能)
- カフェテリアプラン(年間4万5千円)
- 住宅手当(最大3万円)
- 長期収入所得補償(病気ケガで長期間働けなくなった際に、5年間年収の約60%が補償される)
- 確定拠出年金制度((給与の5%を毎年拠出し、希望により前払い退職金として受け取ることも可能)
- Accenture Discount Directory(ホテル使用など割引特典)
- 財形貯蓄制度、退職年金制度
本人に万が一の場合、生活に困らないように会社が保険に加入しており、6割の給与が支給される保険があります。また確定拠出年金など大手企業にあるような制度が整っています。
※accenture HPより引用
アクセンチュアは、独自の働き方改革として2015年4月より「Procjet PRIDE」と称した施策を行っています。経営トップ、部長以下のをコアメンバーとし、コアバリューの行動指針に基づき、「人を活かす職場づくり」を推進し、生産性向上、働き方改革を行うために約100近い施策を実施しています。(以下抜粋)
・18時以降の会議禁止
・短日短時間制度の導入
・在宅勤務制度の全社展開
・生産性の高い社員により報いるための給与制度の改定 など
結果的に「残業時間の大幅な削減」、「離職率半減」、「有給取得率70%→85%」などの効果が出ています。
4.アクセンチュアの求人情報
現時点で、求人についてアクセンチュアのホームページとdodaエージェントサービスが求人を掲載していました。
部門 | 募集職種 |
戦略部門 |
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コンサルティング部門 |
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デジタル部門 |
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テクノロジー部門 |
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オペレーション部門 |
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管理部門 |
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※accenture HPより引用
4-1.アクセンチュアの求人について
アクセンチュアは転職エージェント経由の採用も積極的に行っています。大手各社求人を保有しています。アクセンチュアのHPに掲載されているポジション以外にも集めていることも考えられますので、同社の採用動向について転職エージェントを活用してチェックしておくことも良いでしょう。
5.アクセンチュアの口コミ情報まとめ
アクセンチュアの口コミや企業情報、内部情報について4つの軸でまとめました。
- 人事(待遇の満足度/福利厚生)
- 仕事(やりがい・達成感/成長・教育制度)
- 職場(風通しの良さ/職場の士気)
- 制度(コンプライアンス/人事評価制度)
備考 | |
待遇の満足度
福利厚生 |
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やりがい・達成感
成長・教育制度 |
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風通しの良さ
職場の士気 |
|
人事評価制度
コンプライアンス |
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その他 |
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5-1.待遇の満足度/福利厚生
他業界と比較して年収が高く、満足度は高めです。
コンサルティング部門とテクノロジー部門の給与体系が異なっており、コンサルタント職の方が高く設定しています。また、コンサルタントクラスまでは住宅補助や残業代がつきますが、マネージャー以上になるとこれらの諸手当が支給されなくなります。しかし、諸手当以上に賃金ベースが上がるため、給与レンジは安定します。
残業時間についてはプロジェクトの繁忙や上司の判断如何で残業代がつくかどうかが決まるようです。
コンサルタント職まではプロジェクトによって収入にばらつきがあるものの、評価制度によって、昇給額が分かりやすく上がるため、不満のあるコメントが少なめです。
5-2.やりがい・達成感/成長・教育制度
プロジェクト単位で仕事をすることが多いためそれぞれ新たな知識や情報をキャッチアップするスキルが身につき、OJTでスキルアップできることが評価は高いです。
業務を通じて、コミュニケーションを取るスキルが身につき、コンサルタント職に関わらず活かせるスキルが身についているというコメントが多くあります。
