人事が語る!面接でリュックはNG?知っておくべきマナーまとめ

「普段仕事でリュックを使っているけれども、面接にもリュックで行っても大丈夫?」

などと面接の準備でお困りではありませんか?

面接で訪問するときのアイテム選びについて、企業の面接官はリュックをNGとする場合が多いです。

しかしながら、リュックでも問題ないとされる場合もあります。こちらのページでは、これまでの人事の経験から企業担当者がどのような評価をしているかどうかを解説していきます。企業面接のTPOをわきまえてアイテムを使い分けるポイントとして、企業選考の突破に向けて参考にしてみてください。

 

1.面接にリュックがNGな4つの理由

面接でリュックを避けておくべき理由について4つご紹介します。

カジュアルな印象が強く、面接向きでない

ビジネススタイルでリュックを使う人が増えてきていますが、どうしてもカジュアルな印象が強く思われがちです。

企業面接においては、双方が選ぶ選ばれる立場であり、緊張感のある場においてカジュアルなアイテムがそぐわないと考える面接官もいるため、控えておくのが無難です。

 

スーツの背中、腕周りにシワができる

リュックを背負っているとスーツの背中や腕、肩の部分にシワが残る場合があります。面接の身だしなみとして服装の清潔感を損なうことがありますので、リュックをおすすめしていません。

 

書類保管に不向き

リュックのサイズや形によってA4サイズの書類がキレイに入らないことがあります。

面接では会社案内のパンフレットや守秘義務誓約書などの書類を面接で渡される場合があります。

書類を折り曲げたり無理にバックに入れることは相手の心証を悪くする原因になります。仕事上、書類の保管や整理整頓などの意識が低いのではと評価される場合があるので控えておきましょう。

 

ビジネスリュックに対する面接官の好みが分かれる

ビジネスリュックは仕事で使っても良いと考える人と仕事でリュックはカジュアルすぎて不適切と考える人もおり、好みが分かれるアイテムです。

初めて会う面接官の好みが分からない分、心証を悪くするリスクを避けるという意味でビジネスリュックは控えておきましょう。

 

2.リュックでも問題ない場合

2-1.私服可の面接

普段の仕事でもスーツを着用せず、私服で仕事をするような会社では、私服可とする面接も多いです。このような場合は、リュックを使用しても問題ありません。

注意しておくことは、短パンなどラフすぎる服装は避け、リュックも控えめなデザインのものを選んでおきましょう。

 

2-2.アルバイトの面接

アルバイトの面接は、スーツ着用を指定されるところは少なくリュックを使用しても問題ありません。

 

2-3.企業説明会

企業面接会や転職フェアなどの集合説明会では、リュックを使用しても問題ありません。このような場合、配布資料が面接と比べて多いため、A4サイズが入る少し大きめのものを選ぶようにしましょう。

 

※遠方からの転職など、大きめのリュックは控えておきましょう。

遠方からの転職では、大きめのリュックやスーツケースを使用する場合が多いですが、面接では駅のコインロッカーにしまっておきましょう。

荷物になりますが、面接用のバッグを別で持っておくと良いでしょう。

 

3.リュックで面接に行く時の注意点

リュックで企業に訪問する時も注意点があります。リュックを使用しても問題ありませんが、使い方にもマナーがありますので、代表的なものを3つご紹介します。

カジュアルすぎるデザインは避ける、黒無地などシンプルなデザインを選ぶ

リュックのデザインは控えめのものを選ぶのが基本です。以下のようなポイントをリュックを選ぶ上での参考にしてください。

  • 無地などシンプルなデザイン
  • 黒など濃い色が望ましい
  • 高価なブランドものは避ける
  • キャラクターなどの趣味、嗜好が分かるものは避ける

 

床に置いて自立するものが望ましい

面接で着席するときにリュックを床の上で自立できるリュックが望ましいです。机やいすに立てかけ、バランスを崩して倒れたりすると、立て直しをしなければならず、最悪の場合中身が出てしまうことがあるとスムーズに面接が進みにくくなります。

自立できるデザインのリュックを選んでおきましょう。

 

オフィスに訪問する時は手で持つ

リュックを背負いながらオフィスに訪問することはあまり好ましくありません。持ち手部分や取っ手部分を手で持って移動するようにしましょう。

取り出し口など外に見えるように持ち運びましょう。

 

4.まとめ

面接にリュックで行くことがNGな理由、例外としてリュックが許される場合と注意点についてご紹介しました。

面接官は、応募者の持ちものからも趣味、志向を評価します。企業面接での身だしなみについてもマイナスの評価にならないようにアイテム選びを注意しておきましょう。

面接での身だしなみや持ち物について不安のある人は、転職エージェントに面接対策を相談しておくと良いでしょう。

リュックやバッグなどの持ち物に関わらず、服装や履歴書の添削などあらゆる相談に乗ってくれます。

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非公開求人を紹介してくれるだけでなく、良い場合でも悪い場合でも企業からの評価をフィードバックしてくれますので、転職活動に活かせることでしょう。

面接に不安のある人は模擬面接を行ってくれますので、面接対策を行いたい人は転職エージェントを活用しておきましょう。

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その他にも面接対策を行う上でのポイントを細かく解説していますので、参考にしてみてください。

面接対策に悩む方へ|おすすめの転職エージェント3社と活用ポイント

 

こちらの記事が、皆さまの転職活動のお役に立てれば幸いです。