「面接で出されたお茶は飲んでいいの?」
「面接の合否に影響はないの?」
面接で出されるお茶の対処方法に困っていませんか?
面接で出されるお茶を飲んでも飲まなくても合否に影響することがありません。しかしながら、お茶の飲み方など最低限の社会人マナーを守っているかどうかが印象を悪くしないためのポイントになります。
企業が面接でお茶を出す理由は2つあります。
- 応募者にリラックスしてほしいため
- 自社のブランディング、広報のため
飲料メーカーなどは自社ブランドの飲料を宣伝するための目的もあれば、自社の会社のロゴをパッケージにペットボトルラベルを作成するブランディングを行う企業もあります。
多くの場合は、会社側の配慮でお茶を出してくれている場合がほとんどですので、お茶を飲んでも問題ありません。
こちらのページでは、面接でお茶を出されたときにマナーについて以下の5つにまとめて紹介していきます。
1.面接で出されたお茶を飲む5つのタイミング
面接で訪問した時に出されたお茶を飲んでも失礼にあたらないタイミングは5回あります。
- 面接官が入室する前
- 面接官に勧められた場合
- 面接官がお茶を飲んだ時に合わせて飲む
- 話が途切れて間があるとき
- 面接が終わった最後
面接官が入室する前
受付係に面接ブースに案内されたときに、面接官が来る前にお茶を出してくれる場合があります。
その時には口に含む程度の少量であれば飲んでも大丈夫です。コップの3分の2より少なくなるようでしたら結構飲んでるな、と思われるかもしれませんので一つの目安にしておくとよいでしょう。
面接官に勧められた場合
面接官の配慮で面接官に勧められた場合はお茶をのみ対応しましょう。どちらかが話をしている最中は控えておきましょう。
応募者側が話をしている最中にお茶を勧められた場合、話を中断してお茶を飲むのは話をスムーズに進められなくなりますので、一通り話し終わったら飲んでも失礼にあたりません。
面接官がお茶を飲んだ時に合わせて飲む
面接官がお茶を飲むと同時に、合わせて飲むことも問題ありません。
話が途切れて間があるとき
面接の会話が途切れた時や、面接官が資料をチェックしている間にお茶を飲んでも大丈夫です。
面接が一通り終わった後
面接の質疑応答が一通り終わり、雑談になった場合や終了の挨拶をしたときに少し飲む程度は問題ありません。
面接中に一口も飲んでいない場合「出していただいたお茶に手をつけないことも、お茶を出した方に悪い」という意味合いで少し飲んでも大丈夫です。
また、少しお茶が残っている場合「出していただいたお茶を残すのは申し訳ない」という意味合いで全て飲み干すということもあります。営業職の人は日ごろの取引先の訪問で実践している人がいるのではないでしょうか。
2.お茶を飲んではいけない2つのタイミング
相手が話しているときには飲まない
相手が話をしている最中はお茶を飲むのは控えておきましょう。話に集中していない印象を持たれるかもしれないからです。
一回のタイミングで全て飲み干さない
暑い時期や緊張でのどが渇いているときであっても、お茶を一気に飲み干すのは、やめておきましょう。
3.面接でお茶を飲むときの6つマナー
面接で出されたお茶を飲むときに気を付けておくべきポイントを6つ紹介します。
お礼を伝えてからお茶に手を伸ばす
お茶を飲む前に声に出して面接官に聞こえる程度で「いただきます」と言いましょう。
左手を添えておくと丁寧な印象になる
片手で飲んでも問題ありませんが、湯飲みなど取っ手がないものは、左手(コップの置いてある反対側の手)を添えて飲むと丁寧な印象になります。
音は立てない
お茶を飲むときは「ズズー」と音を立てるのは、みっともない印象になります。静かにゆっくり飲むことを心がけましょう。
何回かに分けて飲む
一回で飲まず3~4回程度に分けて飲み干すように飲み進めると良いでしょう。
面接が終わった時はテーブルの端に寄せておく
面接が終わった時は「ありがとうございました」「ごちそうさまでした」と一声をかけて、テーブルの端に寄せて、後片付けがしやすい位置に置いておくと周囲に配慮ができる人という印象を持たれます。
女性の場合は口紅、リップが残らないようにふき取る
女性の場合、コップの縁に口紅やリップの跡が残らないように面接の最後にティッシュなどでふきとっておきましょう。指でふき取るのはマナーとしてみっともないので控えておきましょう。
※お茶の飲み方が変だと人間性を疑れることも
実は面接官はお茶の飲み方をチェックいます。一部、営業職や秘書などは取引先や来客対応などで外部の人間と接する機会も多く、このようなマナーはおさえているものとされています。
4.ペットボトルを出された場合
コップではなく、ペットボトルでお茶代わりに提供してくれる会社もいます。コップを洗う手間も少なく、保存も楽であるためペットボトルのお茶や水を提供してくれます。
ペットボトルで提供されたときの対処法を3つ紹介します。
面接が終了した場合は置いておく
面接が終わった場合は、置いて帰るのが基本です。ペットボトルの蓋はゆるめずしっかりと閉めておきましょう。
「お持ち帰りください」と言われたら持ち帰る
大抵の場合は、提供したペットボトルを「是非おもちかえりください」と勧められますので、「有難うございます、いただきます」と応じて持ち帰りましょう。
※面接官としてはペットボトルを持って帰ってくれた方が助かる
ペットボトルを廃棄する時の分別など手間がかかって面倒であるため、面接官としては持って帰ってもらった方が助かります。
集合説明会やグループ面談の時は持ち帰る
集合説明会などの大きい会場に設置されているペットボトルなどは持ち帰る方が良いでしょう。
5.まとめ
面接で出されるお茶の飲み方においても、相手に失礼のない印象を持たれないように心がけておくことが大切です。
社会人としての最低限のマナーとして対応していきましょう。
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