- 背景の違うメンバーとの意思疎通、認識合わせ
- 業界情報などの調査方法、まとめ方
- 効果的な質問方法、ヒアリング
- 業界用語各種まとめ など
業務を通じて、成長できるノウハウが共有されており、自らキャッチアップしていくことが必要となる。
クライアントの課題がベースにプロジェクトが進行していくためOne to Oneソリューションとして常に問題解決する思考力が鍛えられる。
5-3.風通しの良さ/職場の士気
風通しの良さは、アクセンチュアの良いところとして言われている社風で、高い評価となっています。
直属の上司、チームメンバー同士が各作業の目的や方法、所要工数などの認識合わせを行っており、情報共有を徹底しています。これまでのプロジェクトで使ったシステムや資料に関するノウハウの共有などチームメンバー内で行っています。
働き方も自由であるというコメントもあり、プロジェクトの成果さえ出していれば勤務時間を自由に設定できる。
また以前であれば実力主義で軍隊のような社風であった「up or out」の社風から「up or stay」というようになってきています。アウトソーシング部門など新たなサービスが出きて配置転換するような事例が増えてきています。
また海外拠点へのレポーティングや外国人の上司などの配置もあり、英語スキルはもちろんのこと多様性を推進している方針である。
5-4.人事評価制度/コンプライアンス
人事評価制度の透明性が高い、法令順守意識が高く、独自の社内ルールを設けており高い評価となっています。
人事評価は年次評価により決定し、4段階(SA、AB、CW、BL)で評価され、昇給額(前年比0~15%)を決定するときの指標になっています。評価者は所属部署の上司、プロジェクトごとの上司、キャリアアドバイザーに分かれており、それぞれのフィードバックをもらう形となります。プロジェクトによっての有利不利がないような仕組みになっており、公平性を保つための仕組みとなっています。
アクセンチュア独自の働き方改革を進めており、残業時間抑制などに力を入れているが、プロジェクトによっては残業時間がある職場もあるコメントがありますが、全体的に減ってきているようです。
6.アクセンチュアに転職するためには
アクセンチュアに転職を成功させるためには、転職エージェントを活用することをおすすめしています。転職エージェントを活用する理由は3つあります。
理由1.独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、企業のHPや転職サイトに掲載されていない非公開求人を保有しています。企業HPなどで募集していなくとも、企業から人材確保の依頼を受けて求人活動を行っています。このような求人は、転職エージェントに登録しなければ紹介されない非公開求人として扱われているため一般の転職市場に出回りません。
大手の転職エージェントであれば、アクセンチュアから依頼を受けている可能性があるため、求人を探す上で有効です。
理由2.業界情報や企業の選考情報を教えてくれて、選考対策を立てられる
転職エージェントは業界情報や採用企業各社の採用動向を教えてくれます。採用企業の選考の流れ、選考の評価基準、過去の面接での質問事例など選考ノウハウを蓄積しています。
過去の面接事例から、これまで採用不採用の人の特徴、具体的な質問内容など面接官のポジションなど事前に教えてくれます。
その情報をもとに、応募書類の添削や面接前に知っておくべき業界トピックスやニュース、面接質問リスト、模擬面接を行ってくれますので、転職サイト経由で自己応募するより選考対策を立てられます。
理由3.年収交渉や聞きにくい質問も代行して行ってくれる
選考段階で聞きにくいとされる入社時の想定年収に関する質問など、転職エージェントが代行して年収交渉を行ってくれます。
また、福利厚生に関する細かな質問や過去に応募企業を退職した社員の退職理由など聞きにくいことも転職エージェントが面接の前後問わず確認してくれます。
面接で質問しにくいような精神的に負担のかかるものに関して転職エージェントに任せておくことで面接対策に専念することができます。
7.アクセンチュアに転職を考える人は登録すべき転職エージェント5選
アクセンチュアに転職を考えている人におすすめの転職エージェントについて、以下の条件から厳選してご紹介します。
・アクセンチュアの求人(非公開求人含む)を保有している可能性がある
・業界情報や各種選考対策に関するノウハウを持っているか
・キャリアコンサルタントの質が良いか、サポートは丁寧か
7-1.リクルートエージェント|業界No1.多くの求人を紹介してほしい人におすすめ
『リクルートエージェント』は、求人件数、転職決定数など業界No1の転職エージェントです。
ほぼすべての業界に対応しており、総合型転職エージェントです。こちらは他のエージェントと比較しても圧倒的な数の求人件数を保有しています。メディア運営、企業への高い営業力とコネクションにより、業界最大手に位置しています。
実際に登録をして、求人の紹介を受けると大手と呼ばれる企業の求人がずらりと並びます。
選考に進むとなると『AGENT Report』と呼ばれるレポートで、採用企業ごとに業界分析、選考ポイント、入社事例などをまとめた資料を求人票とは別にもらうことができます。
採用企業の立場から見ても、リクルートエージェントの圧倒的な人材データベースがあるため、求人依頼をするときには高い確率で依頼します。
出来るだけ多くの求人を紹介してほしいという人にはおすすめです。
7-2.dodaエージェントサービス|業界No2.キャリアコンサルタントの質が高い
『dodaエージェントサービス』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する業界No.2の総合転職エージェントです。
こちらも大手企業を中心に非公開含む豊富な求人を保有しています。
おすすめしたい点はキャリアコンサルタントの質の高さです。転職者の希望するキャリアを理解して、マッチング率も高いと評判です。転職実績も多く業界情報や選考情報を教えてくれます。また、職務経歴書の添削など丁寧な転職サポートを提供しているため、満足度が高いと評判です。
7-3.パソナキャリア|初めての転職、女性の転職に強い
『パソナキャリア』は、大手転職エージェントの中でも、丁寧なキャリアコンサルティングが評判で、幅広い相談を受け付けており、初めての転職活動を行う方にぴったりです。
また、女性に転職に強いことも特徴の一つです。パソナキャリアの母体であるパソナは、1976年創業で、『育児を終えてもう一度働きたい女性へ向けて、能力や技術を活かすことのできる適切な仕事の場をつくりたい』という想いから派遣業を開始し、現在業界第2位のポジションにいる大手企業です。
面談に訪問したときに全員に配布される『転職必勝ガイド』に非常に有益な内容が書いてあります。職務経歴書の書き方や、面接質問集など転職活動の全体を理解するうえで非常に評判の良いものです。このためだけに面談するのでも充分に価値があるものと言えます。
7-4.マイナビエージェント|新卒メディアNo1の実績
『マイナビエージェント』は、新卒No.1メディア「マイナビ」を運営する総合転職エージェントです。
大学の就活生の大多数が利用していることから知名度もあります。マイナビエージェントを利用する企業はそのようなターゲットに向けて求人をだす会社が多く、その中には大手企業も数多くいます。
また、中途採用市場においては、中小規模の企業の求人の強みを持っており、他の転職エージェントと比較して独占求人を扱っていることが多くあり、求人の内容は申し分ありません。リクルートなどで紹介される求人がマッチしなければ、登録して損の無い転職エージェントです。
7-5.JACリクルートメント|管理職、ハイキャリアの転職におすすめ
『JAC リクルートメント』は、イギリス発祥の外資系転職エージェントで国内業界No.3に位置します。海外、グローバルポジションについては国内実績No.1です。
大手企業や海外企業の求人も豊富で、ハイキャリア、高年収の求人割合が高いです。
JACリクルートメントの特長の一つとして、企業と転職者の担当を一人で行うため、企業の採用に関わる情報を深くヒアリングしています。そのため面談後に紹介される求人のマッチ度も高いと評判です。また、キャリアコンサルタントの質が高く、キャリアプランの相談などこれから転職を検討している方などにおすすめです。
8.転職エージェントを最大活用する7つのポイント
8-1.複数の転職エージェントに登録する
転職エージェントは1社だけではなく、2~3社程度登録しておくことをおすすめしています。登録の手間がかかりますが、その分メリットがありますので登録しておくと良いでしょう。
各会社の独占非公開求人を網羅できる
転職エージェント各社は、自社だけが保有している独占案件と呼ばれる求人を保有しています。複数の転職エージェントを登録することで、それらの独占求人を網羅することができます。
転職エージェント各社の強みや特徴を活かして使い分けることができる
転職エージェントによって強みを持つサービスが異なります。初めての転職の人やこれから転職活動の準備を進める人にはパソナキャリアなど丁寧なサポートをしてくれる転職エージェントを選ぶと有効です。
自分にあったエージェント担当者に出会う確率が上がる
転職エージェントの担当者には良い担当者もいれば悪い担当者もいます。良い担当者に出会うことで求人の紹介の質、企業への推薦の営業力など転職サービスの質が格段に違います。良い担当者であれば、「御社の事業にお役に立つ人材だと思いますが、いかがでしょうか?」と推薦してくれることもあります。
複数の転職エージェントに登録してから、自分に合った担当者を絞っていきましょう。
8-2.すぐに転職すると伝える
転職エージェント担当者から必ず質問を受ける一つに、転職時期を確認されます。
大半が、「良いところがあればすぐに」、「1か月以内」、「3か月以内」、「時期は決まっていないが転職を考えている」といった具合です。
その場合は、「良いところがあればすぐに」と回答しましょう。
そうすることにより、転職エージェントの優先度が上がります。求人を紹介してもらえないと、転職活動の第一歩にならないので、「良いところがあればすぐに」と回答することで、より早く情報を提供してもらえるようにしましょう。
8-3.定期的に連絡を取っておく
キャリアコンサルタントから定期的に「転職活動のご状況は?」、「紹介した求人案件への興味は?」、「希望条件に変わりはないか?」というように連絡が来ます。
転職エージェント側のシステム・データベースで、転職者一人ひとりの履歴が保存されています。こちら側の状況を伝えておくと、その内容と最終連絡日の履歴が残ります。そうするとエージェントとしては、「まだ転職活動見込みがありそうだ」ということになり、新しく求人が発生した場合など、優先的に紹介してくれる確率が上がります。
また、メールや電話でなくとも転職エージェントの登録者が利用するシステムへのログイン日も一つの基準になります。定期的にログインしておくなどしておくとおすすめです。
8-4.嘘をつかない
履歴書や職務経歴書の記載内容に、事実と違うことを書いてしまうことです。
意外にも、事実と違うと発覚するケースは多いです。例えば、転職エージェントに登録した時に、数年前の登録情報と違う?といったケースもよくあります。
そうなると、虚偽の報告をする方だと、要注意人物と見なされ、求人の紹介を受けにくくなってしまいます。
8-5.悪い担当者が担当した場合は、担当者変更を依頼する
転職実績が豊富にある大手総合型転職エージェントに登録しても、サービスの質が悪い担当者になってしまうこともあります。
事情として経験が浅い、業務が忙しすぎて対応してくれないなど事情があるかもしれませんが、シビアに担当替えを依頼しておきましょう。
エージェントに「先日お伺いしたご担当者へ転職活動のご相談をさせていただきまして、有難うございました。更に詳しい情報について別の担当者のお話を伺いたく、ご紹介していただくことは可能でしょうか。」といった形で連絡すれば、別担当者から再度連絡をもらい面談してもらうことができます。
担当者変更は良くあることですので、連絡しても印象が悪くなることはありませんので、転職支援を受けるためにはやっておきましょう。
8-6.転職エージェントの勧める求人を見定める
転職エージェントに登録し、面談の時に職種などの希望条件を伝えると、5件から50件程度求人の紹介を受けます。それらを一つ一つに目を通して、応募するかしないかを自分で決めていきます。
「ここが希望と違った、ここが希望に近いので応募したい」などと条件とのマッチングをしていくと紹介してくれる求人の質が上がっていきます。
8-7.複数のエージェントから同じ企業に応募しない
複数の転職エージェントに登録していても、同じ採用企業に応募しないようにしましょう。転職サイト経由の場合でも同様です。同タイミングで応募した場合、採用企業としてもどちらの転職エージェントと対応して良いか困惑してしまいます。
その場合、必ず採用企業側から両方の転職エージェントに連絡がいきますので、結果的に採用企業と転職エージェントの双方に、情報管理ができない転職者という見られ方をされ、応募が出来なくなったり、転職エージェントからサービスが受けられなくなることもありますので、注意しましょう。
また、採用企業の中には過去1年以内に応募した転職者は選考対象外にする会社もあるため、仮に過去に応募したことのある場合は、転職エージェントに確認しておくとよいでしょう。
9.まとめ.
アクセンチュアに転職する時に知っておくべき転職のポイントについてご紹介してきました。アクセンチュアは待遇面の満足度は高いです。プロジェクト単位で仕事を組まれることが多く、新しい知識やプロジェクトノウハウを共有する仕組みがあるため、自らキャッチアップしていく人にとっては成長できる環境としておすすめです。
また、以前のような長時間労働のイメージを払拭するための独自の活動により、働き方が変わってきていますので、「激務」と思って敬遠していた人も転職先として検討しても良いでしょう。
企業情報や職場に関する情報を十分集めて転職活動を進めるために、転職エージェントの活用をおすすめしています。
アクセンチュアへ転職を考えている人におすすめの転職エージェント5選
・リクルートエージェント|業界No1.多くの求人を紹介してほしい人におすすめ
・dodaエージェントサービス|業界No2.キャリアコンサルタントの質が高い
・パソナキャリア|初めての転職、女性の転職に強い
・マイナビエージェント|新卒メディアNo1の実績
・JACリクルートメント|管理職、ハイキャリアの転職におすすめ
こちらが皆様の転職のお役に立てれば幸いです。